goo blog サービス終了のお知らせ 

Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

すべてで上回った(豪州対UAE)

2015-02-01 20:22:24 | ワールドサッカー
激闘の決勝戦を見た後なので、ちょっと印象が薄れてしまいましたが、準決勝の豪州対UAE戦もビデオで確認しています。この試合は豪州の完勝と言ってもいい内容で、早めにサイドに回して起点を作り、セットプレーを奪えば長身DFが上がってゴールを狙えるという、豪州のストロングポイントが出ました。

そのDFセインズベリー(20番)のゴールは、前半3分に出ました。普段、レッズのホームゲームはスタジアムで観戦している私は、ピッチ全体が見渡せる生観戦の良さが病みつきになってスタジアム通いを続けていますが、テレビの方がよくわかるのが、こうしたセットプレーです。

セインズベリーはまったくのフリーだったので、UAEのマークミスですが、そのマークミスを生じさせたのが豪州のレジェンド、ケーヒル(4番)だったことは映像だからこそ理解できました。ケーヒルは瞬間的な動き出しが速いという長所を持っており、ケーヒルが相手のマーカーを外して走り込んでいたのに気付いた、UAEの13番が予定を変更してケーヒルに付こうとしたので、13番が本来マークすべき相手だったセインズベリーが空いたのが理由です。

2点目も豪州のストロングポイントのサイド攻撃でした。ゴールを決めたのは左SBのデビッドソン(3番)ですが、豪州の右サイド深くでキープしたプレーから、クロスにシュートを連打してこぼれたボールをデビッドソンがダイレクトボレーで叩いたものです。この試合では、豪州が動きでUAEを上回っており、サイドに拠点を作ることも、真ん中に選手が走り込むことも両方できていました。

UAEのキーマン、オマル・アブドゥルラフマン(10番)への対策も徹底していました。彼はフリーになればいいボールを入れる、名ゲームメーカーですが、キックのほとんどが左足です。対面したジェディナックの動きは、オマルの左足のコースを消して左足で蹴らせないということを徹底していました。

その結果、オマルは左足で蹴れないことがわかるとバックパスを選択し、UAEの攻撃は機能しませんでした。すべてにおいて豪州が上回った、完勝でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レッズフェスタ

2015-02-01 19:43:48 | 浦和レッズ
今日は浦和レッズのファン感謝デー「レッズフェスタ」に行ってきました。冬の一年で一番寒い時期なので、風こそ強かったものの、写真に示すように快晴に恵まれた一日でした。今日一日で100枚近い写真を撮るなど、ミーハーぶりを全開にした一日でした。写真が多いので、何回かに分けて載せることにします。ちょうど、アジアカップが終わり、Jリーグが始まる間の、ネタがない季節ですから。



ミシャ監督です。決意表明を終えて引き揚げてくる途中で、サポーターにポーズを取ってくれました。



レディースチームの、なでしこリーグ優勝メダルです。



同じくレディースの優勝カップです。意外と小さいので驚きます。



駒場スタジアムのゴールの横です。普段、試合では決して入ることができない場所なので、ありがたがって入りました。



梅崎選手です。



レディースの猶本選手です。



新加入(清水から移籍)の高木俊幸選手です。



同じく新加入(柏から移籍)の橋本和選手です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アジアカップ決勝延長戦

2015-02-01 13:35:48 | ワールドサッカー
韓国の奇跡的な同点ゴールで、豪州の地元優勝を確信していた満員のスタンドにとっては予想外の延長戦になりました。この延長戦は、体力の限界を超えた、消耗戦になりました。こういう劇的な展開のときは、追い付いた方が有利というのが一般的ですが、韓国は最後の5分でパワープレーに出ていて、CBのカク・テヒ(5番)をFWに回していました。

おそらく練習でもやっていなかった形と思われ、延長戦の30分を戦うための準備はしていなかったでしょう。実際、両チームとも体力は限界だったようで、中盤は間延びしてパススピードもゆっくりでした。この延長戦のバランスが崩れたのは、韓国MFチャン・ヒョンス(20番)が足をつったアクシデントです。

既に交代枠の3人は両チームとも使い果たしています。やむを得ず、韓国はチャン・ヒョンスを、動かないことを前提に前に置き、ボランチにカク・テヒを回して対応します。豪州も解説の山本氏によれば「皆足がつりそうだ」という状態だったので、誰が元気で動けるかで攻撃を組み立てる必要がありました。

普通に考えれば、元気なのは途中出場の3人です。豪州はFWユーリッチが途中出場で動けました。先発ながら、攻撃的MFレッキーが動けました。これに対し、韓国は右SBチャ・ドゥリが動けました。2002年W杯4強メンバーのベテランが元気だったのは意外でしたが、こういう展開になればポジションは関係なく、動ける選手で攻撃を組み立てるしかありません。

戦術も数的優位も関係ない消耗戦は、豪州FWユーリッチが決着を着けました。ポストプレーの安定感が光っていたユーリッチですが、右サイド深くで受けたチャンスで、マークについていたキム・ジンスに仕掛けて抜きます。前半から積極的にオーバーラップをしていたキム・ジンスに、余力は残っていませんでした。

フリーになったユーリッチの折り返しは、GKキム・ジンヒョンが必死のセーブを見せましたが、途中出場のトロイージが押し込んで、豪州に決定的な1点が入ります。それでも、残り時間で韓国は必死の反撃を試みましたが、力尽き、試合は2-1で豪州の勝利に終わりました。

こんな総力戦はめったに見ませんが、間違いなく見る者に熱いものを残した試合だったと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする