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本当に来た吹奏楽団(2002年イングランド対スウェーデン)

2015-02-19 20:15:31 | ワールドサッカー
日本にW杯が来た、2002年はすべて1次リーグとはいえ3試合生観戦することができました。病気で韓国開催分の3試合のチケットを泣く泣く他人に譲った痛恨事はありましたが、あの当時の私では埼玉スタジアムと横浜国際競技場の3試合が、望み得る最大の結果だったと思います。

その中では、初めてのW杯の生観戦となったイングランド対スウェーデンは今でもスタメンを全員言えるほど印象的な試合でした。当時のワールドクラスといえばジダンとベッカムで、そのベッカムが骨折から驚異的な回復でW杯に間に合わせて来日していました。

今は安物のコンパクトデジカメでさえ、埼玉スタジアムのスタンドから選手の写真を撮れる時代ですが、当時それを実行するためには望遠レンズと一眼レフが必須でした。当時、一緒に見た弟が望遠レンズでベッカムを撮影して喜んでいたことを思い出します。

イングランド代表といえば、フーリガンと吹奏楽団のイメージでした。フーリガン(ならず者)には日本の商店街が恐れていて、「フーリガン保険」が現れるほどでしたが、イギリスの空港の水際作戦が効いたのか、フーリガンは一人も日本にやってきていませんでした。

もう一つの名物、吹奏楽団は、北側ゴール裏スタンドの最上列に陣取っていました。今ではレッズの応援でおなじみの「大脱走」や「カモン、イングランド」はこれが本家と実感した、イングランドの誇りは来日してくれました。

試合はベッカムのCKをキャンベルが頭で合わせてイングランドが先制しましたが、後半に右SBミルズのクリアミスをアレクサンデションが拾って豪快なミドルを叩き込んで、1-1の引き分けに終わりました。当時はブログもやっておらず、ゲームレポートも今の自分が満足できる内容ではないので、試合のことは断片的な記憶しかありませんが、全ての国がベストメンバーを揃え、全ての国が本気で勝ちに行く真の真剣勝負、W杯が本当に自分の目の前にやってきた事実には興奮していました。

もう一度そんな思いをしたいので、ロシアかカタールでW杯を飽きるほど見たい、そんな夢は持っていたいと思っています。
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