うっちーさんの ときどきブログ

気まぐれに日々のあれこれ。

真鶴港

2015年08月30日 | スケッチ 海

真鶴港にて

        船のもつ曲線というものは独特なものがあって、とてもそそられるのです。
        描いてみると、これが案外難しかったりします。

        海にはよく行ったし、スケッチもたくさんしましたが、
        実は泳げないので、
        子供たちを海水浴に連れて行ったことが一度もないのです。
        海に行くのは、いつも人のいないシーズン外の静かな海だったのです。
       
        山へはたくさん連れて行ってあげたし子供たちも楽しんでいたので
        それでいいと思っていたのですが、
        やはり、夏の海にはあこがれていたのでしょうね。
        娘が結婚相手として選んだのは、こともあろうにサーファー野郎だったのです。(涙)
        


若狭湾小浜港

2015年08月29日 | スケッチ 海
         
          
あまり天気に恵まれなかった、平日の若狭湾小浜港でした。
          それにしても人影はなく、漁船は港に繋がれたままでした。

          ハイキングクラブの先輩、W さんは、
          同じ福井県のずっと、山のほうの出身だそうで、
          何年か前に帰郷した際、一人で山の中を歩いていて、クマに襲われて大怪我をしたのだそうです。
          地元の新聞やテレビでは大きく報道されたそうですが、
          同情されるよりは、あんなところを一人で歩くバカはいない。と大いに笑いものにされたそうなのです。

          お尻にはクマの爪痕があるらしいので、こんど一緒に温泉にでも入る機会があったなら、
          ぜひとも拝ませてもらって、できたら写真でも撮って、なんていうのは品位に欠けるでのしょうか。
          
コメント (4)

萩の花

2015年08月24日 | スケッチ 花
          


    白花はセンダイハギ、赤い方はただの萩?。
    そんなことはないのでしょうね? たぶんナントカ萩と名前があるのでしょうね。
    近くの、通称「萩寺」というお寺の庭で描きました。
    
    萩の季節は、やぶ蚊たちにとっての稼ぎ時でもあり、
    のんびりスケッチなどしている人間などは、食べ放題のレストランが出前にやってきたようなものですから、
    虫よけや虫刺されの薬は必需品です。

    ところで、蚊が人の血を吸うのはメスだけで、産卵ためなのだとか。
    それなら、オスは何を餌にしているのでしょうか? こんど調べてみなくちゃ。
コメント (2)

長坂 オオムラサキの里

2015年08月22日 | スケッチ
          

          山梨県長坂町は、オオムラサキの里なんだそうです。
          オオムラサキは、言わずと知れた国蝶ですが、
          国蝶になるためには、当然いくつかの条件があるのです。
          ① まずは大型できれいで見栄えがいいこと。
          ② ある程度広範囲で見られること。
          そして、それがオオムラサキだった、というわけのようです。
          ギフチョウは、世界に誇れる日本の固有種で、見栄えも文句なし。
          ではあるのですが、地域限定なので外されました。と立て看板に書いてありました。

          訪れた時期が悪かったのか、目にできたのはハウスの中の数匹(数羽?)のオオムラサキだけでした。
          女房と二人、しばらく歩き回ってみましたが少々くたびれて、もうスケッチでもして帰ろうか。
          ということになりました。

          我が家の周りで、時折オオムラサキと全く同じ模様で、小型の蝶を見かけるのです。
          調べてみたら、コムラサキ。
          なんだかなぁ、納得はするけど気の抜けるネーミングでした。

野の花

2015年08月20日 | スケッチ 花
          野菊とイヌタデ

           昔から、当たり前にあった野菊や赤まんま。
           我が家の周りには、まだまだそんな雑草だらけの草地が多く残っているのです。
           コオロギが鳴いて、鈴虫が鳴いて、バッタが跳んで、遠くでキジが鳴いて、
           そして、こんなにきれいな絵が描けました。
           幸せを実感できる日々を、生きています。
      
コメント (2)

四尾連湖

2015年08月18日 | スケッチ 山
      

      四尾連湖。「しびれこ」と読みます。小さな湖なんです。
      身延線、市川大門駅方面から山の中腹の四尾連湖まで、立派な道路が続いています。
      ボートもあったりするので、週末にはボート遊びや釣りをする人で賑わうのかもしれませんが
      平日のこの日は人の気配もなく、静かで、怖いくらい神秘的なたたずまいでした。

      この湖からは、さらに高みを目指して山道を行くと、蛾が岳1279mの頂に立つことができるのですが、
      見晴らしはあまり良くはなかったような気がします。

      実はこの山、「蛾が岳」と書いて「ひるがたけ」と読ませるのです。
      「蛭」と書くところを、だれかが、間違えて「蛾」の字を当ててしまったのがそのまま定着したのだろう、
      と、ガイドブックには書いてありましたが、
      間違いに気が付いたら、直ぐに訂正しましょうよ!
コメント (2)

高峰高原より

2015年08月16日 | スケッチ 山
            水の塔山
           
            車で、信州小諸方面から北上すると、標高2000m近い車坂峠に出る。
            車を降りて、右手の登山道を登れば黒斑山。正面には荒々しくも美しい浅間山が見える。
            車坂峠をまっすぐ下れば、キャベツ畑の広がる妻恋村。
            下らずに、左折して林道を行くと高峰高原。 そして秘湯高峰温泉。

            スケッチは、高峰高原からです。  なかなか登行意欲をそそられる山です。
            手前の黄葉は、唐松だったと思います。
            登山道は高峰温泉から、水の塔山から籠の塔山を経て湯の丸高原スキー場へと続いています。

            高峰温泉は、標高2000mにある秘湯ですが、
            秘湯、と言いながら、週末には予約が取れないほどの人気の宿です。

            その秘密は、家族経営による細やかな気配り、だと思うのです。
            出立の朝には、いつもさわやかな気分でいられるのです。
            
                 

天元台から

2015年08月14日 | スケッチ 山
      

     福島県の磐梯高原から、山形県米沢方面へ抜ける途中の、天元台というところから描きました。
     遠くの山並みが「朝日連峰」だと聞いて、描きたくなったのでした。
     
     朝日連峰に行ったのは、30代最後のころですが、思い出と感動がいっぱい詰まった山なのです。
     東北の山はどこもそうなのですが、女性的で、山上は風になびく草原が続き、夏も残雪が多く水が豊富で、
     花の種類も多くて色も鮮やかです。
     赤トンボの密度だって、半端ではなかったのです。

     暑くて、荷物も重くって、それはもう大変だったのですが、今まで登った山で一番よかったのは?
     と聞かれれば、この朝日連峰なのです。

     時間に余裕があって、ついつい細かいところにこだわって、余計なものまで描きすぎてしまいました。

ママコノシリヌグイ

2015年08月12日 | スケッチ 花
         

         ママコノシリヌグイの実です。
         きれいですよね。 こんなに色とりどりなんです。
         実のほうを先に見つけていれば、こんな残酷な名前を付けなかったでしょうにね。
         このトゲトゲだって、宝石を守っているようにさえ見えるじゃないですか。
         

キバナアキギリ

2015年08月10日 | スケッチ 花
          

          この花は、とても面白い特性を持った花なのです。
          
          熊蜂くらいの大きさの昆虫をお得意様としていて、
          そんな虫が花の奥に入り込もうちすると、
          まず下の唇状の花びらを押し下げるようにしなければならないようにできているのです。
          そうすると、押し下げられた花びらに連動して、二本の雄しべがにゅーっと伸びてきて、
          昆虫の背中は、知らないうちにたっぷりの花粉を塗られて、受粉の手伝いをする
          という仕掛けだと、 ハイキングクラブの花博士から教えられていたのでした。

          ナント、このスケッチをしている最中に熊蜂がやってきて、それを実演して見せてくれたのでした!
          ほんの1~2秒の出来事でしたが、 ものすごく感動的な出来事でした。