食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『回想旅行記、台北の夜市』

2014年03月17日 18時20分24秒 | 旅行

 

そしてどうして行って見たいのは夜市の屋台。台北には沢山の夜市が開かれており、ホテルの近くにも小さい規模

のものがあった。どうせ行くのなら有名な所が良いだろうと士林夜市に出かけることにした。

ホテルから地下鉄駅まで徒歩で15分、この辺りは明るいし治安はいいから早い時間帯なら夜道でも平気だった。

途中で地下鉄を乗り換えて士林を目指す途中に、豪華なホテルが高台に見えた。最初はこのホテルに泊まろうかと

検討してみたが、自分たちで動くには地理的に不便で、タクシー頼みにならざるを得ないと思い諦めた。ただ質の

高いホテルで未練はあったが・・・

士林駅に着くと陽が落ちたばかりの時間帯だから、屋台も出店も『さあ、今晩も頑張るぞ』とこれからモード。昔

懐かしい射的ゲームやおもちゃのような店が軒先を連ねて、まるで日本の夜祭りの雰囲気。

大きな平屋の建屋の中に屋台村が出来ており、様々なジャンルの料理店が所狭しと軒を連ね、小さなカウンターに

椅子が主流、狭い店内や通路に小さなテーブルと椅子を置いている。

ガイドブックにはイタリア料理店、フランス料理店などと書いてあるが、名物店と言えども所詮は屋台だから店構

えは到って質素なもの。またガイド本に共通するのは大袈裟に紹介するから過度な期待をしてしまい現地で幻滅す

るパターンだ。

私の感覚では話半分としておけば大きなダメージを避けられる。これまたガイド本やネットで知った『カキの玉子

とじ』は美味しいの情報に、これは是非とも食べてみたいと幾つもある店を見て歩く。同じような料理を提供する

店が並んでいるから、はっきり言って選びようがなく余り混雑していない所に座った。多くの店のメニューに『臭

豆腐』というものがあり文字からすると腐った豆腐、確かに店の前ですごい臭いがしていた。流石にこいつを頼も

うと言う気はしなかった。台湾の人がこうした日本の屋台で納豆を前にした時のような感じなのだろう。

さて、注文したカキの玉子とじは期待していたのと逆で味が甘く、脳が拒否反応を起こす。だからこの料理は外れ

だったが他の料理は屋台らしい味で、しかも値段は驚くほど安い。台北での感じ、食べ物は非常に安く暮らし易そ

う。

                                        士林夜市の入口付近


『思いっきり、与作仕事』

2014年03月17日 18時19分48秒 | 日記

🎶 与作は気を切る、トントントン、トントントン 🎶 与作は木を切った後にきちんと始末をするから大変。

今のシーズンは少し遅ればせながら、キノコの原木に菌を植え付ける時期でもあり今日のようないい天気の日には

緩やかな陽を浴びながらの作業。シイタケ、ナメコともに直径1cm弱の駒に菌が植え付けられており、原木に穴

を開けて駒を木槌で2cmくらい叩きこむ。シイタケはブナ、楢などどんぐり系の木、ナメコは山桜が適している。

シイタケの場合は直径10cm位で長さ1m位の丸太に数10個の駒を打ち込み、早ければ今年の秋、遅くても来年

の春には収穫できるようになる。半日陰のような場所を好むのはキノコの特性。原木の置き場所によると思うが長

いもので5年近くは収穫できる。

ナメコは直径20cmくらいのものは長さ20cmくらいの短い丸太にして菌を植え付け、本設置する時には原木を少

し土に埋めてキノコが生育するようにする。いずれのキノコも大切なのは木の皮と幹の間に回った菌からキノコが

出てくること。

小型発電機を原木近くまで運び、ドリルで穴開け、木槌でトントントンと駒打ちをする。シイタケの駒は1,600個、

ナメコは400個だから穴を2,000個開け、駒を叩きこむのに1個当たり3回として6,000回のトントン、単純で

力は要らない作業だったが数の勝負だったから別の疲れが出てきた。私が木槌でトントンとやっていたら、山小屋

の玄関口では例の小鳥がトントンと巣箱の穴をつついていた。思い出したようにやって来てチョコチョコとつつく

だけのやる気ない奴だから、娘さんたちの気を引くことはないかも。


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