Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ナビスコ川崎F戦プレビュー

2013-09-04 16:34:20 | 浦和レッズ
マスコミは代表戦一色ですが、浦和サポにとっては忘れてはならないナビスコ杯の準決勝、川崎Fとのアウェイ戦が土曜日にあります。今年の浦和はいつになくチーム状態がいいので、何か一つタイトルは欲しいところで、一番近いのはナビスコ杯と思っています。もちろん、ACL出場組の「準々決勝シード」というのは議論も呼んでいると思いますが。

私は川崎サポのつてでチケットを確保したので、等々力のバックスタンド2階で観戦する予定ですが、このカードはバックスタンドの上から俯瞰の視点で見るには絶好のカードと思います。理由は戦術的攻防が見られる可能性がある試合だからです。前回のリーグ戦の対戦では浦和の高いラインを利用した川崎の速いパス回しが機能し、4-0という大差の決着になりました。

もちろん、浦和もここ2試合の相手、横浜FMと新潟に対策を立てられ始めている事実には何か動く可能性はあります。普段の浦和は、守備時の5-4-1から攻撃時の4-1-5に切り替えるところに弱点を持っていて、特に新潟戦は相手MFのポジショニングでこの弱点を狙われ、結果こそ勝ったものの大苦戦でした。

打つ手があるとすれば、マークされていない選手をどう有効活用するかでしょう。4バックの川崎Fは、どうしても浦和の両アウトサイドの平川、宇賀神のところをマークしにくい事情があります。新潟は両SBに浦和のアウトサイドへのロングボールをケアさせましたが、この二人が思い切って個人技でも見せれば打開できる可能性はあります。

また、この川崎F戦は代表戦の裏に行われる以上、浦和は酒井宏樹の負傷の代役で代表に招集された槙野を欠いて戦うことになります。おそらく森脇を左DFに回し、空いた右DFに坪井を入れることになるでしょうが、普段やっていない布陣だけに横浜FM戦のように隙を見せる可能性もあります。

ただ、この試合はホームアンドアウェイの180分の戦いの第1戦です。たとえこの試合だけ勝ったとしても、まだ何も手にしていないことは忘れてはいけません。第2戦は埼玉スタジアムで10月12日に行われます。ここで勝って、初めて国立の切符をつかむことになることはサポーターの我々も意識しておく必要はあると思います。
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流れの切れない試合(リバプール対マンU)

2013-09-04 11:33:17 | ワールドサッカー
今日は夏の疲れがひどかったので、急遽会社を休み、自宅でワールドサッカーのビデオを見ていました。一年前の今頃は体重が54kg(現在68kg)と危険水準に減り、2度の入院で苦しんだ日々でしたが、今はワールドサッカーを見てマニアックな分析ができるだけでも幸せなのかなと思います。

カードはイングランド・プレミアリーグ、リバプール対マンチェスターU(以下マンU)です。試合のスコアはCKからスターリッジのヘディングの1-0でリバプールの勝利、しかも香川真司はベンチ入りもしていないということは知っていましたが、この試合は感動的な試合で、「こういう試合を見るために私はサッカーを見ているんだ」という原点を改めて確認しました。

理由は両チーム、遺憾なくテクニックを発揮したクリーンなゲームだったことです。どうしてもプロレベルのサッカーになると、危険な場面は意図的にファウルで潰すプロフェッショナルファウルがありますが、このレベルになればそんなことはしなくてもテクニックだけでボールはつなげると自信を持っているのが見て取れました。

しかも、その試合の流れが途切れるような変なミスはほとんどなく、あまりにもリバプールのパスが回る展開に相手マンUのDFが視野を確保するために体の向きを変え、それが追いきれず足を滑らしていました。サッカーは本来技術を発揮するスポーツで自分たちのいいところを見せれば勝てると、リバプールの選手たちはピッチ上で語っているようでした。

ただ、残念だったのはリバプールで一番有名な選手、ウルグアイ代表のFWスアレスが暴力行為で10試合出場停止中で、見られなかったことです。この暴力行為がなければプレミアリーグ得点王も狙える活躍だったので、本当に残念ですが、代役のスペイン人FWアスパスもリバプールのスピードあふれるサッカーに順応していたのであまり違和感はありませんでした。

プレミアリーグの最多優勝記録は、以前はリバプールが持っていましたが、マンUがファーガソン長期政権で優勝を量産して記録を抜いていきました。そのため、リバプールのサポーターにとってはマンUに勝つのは夢の快挙で、アンフィールドが総立ちになって「You'll Never Walk Alone」を歌っていたのはよほど嬉しかったのだなと思います。

このアンフィールドには、一度行ったことがありますが、19世紀にできた歴史あるレンガ造りの外壁に屋根のあるスタジアムで、ピッチの距離も近く、こんな環境で年間チケットを買って月に2試合リバプールの試合を見ていれば必然的にサッカーに詳しくなるなと想像していました。私も埼スタとレッズにサッカー眼を鍛えてもらったなと思います。
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