コキモンウスグロノメイガ。
Digital Moths of Japanには「東海地方や北陸地方より南に分布する種で、四国、九州、対馬、屋久島に多産する」とあるが。
キモンウスグロノメイガは、黄帯のくびれた部分が鋸歯状になるようだし。
みんなで作る日本産蛾類図鑑によると、「標高1000mくらいの山に行くと見かける」とあるので、このコはキモン~ではなく、コキモン~だろう。
①前翅外横線
②黄帯は大 . . . 本文を読む
ホソオビコマルハキバガ。
ホソオビキマルハキバガから名前が変わったらしい。
①下唇鬚:上に反り返る
②前翅地色:茶色っぽい黄土色
③内側の褐色帯:前翅前縁・後縁に届かない、不明瞭で時に点状
④外側の褐色帯
別名:
ホソオビキマルハキバガ、ホソキバキマルハキバガ
分類:
チョウ目キバガ上科マルハキバガ科マルハキバガ亜科
翅を広げた長さ:
16~20mm
分布:
本州、(四国?)、九州
平地~山地 . . . 本文を読む
クロカギヒラタマルハキバガ?
類似種サンショウヒラタマルハキバガがいて、同定には自信ありません。
頭部・胸部・前翅基部が乳白色で、その下が褐色、翅全体に光沢があることから、クロカギヒラタマルハキバガと見ましたが。
翅の後半部が銀色なのが気になりなすねぇ。
「地色は金属光沢を有する赤銅褐色」とされるので。
①下唇鬚:キバ状に上に反り返る
②頭部背・胸部背・前翅基部:乳白色
③前翅の地色:金属光沢の . . . 本文を読む
キマダラコヤガ。
黒地に橙色の斑模様の蛾で、似た種はいないようです。
草原の蛾で、河川敷などで見られるそうですが、全国的にそのような環境が失われ、数を減らしているようです。
このコは何で、コンビニの窓に居たのだらう?
ラッキー♡
RDB:
京都府:要注目種
分類:
チョウ目ヤガ上科ヤガ科キマダラコヤガ亜科
翅を広げた長さ:
20~26mm
前翅の長さ:
10~12mm
分布:
北海道、本州、四国 . . . 本文を読む
ホソコヤガの一種。
アヤホソコヤガなどに似ていますが。
前翅前縁の基部寄りに、細い黒線が並ぶ点が違います。
「四国産蛾類図鑑」と「愛知県豊川市と東三河の蛾類観察」では和名を「マエグロホソコヤガ」としているようですが、他のサイトでは確認できませんでした。
また、「四国産蛾類図鑑」では学名を「Araeopteron nigrizonatum」としていますが、これも他では確認できませんでした。
「 . . . 本文を読む
シマフコヤガ。
一見、地味ですが、なかなかに美しい蛾です。
頭頂部は白い。
①前翅内横線:暗色
②前翅外横線:暗色
③前翅中横線:暗色の帯状で、前・後翅つながる
④亜外縁線
ⓐ光沢のある淡色の鱗片群
⑤後翅外縁寄り:やや橙色を帯びる
⑥前翅前縁:黄色の斑点が並ぶ
⑦前翅頂は尖る
⑧前翅外縁:凹む
⑨腎状紋:暗色の小点
⑩縁毛:紫赤色
⑪頭頂:白い
分類:
チョウ目ヤガ上科ヤガ科ベニコヤガ . . . 本文を読む
ベニシマコヤガ。
①前翅内横線:不明瞭
②前翅外横線:前縁付近で内方に急激に曲がる
③横脈紋:暗褐色
④頭部:白色
別名:
ツマベニシマコヤガ
分類:
チョウ目ヤガ上科ヤガ科ベニコヤガ亜科
翅を広げた長さ:
14mm内外
前翅の長さ:
6~7mm
分布:
本州(関東以西)、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
7~8月(年1化)
幼虫で冬越し?
エサ:
成虫・・・詳細不明
幼虫・・・地 . . . 本文を読む
シロテンウスグロヨトウ?
ヒメサビスジヨトウ、シロモンオビヨトウなど類似種が複数おり、同定には自信ありません。
♀は中横線(前翅の中央の暗色の帯)の外側に黄白色の点があります。
ヒメサビスジヨトウに似ていますが、本種は前翅の外縁が丸味を帯びるそうです。
①前翅内横線
②前翅中横線:暗色の帯状
③外横線
ⓐ後縁付近でやや外側にふくらむ
④亜外縁線
⑤前翅外縁:丸みを帯びる
⑥白色点:純白ではな . . . 本文を読む
ホシコヤガ。
①内横線:二重
②暗色帯:内縁は直線的
③三角形の黒色紋
④腎状紋:淡色環のある黒色点
⑤外横線:二重、内側の線は淡紅色
⑥亜外縁線
分類:
チョウ目ヤガ上科ヤガ科スジコヤガ亜科
翅を広げた長さ:
20mm
分布:
本州(関東以西)、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
5~9月(年2化)
蛹で冬越し
エサ:
成虫・・・不明
幼虫・・・キツネノマゴの葉
その他:
前翅はや . . . 本文を読む
トサカフトメイガ。
過去に幼虫をアップしていますが、今回は成虫をアップ。
ピンボケ&ブレブレですが。
もっと良い画像があったら、差し替えようと思います。
①前翅基部:暗紫色を帯びる
②内横線:外側に湾曲する
③外横線:外側に突出し、鋸歯状
分類:
チョウ目メイガ上科メイガ科フトメイガ亜科
翅を広げた長さ:
33~41mm
前翅の長さ:
14~20mm
分布:
北海道(南部)、本州、四国、九州
. . . 本文を読む
コネアオフトメイガの♀。
♂は触角の基部に突起があります。
翅の真ん中が淡色で、付け根と先が黒褐色で緑がかります。
以前、アップしていますが、その際はピンボケ画像だったので、再掲載。
少しくたびれた個体。
①前翅基部:黒褐色
②灰白色で直線状
③外横線:灰白色
ⓐ一度括れ、外縁に戻る
ⓑ内側は黒褐色で縁取られる
Ⓒ外側は外縁まで黒褐色
④横脈点
⑤下唇鬚:キバ状に上向
分類:
チョウ . . . 本文を読む
ハジマヨトウ。
昨年の今日、撮影しました。
ようやくお披露目(笑)
幼虫はタケノコの中に潜り込むそうです。
ネット上の画像を見ると、見た目、ハマオモトヨトウの幼虫のまだら模様が筋模様に変わったような雰囲気ですね。
①前翅基部:暗褐色
②腎状紋:斜傾する
③白色条
④暗褐色の三角形紋
⑤胸部背:毛束がある
分類:
チョウ目ヤガ上科ヤガ科キリガ亜科
翅を広げた長さ:
30~50mm
分布:
本州 . . . 本文を読む
マエモンコヤガ。
マエモンコブガに斑紋が似ているので、コブガ科かと思って。
でも、どうもしっくりこない。
ついに「みん蛾」総当たりを敢行!
ようやく探し当てました。
①頭部:褐色
②前翅前縁:二つの褐色の三角形紋
③黒色紋
④②と③の間にはすき間がある
⑤前翅後縁:暗色の紋はない
分類:
チョウ目ヤガ上科ヤガ科スジコヤガ亜科
翅を広げた長さ:
19~20mm
分布:
本州、四国、九州
垂直分布 . . . 本文を読む
ナマリケンモンと思われます。
この個体は、ちょっと特徴が薄いようです。
しかも全体に緑がかっていて。
KONASUKEは、どうも緑がかったヤガ上科とは相性が悪いらしく。
同定に2か月近くかかりました。
いつも苦戦させられます。
胸や脚の特徴はヤガ上科っぽいな、とは思ったのですが。
環状紋はともかく、腎状紋がハッキリしなくて。
触角は櫛の歯状で、どっちかというとシャクガの仲間を思い起こさせます。
. . . 本文を読む
ヒトスジシマメイガ?
ほとんど資料がありません。
今回、かなり疑問手です。
そもそも普通、メイガ上科の蛾なら、触角を前翅の上に載せて止まるのが常道です。
しかし、他に有力な候補も見つからず、とりあえず疑問符付きでアップしておきます。
もし、正解をご存知の方があれば、ぜひ、ご教授下さい。
①外横線:内側を黒く縁どられる
ⓐ他種より外側に位置する
ⓑ中央付近で外側に曲がる
②内横線:外側に湾曲す . . . 本文を読む