ガクウツギ暗い沢沿いに咲いて、清楚でとてもよく目立っていました。
ウツキというのは、その枝を折ってみると、中が空洞になっていることからつけられた。
と、ハイキングクラブの植物博士から教えられたのでした。
花の名前を覚えると、山の楽しみは奥行きを増すのです。
ですが、それが高じてくると、どんどん専門的になり、
さらに高じると、学術的にさえなってくるのですよねぇ。
つぶさに観察して、葉をひっくり返してみて、葉柄がどうの、葉脈がこうの。 etc. etc.
う～ん、それって楽しくない！ もっとおおらかでいいじゃん！
と思ってしまうのです。 謙虚じゃないよねぇ。
だから知識が深まらない。 だからなんでも中途半端。
わかっているんです。
いるのですが、中途半端を楽しんでいる自分も好き、でもあるのですよねぇ。
どうか、植物博士にはご内密に！
