野根キッチン

東洋町郷土料理『こけら寿司』の
継承と販売に熱いおばちゃんグループ

赤ずいき

2012-07-22 09:35:00 | 朝市




7月21日 第3 土曜日

赤ズイキの出品ありました。

「ずいき」とはサトイモの葉柄(ようへい)をいいます。

皮をむいて茹で、酢の物などにして食します。すっきりとして口当たりも良く、シャキシャキとした歯触りで古くから親しまれてきた食材です。


古くから、ずいきは「古血を洗う」と言われ、
出産後の女性に食べさせると体力が早く回復するとされ、
産後よく食べさせられた記憶があります。


ずいきには鉄分・カルシウムが豊富に含まれているので、
こうした伝統は根拠のないものではないようです。


ずいきはアクが強く、喉や舌にエグミを感じる場合があります。

アクを抜くには、
皮をむいたずいきを5cm程度の長さに切り、水に30分ほどさらしておくとよいでしょう。
ちなみに、皮をむく際は水の中でむくようにすると色が手に付着しません。

さらにその後、空の鍋に入れ蓋をして火にかけます。
(ずいき自体が水分をたっぷり含んだので、お湯で煮る必要はありません。)
頃合を見て少しかじってみましょう。
程よい歯ざわりになったところで調味料を入れます。

酢漬け 酢味噌和え 煮物 ヘルシー料理が簡単に作れそう。
特に、酢を入れて鮮やかな赤色を帯びた酢漬けなどを冷蔵庫で冷やしておくと、
ビールもご飯もすすみ、夏バテなどしないでしょう。