使わないのも、儲け。

私たちからみれば、何とも勿体なくて、気弱になり、はらはらしながら見ているような事がありますねえ。
育った時代が違うということでしょうかねえ。

昔、私が子供のころの事だったのですが、近所に頓智のきく、面白いおじいさんがおられました。

大人達の話で、「暮らし向きが悪くて・・」というような話ではなかったかと思いますが。
そこで、そのおじいさんが一言 「使わないのも、儲けだからなあ」 と言われたことを、いまでも忘れません。

その当時は、私も子供のこととて、「何のことだろうか」と思っていました。
大人になるようになってようやく、その意味が分かるようになってきました。

わかりやすく言えば。
「不要不急、無駄なことには、お金を使うな」ということでした。

当然のことですが、必要なことなのにお金を使うな、とは言わないが、日本中のみんなが、普段からこんな考え方で暮らしていれば、
そんなに節電・節電と言って、騒がなくてもいいと思いますよ。

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