食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『夢追人、鴨3発3中』

2013年07月08日 18時09分02秒 | 趣味

一夜明け、昨日に味を占めた2人はまたあの池に行くことにし早めに家を出た。初

日の鉄砲騒動に遭った鴨は、池は危険であることを十分に理解する。動物の危険

予知能力は直接、自分の生命を左右するものだから半端なものではない。それが

今、実証されている。私たちが車の中で待っていると一塊の鴨がゲーゲーと鳴きな

がら飛び立った、すると暫くして別の塊が宍道湖を目指して池から出ていく。ひょっ

として全部出て行くのではないかと心配になる。

この傾向は日増しに強まり解禁から3日もすればこの池で鴨を見ることはなくなり極、

稀に出会いがある程度になってしまう。遊びや餌を食べに来るのは夜だけになり朝

が来る前に安全な宍道湖ということになる。大荒れが続くと予想されると山の静かな

池に行きそれをやり過ごす。

ハンターは昨日の半分くらいになっていた。今日は私が奥に行き鴨を追い出す役目

を勤めることになり抜き足、差し足で前進した。露で湿った落ち葉を踏みながら身体

を屈め奥に向かう。鴨は夜行性でもあり目はよく、気配を感じ取るのは抜群である。

遠くの所からこちらが『いるかなー』とキョ口キョ口していると直ぐに見つかり反対方向

に飛び立ってしまう。

足を進めるとパシャパシャと水音が聞こえてきた。鯉でも跳ねて遊んでいるのかなー

と思う、何か様子が違う。あの先の雑木の陰から覗けば判ると近づく、途端にパシャパ

シャと鴨が水を蹴る音がした。バーンと放つ、続いてバーン、バーンと立て続けに引

金を引く。 暫くしてから土手で待つ人の放った銃声が響く。私の弾は全部命中の大

金星だ。やがて、Yさんが様子を見に来て池に浮かぶ3羽の鴨を見て驚いた。昨日、

初めて銃を持ち獲物に向かったのに、昨日は山鳥を今日は3発で3羽の鴨を射った

のだ。Yさんが驚くよりも私自身の方がよっぽど驚きだ、何が何だか訳の判らないハン

ターがこうも順調すぎる成果をあげるなんて正にビギナーズラック。

鴨猟にはリールと竿を持ち歩くと便利だ。池の中に落ちた鴨を回収するのに泳ぐ訳に

もいかないしボートを用意する訳にもいかない。大きな浮木を用意し、出来る限り大き

めな針を十文字にしてゴンガラに結び付け、それを鴨に向けて魚釣りの遠投の要領

で投げて引掛け回収する。

今日は、1日だけかも知れないビッグスターになった気分だ。

夜は、お狩場焼きに水炊きと食い切れない御馳走に囲まれて美酒に酔い知れた。


『ノートPCをSSDに装換Ⅱ』

2013年07月08日 17時56分03秒 | 日記

行うべきことは簡単なのにと思うが、自分の予測とは違う方向に向かうと、するこ

と為すこと裏目に出て所謂『ドツボ』に落ちてしまうことがある。HDDは750GBあり

CドライブとDドライブで半々パーティションに対しSSDは128GBだ。OSはCにあり

不要のものは削除しSSDサイズの128GB以下にしておく必要がありそうだ。

Backup toolがそうした容量に対してどうなるのか、そんな情報は何も分からない

からネット上の例を参考に事前知識を吸収しておき、トラブル時に対応する。しか

し結果として、こうした細切れの知識が判断を誤らせ、紆余曲折を通り越してドツ

ボに落ちた。

『エクササイズⅠ SSDにWin7をセットアップしてみる』

   新規でWin7をセットアップしてみたら、SSDには正常に記録することが

   できるから、どうもUSB-SATA変換ケーブルとの相性が悪いというのは、

   まんざら大外れということではなさそう。

   メーカーのリカバリーシステムではなく全く新しいWinだけだから、PC

   の持っている機能に対するドライバーもセットされない。従ってWIFIの

   ドライバーもないからネットの設定すらできないしSDカードスロットす

   ら使えないのだ。普通ならネットからドライバーを探しだし設定するのに

   手も足も出ない。別のPCから該当のWIFI/SDスロット/USBドライバーを

   DLしDVDに コピー、それをノートPCにロードしてみたらインターネット

   がつながるようになった。最悪の場合これをベースにして少しずつ回復

   させていく目途がついた。ここでUSB3.0のドライバーを書き換えたことで

   USB-SATA変換ケーブルとSSDの組み合わせの不具合も解消され、動

   作することが分かった。以後の作業はノートPCにHDDを装填しSSDを外

   部接続として作業を進めることができるようになった。

『エクササイズⅡ パーティション単位のクローン作製』

   ドライブ単位でクローンを作るというのが通例のようだが、Backup tool

   でCドライブを覗いて見ると、先頭部分が小さく3つに分けられており、

   その後にOSの本体があるように見えたからパーティション単位でクロー

   ンを作ってみた。この方法は結果的には失敗で起動することができなかっ

   た。

『エクササイズⅢ ボリューム単位のクローン作製』

   Cのサイズが大きいとかパーティションがどうなっているとか全く気にし

   ないでディスククローンを進めた。ただHDDの使用量がSSDの容量より

   小さい事だけは守らなければならないと思われる。

   この方法だと元のシステムがそのままSSDにコピーされるので、設定や

   ユーザーファイルもコピーされる。だからコピー成功の暁にはHDD-->SSD

      も成功となる。

SSDの容量を越える場合にはバックアップをとり、削除して容     量を抑え込む。

纏めてしまうと、簡潔にみえるが実際にはあちこちに行き、行き止まりになったり

の繰り返しで何度も挫折しかけた。FMV77CWの場合、メーカーのリカバリーシス

テムは工場出荷時のパーティションでないと動作しないから、容量の小さいSSD

は使用することができない。以前使っていたNECのノートはパーティションを変更

することができたが、FMVにはその機能が用意されていない。

さて、回り道、ドツボの繰り返しでやっとSSDに移行してみると、同じWin7なのに、

スピードアップは顕著だ。電源オンからシステム立ち上げ完了まで27秒と改善の

威力に驚いている。元々の容量は750GBに対し120GBだから資源の活用を考え

なければならないのだろうが、このPCは音楽用にしたので問題はないと思う。

久しぶりに脳みその皺をつつきながらの戦であったが、やっとこさの思いで終え

ることができた。

     SSDに移行後は変換ケーブを使いHDDを外部で使う、

     以前のOSのバックアップにもなる


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