仕事柄会社の決算書を見たり、経営の相談を受けることが多いので、普段から経営書の類を読むことが多い。
これから紹介する本は、多分大勢の方が読まれていると思うので、私が敢えて紹介するまでもないと思うが・・・私のお薦めの2冊である。
・セブン‐イレブンの「16歳からの経営学」 勝見 明 著 宝島社
・さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 山田真哉 著 光文社新書
「金持ち父さん貧乏父さん(ロバート・キヨサキ著 筑摩書房)」が出版されて以降、小・中学校ではなかなか教えてくれない“金銭感覚”や“経営感覚”といった生きていく上で非常に大事なことを、できる限り頭が柔軟なうちに自分の子どもに身につけさせたいと願っている親は多いのではないだろうか。“お金で苦労している”私もその一人だ。
ただ、“親の心、子知らず”ではないが、まだ中学生や小学生の子どもに親が「君の為になるから、ぜひ読んでみて」と薦めたからといって、「ハイッ!そうですか」といって喜んで読む子どもも少ないと思う(親に反発するお年頃であったり、そもそも興味がないのだから難しいのは当然か・・・)。まぁ、焦らず少しずつ興味を持たせていこうと思っている。
さて、紹介したこの2冊は、どちらも身近で具体的な事案を例にして、“金銭感覚”や“経営感覚”を身につけさせたり、これらを気づかせてくれる入門書として非常に優れている。この2冊は、タイトルはともかく大人向けの図書であることには違いなく、これを読んだ大人たちが、いかに自分の仕事や生活に活用できるか、活用していくのかが大きなポイントであるように思う。
行政書士でない方は驚くかもしれないが、実は行政書士が“経営者”であることに気づいていない先生方が意外に多い。
他方で最近インターネットを活用したり、様々な工夫をして業務拡大を図っている若手行政書士(ニューウェイブ)がおり、彼らは、間違いなく経営者としての自覚や自負を持って行政書士の仕事を一つの事業と捉えて行動している。
いずれ近いうちに行政書士の業界にも大きな転換期が来ると思うのは私だけだろうか。
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