食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『ノートPCをSSDに装換Ⅱ』

2013年07月08日 17時56分03秒 | 日記

行うべきことは簡単なのにと思うが、自分の予測とは違う方向に向かうと、するこ

と為すこと裏目に出て所謂『ドツボ』に落ちてしまうことがある。HDDは750GBあり

CドライブとDドライブで半々パーティションに対しSSDは128GBだ。OSはCにあり

不要のものは削除しSSDサイズの128GB以下にしておく必要がありそうだ。

Backup toolがそうした容量に対してどうなるのか、そんな情報は何も分からない

からネット上の例を参考に事前知識を吸収しておき、トラブル時に対応する。しか

し結果として、こうした細切れの知識が判断を誤らせ、紆余曲折を通り越してドツ

ボに落ちた。

『エクササイズⅠ SSDにWin7をセットアップしてみる』

   新規でWin7をセットアップしてみたら、SSDには正常に記録することが

   できるから、どうもUSB-SATA変換ケーブルとの相性が悪いというのは、

   まんざら大外れということではなさそう。

   メーカーのリカバリーシステムではなく全く新しいWinだけだから、PC

   の持っている機能に対するドライバーもセットされない。従ってWIFIの

   ドライバーもないからネットの設定すらできないしSDカードスロットす

   ら使えないのだ。普通ならネットからドライバーを探しだし設定するのに

   手も足も出ない。別のPCから該当のWIFI/SDスロット/USBドライバーを

   DLしDVDに コピー、それをノートPCにロードしてみたらインターネット

   がつながるようになった。最悪の場合これをベースにして少しずつ回復

   させていく目途がついた。ここでUSB3.0のドライバーを書き換えたことで

   USB-SATA変換ケーブルとSSDの組み合わせの不具合も解消され、動

   作することが分かった。以後の作業はノートPCにHDDを装填しSSDを外

   部接続として作業を進めることができるようになった。

『エクササイズⅡ パーティション単位のクローン作製』

   ドライブ単位でクローンを作るというのが通例のようだが、Backup tool

   でCドライブを覗いて見ると、先頭部分が小さく3つに分けられており、

   その後にOSの本体があるように見えたからパーティション単位でクロー

   ンを作ってみた。この方法は結果的には失敗で起動することができなかっ

   た。

『エクササイズⅢ ボリューム単位のクローン作製』

   Cのサイズが大きいとかパーティションがどうなっているとか全く気にし

   ないでディスククローンを進めた。ただHDDの使用量がSSDの容量より

   小さい事だけは守らなければならないと思われる。

   この方法だと元のシステムがそのままSSDにコピーされるので、設定や

   ユーザーファイルもコピーされる。だからコピー成功の暁にはHDD-->SSD

      も成功となる。

SSDの容量を越える場合にはバックアップをとり、削除して容     量を抑え込む。

纏めてしまうと、簡潔にみえるが実際にはあちこちに行き、行き止まりになったり

の繰り返しで何度も挫折しかけた。FMV77CWの場合、メーカーのリカバリーシス

テムは工場出荷時のパーティションでないと動作しないから、容量の小さいSSD

は使用することができない。以前使っていたNECのノートはパーティションを変更

することができたが、FMVにはその機能が用意されていない。

さて、回り道、ドツボの繰り返しでやっとSSDに移行してみると、同じWin7なのに、

スピードアップは顕著だ。電源オンからシステム立ち上げ完了まで27秒と改善の

威力に驚いている。元々の容量は750GBに対し120GBだから資源の活用を考え

なければならないのだろうが、このPCは音楽用にしたので問題はないと思う。

久しぶりに脳みその皺をつつきながらの戦であったが、やっとこさの思いで終え

ることができた。

     SSDに移行後は変換ケーブを使いHDDを外部で使う、

     以前のOSのバックアップにもなる


最新の画像もっと見る

コメントを投稿