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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

綺麗な青空(アーセナル対トットナム)

2013-09-09 17:38:13 | ワールドサッカー
今日二度目の散歩で桜草公園に来ています。季節も秋に変わり、青空の美しさに惹かれたので写真に残しておきます。

こういう休みで時間のあるときはワールドサッカーを見るチャンスです。見たカードはイングランド・プレミアリーグ、アーセナル対トットナムでした。アーセナルは埼玉スタジアムで生観戦したので、どういう選手がいるかはある程度わかります。

埼玉スタジアムで最も印象的だったボランチのウィルシャー(10番)は体調不良を訴えて途中交代したのは残念ですが、イングランドサッカーのダブルボランチの役割分担は面白かったです。ウィルシャーはアンカー気味に後ろに残り、ラムジー(16番)が運動量多く前のスペースに出るあたりは日本と同じですが、ウィルシャーに華麗なパスがあり、ラムジーと攻撃的MFのロシツキ(7番)がスムーズに入れ替われる動きがあるのは見て楽しめました。

この試合はホームのアーセナルが1-0で勝っていますが、その1点の入り方が楽しめました。右サイドでボールが落ち着いたタイミングで、ウォルコット(14番)はいつもは縦に走ってスピードを生かしますが、このときはあえて内側に走って相手左SBを釣りました。

そうして空けたスペースに、きっちり測ったようにパスが出てくるところはさすがアーセナルです。ウォルコットが自分で空けたスペースを自分で使い、走り込んでダイレクトで蹴り、ジルーが利き足でない左足のアウトサイドでダイレクトで合わせる、もう一度やれと言われてもできなそうなプレーでアーセナルが先制しました。

トットナムは知っている選手はトップ下のパウリーニョ(8番)と途中出場のFWデフォー(18番)だけで、パウリーニョに注目して見ていましたが、コンフェデ杯の疲れもありそうでコンディションはまだまだの印象です。それでも、デフォーを入れたときにパウリーニョをボランチに下げて4-4-2に組み替えていましたが、パウリーニョはボールを触る回数が増えてくると持ち味が出るタイプらしく、パスセンスなども高く面白い存在です。

最後はアーセナルがラインを下げてトットナムのパワープレーを跳ね返す、昔のイングランドサッカーのような攻防も見られましたが、あと一歩及ばずアーセナルが逃げ切りました。監督対決も最年少(35歳)のビラスボアス対最年長(63歳)のベンゲルという好対照の対決になりましたが、ベンゲルが逃げ切り、同じロンドンのライバル対決を制しました。
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天皇杯栃木ウーヴァ戦プレビュー

2013-09-09 13:09:33 | 浦和レッズ
今日は会社を休み、近所の田園風景を眺めていました。高度成長期に都会化し始めた埼玉県で育った私ですが、基本的には田舎者で、自然の中の方が落ち着きます。最近は代表とレッズが同時進行しているので、連日プレビュー記事と試合記事ですが、今日は浦和の天皇杯2回戦、栃木ウーヴァ戦(駒場)のプレビュー記事です。

栃木ウーヴァは前身は地域リーグの日立栃木です。今は3部相当のJFLで、元大宮アルディージャのFW若林を輩出したチームです。栃木SCのJ2入りで、空いた天皇杯栃木県代表の座の常連になっており、1回戦で埼玉県代表の東京国際大に勝って浦和と対戦します。

もっとも、栃木ウーヴァに関しては情報はこの程度しか持っていません。必然的に浦和を書くことになりますが、ナビスコ杯の川崎F戦はDF二人の負傷交代が響いた敗戦でした。この試合は負傷の鈴木啓太は間に合わず、槙野は代表で出番がなければ強行出場の可能性はありますがあてにはできません。

手薄なDF候補の山田暢久と坪井慶介の状態は気になります。もっとも、山田暢久は試合後のサポーターへの挨拶でちゃんと歩いていた情報がI love REDSのブログに載っていました。坪井慶介も両足がつったので交代だったという、テレビを見ていた母の情報なので、栃木ウーヴァ戦の出場は問題なさそうです。

また、ミシャは週2試合の日程の場合、思い切ってターンオーバーをすることがあります。柏木や興梠、阿部勇樹のような出ずっぱりの選手には休養を与える可能性があります。阪野、梅崎、小島あたりはチャンスがあるかもしれません。

それでも、天皇杯は内容が悪くても、延長戦に持ち込まれても、とにかく勝てばいい試合です。天皇杯で負けてしまうと、その週に他カードを中立観戦する寂しい思いをします。そんな思いはしたくないので、とにかく勝てというのがサポとしての正直な思いです。
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弱点を突くのがプロ(サガン鳥栖対佐賀大)

2013-09-09 09:41:37 | 他チーム
昨日は天皇杯2回戦、サガン鳥栖対佐賀大というカードを見ていました。佐賀大の監督が大学院生の24歳の若手監督(神力監督)で、普段はサガン鳥栖のファンという神力監督は自分のチームを率いて鳥栖と対戦する、一つの夢を実現させました。もちろん実力差はありますが、神力監督は自分たちのいいところを出して鳥栖に挑もうと、あえて普段の3バックで戦う道を選びます。

しかし、鳥栖はプロとは何かを、佐賀大の若者にきっちり見本を示しました。もちろん、鳥栖の選手は基本技術がしっかりしていて、DFラインの裏へ抜け出ればまず外さない決定力を持っています。それだけではなく、プロは賢いものということを示したのはさすがだと思います。

それは鳥栖の選手たちが3バックの弱点を共通認識していたことです。3バックの場合、佐賀大が攻めに出たタイミングではどうしてもタッチライン際にスペースができます。佐賀大が中盤で回そうとしたときにボールを奪えば、そのスペースは使い放題でした。ボールを奪う中盤の選手も、走り込むFWの選手もそれを認識していて、きっちり空いたスペースを使えるところはさすがプロと思います。

結果的にこの試合は最終スコアは10-0、前半だけで6-0と大差がついた試合でしたが、佐賀大は何点取られてもめげず、中盤でつないで回す自分たちのサッカーをやろうとして、何本かシュートも放っています。それでも、やはり体力レベルではJ1でもトップクラスの鳥栖の実力は相当で、特に前半は全然中盤の形を作れませんでした。

印象に残ったのは、鳥栖MF金民友です。この試合は左MFでスタメン出場していましたが、佐賀大の選手が体力的には善戦できても、細かいテクニックを使えば比較的容易に攻略できることを見抜いていました。金民友がシュート体勢に入ったとき、佐賀大DFは100%シュートのつもりで寄せてきましたが、そこを打たずにフリーの味方に出したプレーは、さすが韓国代表に入るだけの実力はあります。

金民友は韓国ではKリーグの選手ではなく、延世大を卒業して当時J2の鳥栖で初めてプロになった選手です。アジア枠があるからこそ実現した移籍ですが、Jリーグは結構韓国代表を育てていることになります。いろんなJ2のチームが韓国のプロ選手でなく、アマチュア選手を戦力にすることは狙っていますが、この金民友は大きな成功例だと思います。
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