食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『原発事故時の逃げ場が決められた』

2013年07月29日 18時06分17秒 | 日記

新聞かTVで報道をされたものの正式版または速報のつもりか知らないが、自治会

の回覧で原発シビア事故の際の逃げるルートと場所が簡単に示されていた。全体像

の関連する一部を抜き取ったもののようだったが、馬鹿らしくてチラ見しただけ。

私は新聞、TVで、この件に関することは接していない。

ナチスの強制収容より少しいいのは行先が書いてあったこと、確か庄原市の何とか

工業団地ではなかったか・・・・・まさかここで強制的に作業をさせられるのでは

なかろうな。こんな時期にこの種の情報を周知させることの意味は何だろうか。

原発の動向はどのようになるのか決まっていないのに、と思うのは原発を過信しす

ぎている人。原発には原子炉に格納されている核燃料、行先の決まっていない使用

済みの核燃料が腐るほど保管されているから、冷却不能の事態を迎えたら福島と同

じような道をたどることになる。

関係部署の思惑は、再稼働は事実上決定しており懸案であった逃げ場を住民に知ら

せておかないと何かあったら混乱し大変なことになる・・・だろうか。

いずれにしても、『避難場所』を決めておくということは、原発で重大事故になる

ことを想定したものだから、前提として原発は絶対に安全ではないとイコールでは

ないか。原発は決して危ないものではないし、安全確保には万全の対策が取られて

おり、こうした措置は万が一の、万が一の、万が一のためとおっしゃりたいようだ。

何度でも言う。福島原発の故障原因が分からないのに『新安全基準』を作り、それ

に沿って安全可否を審査するという。こんないい加減なもので可否を決められ、も

し重大事故にでもなったら、泣くのはまた多くの庶民だ。


『夢追人、石見銀山への遠征Ⅲ』

2013年07月29日 17時41分38秒 | 趣味

『ところで、雄もいたのに逃げてしまった、それを追跡してみよう。その前に腹だけ

開けとこうか』

猪は捕れたらできるだけ早く腹を開けて内臓を取りだし、冷たい川につけておくと

肉質が落ちないし臭みは減りおいしさを増す。猪は2人で持ち上げることはできな

い重さで、片足ずつ引っ張り雪の上を滑らせるようにして山から出し川まで運んだ。

小さい川だから水量はなく猪の身体が水につかる場所を探し、腹を開けていると

郵便配達の人が私たちを覗き込み『ほー、獲れたね』と声かけ暫く見てから立ち去

った。逃げた雄は銀山川を渡り要害山に入っていた。起きた場所から地図を見な

がらリーダーが方向を予測した。猪猟の経験者はリーダーと私だけしか居ないから

大見切り、しかも地図を見ながらのものだ。山の高さ、形状などからして奥の方で

はなく里に向かった可能性が高いのではないかという。

制限時間は迫っており普段するような緻密な見切りをしている余裕はゼロだったか

ら、非常に大雑把な見切りというか、予測というか、これしか方法が残されていなか

った。

銀山の町並みは江戸時代の面影を残したまま、ひっそりとしていた。代官所跡にあ

る資料館を通り国道9号線の方に向かう。そのトンネルの上をチェックすると紛れも

なくここを通過した跡があった。その先を見るために車を走らせる。そこで私たちは

無数にいる野生の猿に出会った。道路を歩くやつ、畑の野菜を頂戴しているやつ、

子供が母親の腹にぶら下がり、こちらのことなど一向に気に留めていない。

暫く行く籠を背負ったおばさんに出会い『猿が一杯いましたよ』と言うと『ああ、出ま

したか』と当然のような顔をしている。『何だ、いつものことか』。

後で話を聞いたところ、きちんと鍵をしておかないと自分で戸を開けたり、冷蔵庫を

開けて中のものを食べるようになったりしているそうだ。

ここでもリーダーが独りで簡単な見切りをしてしまった。私は先程のトンネルの上で待

つことになり戻って奥へはここしかない道で銃に弾を込めた。あっけない幕切れでほ

んの15分ほどしたら『終わったよ』と連絡がある。音は聞こえないし、ただここに座って

いただけのことだった。

リーダーが山に入ると猪は未だ逃げる途中だったらしく、どうしたことか追う猟師と逃げ

る猪が鉢合わせしたのだ。こんな馬鹿げた話は聞いたことはないというような事が実際

に起こってしまった。自分の居る方に歩いて来たので鉄砲を擊ったところ不発でカチッ

と撃鉄が弾を叩く音がした。猪はそれにも驚かずじっとしていたので再度、レバーを引

き直し撃ったと言う。この猪も先程、同様に丸々と太っており甲乙つけがたい獲物だっ

た。格してこの日の猟は3人で2頭と近年、稀に見る大猟となった。

リーダーの見立てだと、この辺りは八雲より暖かい方だし餌が豊富なようで、猪の栄養

状態はよく、いい肉質をしているそうだ。


『西瓜の出来栄え、丙』

2013年07月29日 17時38分03秒 | 日記

今年は西瓜の苗を2か所に10本くらい植えつけた。どちらも、ビニールのトンネルを

張り保温させながら育苗したが、日中はうだるような日差しだからトンネルの中は高

温になり、トンネルを外し夕方は再びトンネルをかけたりした。こうした事は珍しいこ

とではない。

一般的に寒暖差の大きい野菜や果物は美味しいと宣伝されているが、私のような

素人に温度管理は無理だから、暑くて苗が弱っているとビニールを外し、またかけ

るくらいのことしかできない。私なりに可愛がって育てている苗の成長は悪く、6月の

頭になっても蔓は1m位にしかならず、そんな貧弱なのに花が咲き結実してしまった。

本当はこんなものは取払ってしまうものだが折角だからと、そのままにしてしまったの

が状況を更に悪くしてしまったようだ。その結果、2つの苗は1本に1個の実しかつか

ず、しかも蔓は伸びず苗は常に枯れそうな状態が続いた。

西瓜自体の大きさは2/3くらいにしか成長しなかったが、食べてみたら2つとも近年

にない甘さと瑞々しさがあり上出来だった。その後、数個の実がつき育ちつつある

が、いつものような大きさにはなりそうもなく、ここの畑の西瓜は不作と言わざるを得

ない。西瓜はもう1か所別の畑にも植えているが、実の付きは悪い分、育ちはよく大

きさもまずまずだし味も悪くない。毎年、2か所に分散して西瓜を作っているが、今

年のように両方とも出来が悪かった年はなく、例年のように近所に配り歩くことはな

いかもしれない。ただ結実した日が集中しているので、収穫も一時に集中すること

になれば配りあるくことになるかもしれない。

毎年、悩まされている蔓枯れは何とか持ち堪えているが、こいつは急に襲われるの

で、危機を乗り切ったとは言い切れず、藁にもすがる思いで様子を見ている。

 

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