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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

W杯アジア予選のフォーマット発表

2015-02-10 21:18:03 | ワールドサッカー
アジアカップやアギーレ監督解任のニュースの際に、「W杯予選が6月に始まる」ということが騒がれていました。それまでにアギーレの後任を決めておかないといけませんが、どういう形式でどういうルールで行われるかが、アジアサッカー連盟から発表されたのは最近です。

それは、まずFIFAランキング下位14チームがホームアンドアウェイの1次予選を戦い、その勝者とFIFAランキング上位34チームを加えた40チームを5チームずつ8組に分け、各組1位と、2位の中で成績の良い4チームが最終予選に勝ち上がるルールです。最終予選は6チームを2組に分け、上位2チームがW杯出場決定です。(5位決定戦はW杯のアジア枠が4か4.5か未定なので、今のところあるかどうかはわかりません。)

前回の3次予選のルールを、なぜ変えたかの理由ですが、おそらく今回から2次予選がアジアカップの予選を兼ねるようになったことが理由でしょう。今までの3次予選のルールでは、アジアのチームを20チームに絞るために、シードの日本、韓国、豪州らを除く、UAE、ウズベキスタン、カタール、イラク、中国といった強豪と弱いチームがホームアンドアウェイで当てられていました。

この方式を、もし今回もそのまま使えば、弱い国はくじ運次第では、ホームアンドアウェイのたった2試合だけで、W杯もアジアカップも、両方出場権が絶望になってしまいます。それではあまりにもひどいと、下位国が訴えた故のルール変更と思います。2次予選を通った12か国はそのままアジアカップ出場決定、敗者も残り3つのアジアカップの枠を賭けたAFCチャレンジカップで、復活の可能性を残します。

もちろん、デメリットもあります。それは予選の長期化と国際Aマッチデーの多くがアジア予選に費やされることです。日本や韓国、豪州といった強豪は、W杯を想定してできるだけ他大陸の強豪と、国際Aマッチデーで親善試合を組みたいはずです。以前のルールでは14試合だった予選が、今回のルールでは18試合に増加するので、国際Aマッチデーの空きはほとんどないと思っていた方がいいでしょう。

南米のように、ホームアンドアウェイの総当たり18試合というリーグ戦の予選を採用する大陸もあるので、18試合が消化不可能とは言いませんが、日本にとってはデメリットの方が大きいルール改正かなと、今の時点では思います。
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チェルシー対マンチェスターC戦補足

2015-02-10 20:07:35 | ワールドサッカー
昨日のチェルシー対マンチェスターCの文章は尻切れとんぼでしたが、それは試合のビデオを最後まで見ていなかったからです。ようやく確認して、結果が1-1の引き分けだったことを知りました。チェルシーはFWジエゴコスタが出場停止で不在でした。

そのため、知名度は今一つのレミを1トップに置く苦しい布陣でしたが、そのレミがゴールを決めて引き分けたことで、勝ち点5差を守ったチェルシーの意図通りの試合になりました。レミを使ったこと以外にもモウリーニョ監督の手腕は感じます。

それは、選手交代に明確なメッセージ性があることです。同点で終盤に入ると、アクシデントでウィリアンとドログバを交代したものの、レミを下げてCBのケーヒルを投入した交代はまさに試合を見ていた全員に意図がわかりました。

引き分けでいいという状況は時としてありますが、それが難しいのは浦和が引き分けで良かったガンバ大阪戦を勝ちに行って失敗した事実に示されます。しかし、モウリーニョは選手交代一つで、選手全員に意図が伝わる采配をしました。もちろん、それを成功させた、チェルシーの選手の能力の高さは考慮しますが、やはり監督采配は意図が伝われなければいけないと、モウリーニョを見て感じました。

シティでは、トップ下のシルバの能力が光りました。シルバは顔も体型も日本人によく似ていますが、スペイン代表にも入るほどのMFです。そのプレースタイルは、密集の中で正確にボールを配球する技術型です。長い距離をスプリントするタイプではないので、サイドハーフには向いていませんが、パス、トラップ、シュートどれを取っても、うまさなら抜群の存在です。

日本人MFも、ここまでうまくなればプレミアのレギュラーにもなれる、好例です。うまくなることを追求してきた日本スタイルですが、まだまだ世界には上がいることを自覚し、シルバのようなMFをどんどん生み出せば、日本はまだこれから成長し続けると思います。

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