イングランド・プレミアリーグの首位攻防戦、チェルシー対マンチェスターシティ(以下シティ)の試合をNHK-BSの録画放送で見ました。両チームとも、石油王が買い取って財力を武器に強豪に上り詰めたチームですが、チェルシーのモウリーニョ、シティのペジェグリーニ両監督の采配は見ものでした。
モウリーニョは現実主義者で手堅い戦いを好み、逆にペジェグリーニは理想を追うタイプですが、それは試合展開にも現れていました。もちろん、勝ち点5差でリードする首位のチェルシーは引き分けでOK、逆に追いかける2位シティはどうしても勝ち点3が欲しいという試合の背景も作用しました。
チェルシーがブロックを作って引いて守り、逆にポゼッションのシティがボールを回して、アウェイのシティの方が支配率で上回る展開が続きました。ただ、この試合はアフリカ・ネーションズカップ(代表チームが戦うアフリカ大陸王者決定戦)の影響を受けました。シティのボランチ、コートジボワール代表のヤヤ・トゥーレがこの大会に出るために欠場していたからです。
Yトゥーレはシティのサッカーでは大きなキーマンで、彼のパスからゲームメーカーのシルバ(21番)につなぐ形がシティの必勝パターンです。しかし、Yトゥーレ不在のこの試合では、ボランチのフェルナンジーニョ、フェルナンドのブラジル人コンビは無理に前を狙わず、オーバーラップしてきたSBに渡して、そこからSBを経由してサイドのMFヘスス・ナバス(15番)、ミルナー(7番)に突破させる形が狙いでした。
その狙いはうまく行ったように見えました。確かに、サイドのMFまではボールを回せました。しかし、中央のシルバ、アグエロがボールを受けられず、サイドに流れ始めていました。そんな隙に、ほとんど存在感がなかったチェルシーの1トップ、レミ(18番)がワンチャンスを決めてチェルシーが先制します。
このまま1-0で逃げ切ればチェルシーのプラン通りですが、シティもさすが去年のチャンピオンで、カウンターからのチャンスにアグエロが思い切りよく放ったシュートを、シルバがわずかにコースを変えてシティが追いつきます。
最後までは見ていないので、続きは明日書きます。
モウリーニョは現実主義者で手堅い戦いを好み、逆にペジェグリーニは理想を追うタイプですが、それは試合展開にも現れていました。もちろん、勝ち点5差でリードする首位のチェルシーは引き分けでOK、逆に追いかける2位シティはどうしても勝ち点3が欲しいという試合の背景も作用しました。
チェルシーがブロックを作って引いて守り、逆にポゼッションのシティがボールを回して、アウェイのシティの方が支配率で上回る展開が続きました。ただ、この試合はアフリカ・ネーションズカップ(代表チームが戦うアフリカ大陸王者決定戦)の影響を受けました。シティのボランチ、コートジボワール代表のヤヤ・トゥーレがこの大会に出るために欠場していたからです。
Yトゥーレはシティのサッカーでは大きなキーマンで、彼のパスからゲームメーカーのシルバ(21番)につなぐ形がシティの必勝パターンです。しかし、Yトゥーレ不在のこの試合では、ボランチのフェルナンジーニョ、フェルナンドのブラジル人コンビは無理に前を狙わず、オーバーラップしてきたSBに渡して、そこからSBを経由してサイドのMFヘスス・ナバス(15番)、ミルナー(7番)に突破させる形が狙いでした。
その狙いはうまく行ったように見えました。確かに、サイドのMFまではボールを回せました。しかし、中央のシルバ、アグエロがボールを受けられず、サイドに流れ始めていました。そんな隙に、ほとんど存在感がなかったチェルシーの1トップ、レミ(18番)がワンチャンスを決めてチェルシーが先制します。
このまま1-0で逃げ切ればチェルシーのプラン通りですが、シティもさすが去年のチャンピオンで、カウンターからのチャンスにアグエロが思い切りよく放ったシュートを、シルバがわずかにコースを変えてシティが追いつきます。
最後までは見ていないので、続きは明日書きます。