台湾編を以て終了にする予定にしていたが、これに続くトルコ編はブログでかいつまんだ形のものだったので、も
うひと踏ん張りして追加することにした。内容に多少のダブりは出てくると思うが、サラリと流して頂きたい。
『いざ、トルコに出発』
いよいよ、明日からトルコ旅行に出かける。以前は韓国に行くのも、『さあ、外国だ』とかなり気負って出かけも
のだが、少しだけ慣れてきたのと、今回は添乗員付きということで、緊張感はゼロ。
いつもなら、MRTやBTSなどの乗り物のチケットやカードの使い方、路線図などを綿密に調査するのに、お任せ旅
行だと気合ゼロに近い。だから、事前調査の時に盛り上がり出発2日前くらいがピークになるが、それもなし。
興味のある自然観光が多く組み込まれているから楽しみなことには違いない。ネットで調べたところによると、今
回の旅行にも付いている所謂、ショッピングはかなり悪質だとのこと。どうせ、トルコ石や絨毯など全く興味はな
いから、騙されることはないし、『君子、危うきに近寄らず』でいこうと思っている。昼からは関空へ移動、夜中
にカタールのドーハに向けて出発の予定。
ツアーは松江から関空までのバス料金、後泊が代金に組み込まれていて、お得感はするがどうせ本来のツアー代金
に上乗せしたものだろうから、実際に得はしていないと考えられる。また普通の旅行コースだとイスタンブールか
ら南下して東回り、アンカラから帰国がポピュラーなのだが、全くの逆回りをしていく。
2つのコースによるメリット、デメリットがどのようなものかは分からないから、どちらでも構わなかった。
ツアー募集は山陰版のものだから松江駅を出る時に同じツアーに参加する人がいるかもしれないと、探りを入れて
みたが梅田行のバスに乗り込んだ客に海外旅行風の姿は見当たらず、どうも私たち2人の参加らしい。
梅田まで4.5時間の道中、SA/PAでトイレ休憩を挟み退屈な時間と思われたが、蒜山高原付近には未だ雪の残る景
色有り、分水嶺を越えると山陽特有の柔らかな日差しの中を進み退屈さを忘れさせてくれた。
梅田到着が5時、直ぐに関空行に乗り換え6時頃には到着した。集合時間は午後10時だから時間は十分にあり過
ぎ、大きな荷物を持ち歩くのは大変、億劫な状況だから大型トランクが収まるコインロッカーを探し出し、身軽に
なった所で日本での最後の晩餐に向かう。和食となれば代表的なもの寿司がよかろうと松竹梅の中から松を選び、
赤だしも追加する。私は調子よく熱燗を1本注文し本の口濡らし程度のアルコール補給をする。関空の中はフリー
wifiがあると知っていたので、持って来たタブレットでヤフーのサイトを呼び出してみた。確かにwifiは関空の
フリーアクセスポイントを把握し接続しようとしているが、中々つながらない。やっとつながっても画面の1行ず
つをゆっくりとしたペースで読み取るから、全画面を受診するまで15分以上かかった。つまり、フリーは使い物
にならないことが分かっただけの収穫。有料と思われるアクセスポイントは強い電波で、いくつかのものを認識し
ていたから、そうしたものを利用すればもっとサクサクに違いはなかろう。