食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『今回はSCC=1.3』

2014年03月31日 18時56分52秒 | 日記

今日は定期検診日、早目に起きて7時45分前には出発するつもりでいたのに、2番寝が悪く7時40分に起床となり慌てて

出発。病院は予想に反して非常に空いていて、いつもより遅い受付なのに前から10番目くらいと順調な滑り出しだった。

血液採取を終えコンビニで定番のサンドイッチを買い自販機コーナーで遅い朝食を摂る。消化器外科の受付に行き順

番待ちする間に掲示板の張り紙を眺めていた。

今日は年度末、明日から新年度になり変更になる事柄のお知らせなるものがあった。

①   かかりつり医の紹介状のない初診は初診料(約2800円)と初診何とか料(約3200円)が必要になる

②   救急車使用時の消費税変更

③   高齢者医療費負担、1割から2割への変更 等が書かれていた。

①   のかかりつけ医のことは知らなかったので負担増のことは別として、私には今はっきりとした『かかりつけ医』は市立病

院以外にはいないのではないかと思う。この文章の意味は市立病院に初診で来る場合を言っているから、どこか近くの病

院に行って診察を受けた後に紹介状を持参すれば初診何とか料は要らない、この場合その病院で初診料を支払うから、

患者としては最初から市立病院に行っても負担は余り変わらないのではないかと思う。大病院への道を狭くして、大病院

のパワーを温存しようとしての事だろうが面倒なことになりそうだ。

私を含めて病院の変更に関係する人には大なり小なりの負担増、利便性の変化と影響を受けることになる。

それらのお知らせの横に小さな紙に『wifiフリーエリア開設』のお知らせがあった。1階フロアを中心にして病院内にアクセス

ポイントを持つフリーwifi、繋がればパスワードもなしで利用可能とあった。私が入院していた時、本当に欲しかったネット環

境がやっと構築され始めた。

実際、どの程度のものか分からないが、ある程度元気な患者ならPCを持参して1階に降りれば欲しい情報のやり取りができ

る。と、私のような携帯嫌いの人には好評だろうが、携帯派には取り立てて嬉しい事ではないかもしれない。

そうこうして内に診察が始まり暫くしたら私の名前を呼ばれた。血液検査の結果についてSCC=1.3他全てに異常なしと説明

を受ける。あと半年ほどで目安になる5年生存を果たすことになる。

先生たちは考えられるベストと思われる治療で対処されるが、同じように治療しても生と死の分岐点が何なのか分からないジ

レンマと背中合わせでもどかしいと言っておられた。医学や化学がこんなに進化した今でも人の仕組みは未だ解明されてい

ない。人が人を自由に操れないよう神が解明されないに創った結果なのだろうか。

私のSCCも不思議の連続。去年の3月からの推移は1.0-à1.8--->1.7--->2.1--->1.1--->1.3と乱高下を繰り返している。

勿論、この間にそれに対する処置は何もしていないのに変化をするという事は、癌にかかる前からこんな調子だったのかもし

れない。(それ以前にSCCの検査などしたことはない)


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