きんじょのしが、ねんしね、きてごさえました。
「あけまして、おめでとーござえしてねえ、またことしもよろしんおねがえします」
「まーまー、こっちこそ。きょねんわえらえしぇわんなってねー。またことしも、よろしんたのんますけんねー。おまえはんとこにゃ、ごっとがまめでね？」
「はえ、おかげはんで、まめでとしとー、さしぇてもらえました」
「はー、そらえーことだ。まめながえちばんだけんねー」
ふととーり、あえさちがしんで、しょーがちのことですけん、えっぱえがはじまーました。
「なーんとおまえはん、えまさっきからみとーね、たばこー、よーすわっしゃんすねー。からだねさわりゃーしましぇんか」
「あー、おらねー。ぼーど、なんとけだえなえよ」
「そーならえーが、そーでもまーきーちけさっしゃえましぇや」
「はえ、だんだん、だんだん。おらもこのとしでね、そげねがまんしぇでも、しきなものー、のんだー、しーたー、しょーともーちょーますわね」
「とこーで、また、しょーひじぇーのかんけーで、たばこだえをあげーちーやなはなしがあーましよ」
「また、そぎゃんことえっとーかね、こまったもんだ」
まんだまんだ、はなしのちじきがあーますだも、またこんどめねね。
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