こばとの独り言

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「千恋*万花」 あらすじ・感想その5 常陸茉子編

2016年08月03日 00時06分44秒 | 美少女ゲーム

5人目は常陸茉子でした~。

常陸茉子 キャラクター紹介
茉子は代々朝武家に仕える家系の生まれで芳乃を守る忍者。常に芳乃の側にいて彼女の世話は全て茉子がしています。そのため、料理上手で家事スキルが高いです。ただし裁縫だけは芳乃の方が上。
基本的には明るい性格でちょっと悪戯好きで小悪魔なところがあって芳乃をからあったりすることが多いですが、芳乃も含め周囲に対して壁を作っている節があります。
忍者のくせに高所恐怖症。それから芳乃にエッチな知識を吹き込む割りに意外と初心で褒められることに非常に弱い。恋愛漫画を読むのが唯一の趣味です。
彼女にはずっとやりたいことがあったものの、常陸家に生まれた宿命からそれを諦めていましたが・・・。

常陸茉子 攻略情報
正直に言う→どうだろ?→可愛い→山菜→頭を撫でる→小春を信じる→安心させる

常陸茉子編 あらすじ
【CHAPTER3】
芳乃を囮に使った作戦で全ての祟り神を浄化した将臣たち。しかし、憑代は何故か1箇所だけ欠けていました。ムラサメは将臣が自分に触れることが出来たり欠片に引き寄せられたりする理由について考えた結果、将臣の身体の中にも欠片があるのではないかと考え、皆を本殿に集めて将臣から欠片を取り出すことにします。将臣は自分に意識を集中して見事欠片を取り出すことに成功し憑代を1つに戻します。こうして、数百年続く祟り神との戦いに終止符を打つのでした。
祟り神と決着したことで自分の役目も終わった将臣は、穂織に滞在する理由が無くなったため、元の生活に戻るかどうか決断を迫られます。将臣は夜考え事をしながら街を散歩しますが、その途中で家に帰る途中だった茉子と会います。ふと、茉子がどこに住んでいるか気になった将臣はそれを聞くと芳乃の家からだいぶ離れていることに驚きます。芳乃の家に住み込みで働けばいいのにと言うと、住み込みだなんて恐れ多いと遠慮し、かといって近くに空家やアパートはないし、私は歩くのが好きですからと答えます。
彼女を家まで送る途中、穂織に残るかどうかの相談をしますが、茉子のアドバイスを受けて自分が誰かを言い訳にしていることに気付き、どっちを選んだとしても誰かを言い訳にするのは止めると約束。ただし、もう将臣の中では答えは決まっていました。そして、将臣は茉子が呪詛が解けたらやりたいことがあると以前言っていたのを思い出し、彼女に聞くと「乙女の秘密です」と言われはぐらかされてしまいます。そんな彼女の態度を見て、これまでもあまり彼女とはちゃんと話をしていなかったことに気付き、先ほどのように話をはぐらかされたり、一線を引かれているような気がしていました。
【CHAPTER4】
穂織に残ることにした将臣は、玄十郎にもそう報告。鍛錬は若干ペースを落として続けると表明します。その後、ムラサメから憑代にはまだ穢れが残っていて安晴の祝詞で払われていずれは無くなるが、それまでは何が起こるか分からないという話を聞き、ようやく呪いから解放された芳乃には心配かけたくないから言わないようにして、毎日憑代に祝詞をあげている安晴は薄々気付いているであろうから話すことにします。
トレーニングが終わった後、朝食の場で、安晴から芳乃との婚約の件はどうするか聞かれます。そのまま正式に婚約するならここに住むことに何の問題もないが、解消するとなったら何か理由が必要になるという説明を受けて、将臣と芳乃は夜に集まって相談することに。その後、将臣が呪いの件で安晴と話している間、芳乃は結婚どころかそもそも恋がどんなものなのか分からないから助けてほしいと茉子に懇願してきます。茉子も恋愛の経験はありませんでしたが、芳乃に頼まれた以上断り切れず、漫画の知識だけで適当なことを答えてしまい、心の中で芳乃と将臣に謝るのでした。
その日の夜、2人は話し合いますが、その前に芳乃は茉子に教わった方法で自分の気持ちを確かめます。しかし、教わった結果と違っていたことからこれは“恋”ではないことに気付き、婚約解消を申し入れます。将臣もそれは同じで芳乃のことを1日中考えた結果、芳乃のことは“大切な友達”という結論しか出なかったため、結婚解消を申し入れます。こうして、2人は婚約を解消し、“大切な友達”として新たな関係を築くことにしたのでした。
芳乃との話し合いを終え、居間に戻ってくると、そこにはソワソワしている茉子の姿がありました。茉子は将臣から婚約を解消したことを聞かされると、自分のせいでごめんなさいと謝ってきます。そして、茉子が芳乃に謝りに行った後、将臣は彼女を家まで送ることにしましたが、その途中で芳乃との婚約解消については本音を言えば惜しい気がするけど、気にしなくて良いとフォローします。そして、茉子が今回の件で1つ何でも言うことを聞くと言ったため、将臣は昨日話していた“乙女秘密”について聞き出そうとします。すると、彼女は顔を真っ赤にして照れて恋がしたいと答えます。
ずっと芳乃に仕え身の回りの世話や家事をしてきて、その上、彼女の護衛として忍者の修行を続けてきた彼女にとって恋愛は憧れでした。それでも、茉子は器量よしで容姿も可愛いことから、これまで告白されたこととかないのかと聞くと、茉子は急に慌て始めます。そして、将臣が可愛いを連発すると変わり身の術を使ってまで逃げてしまうのでした。
翌日、クラスの男子に茉子について聞くと、可愛いとは思うけど巫女姫に仕えてる以上、それより優先してくれることはないだろうからと大よそ巫女姫と同じ扱いであることを知ります。そのとき、小学校時代に自分の町の歴史を調べたときに町の重臣には常陸家のことがなかったのに、何故常陸家だけ未だに朝武家に仕えているのか分からないと話していたため、将臣は彼女のことについて何も知らないことに気付きます。その日の夜、クラスの男子も自分と同じことを言っていたから間違いではなあったと茉子に相談した将臣。そして、彼女はお務めとしてずっと朝武家に仕えていて自分の時間がなく、彼女もそれを受け入れているのはそれ以外を知らないからだと考え、それなら休日お務めを休んで自分の時間を作ろうと提案。茉子は芳乃と安晴が了承したらそれでも良い、でもきっと了承されないと高をくくってましたが・・・。
その翌日、芳乃と安晴に相談するとあっさり了承を得られ、茉子は驚きます。その後、将臣、芳乃、安晴は分担して家事をして茉子は居間で休むはずでしたが、茉子は芳乃のことが心配でついつい口出ししてしまい、芳乃に家から追い出されてしまいます。家に帰って来た茉子は漫画を読む以外することがなくお風呂に入って気分転換しようと部屋から離れている間に、茉子が忘れて行った財布を届けに来た将臣が母親に案内されて茉子の部屋で待っていました。そして、茉子はすっかり油断してほぼ素っ裸の状態で部屋に入って将臣に見られてしまいます。そして、将臣は芳乃に仕えているときにはまず見せない彼女のだらけきった姿に驚くのでした。
その後、財布を渡して用件を済ませた後、何故常陸家が未だに朝武家に仕えているか、その理由を聞きます。茉子は朝武家の呪いの原因が常陸家にあると答えます。常陸家はお家騒動のときに出来た朝武家の分家でした。つまり、家督を継げず逆恨みをして争いを起こした長男の血筋でした。本来なら断絶されてもおかしくなったところを、朝武家に許され、その恩義もあって以降ずっと朝武家に仕えていました。そんなある時、祟り神の発生により呪いが残っていることが判明し、その原因は先祖にあるということで、呪いに苦しんでいる朝武家を放っておくわけにもいかないからと、朝武家が肩書を返上してからもずっと仕えていたのです。茉子は決してそのことを恨んでいないと言い、将臣も普段の態度からそれは信じられることでした。そして、朝武家だけではなく常陸家もまた呪いに縛られたのだと知り、常陸家が朝武家の家からずいぶん離れて村の離れにあるのも不当な扱いを受けているからではないかと考えますが、茉子からそれは違うと否定されます。昔は非難されていたかもしれないが、今はそんなことはなく単純に移動する必要がない・・・むしろ修行のためには山が近い方が良いと話します。将臣も普段の学園や買い物してるときの様子から不当な扱いを受けていることはなかったことから納得し、それと同時に自分の思い込みと勘違いを恥ずかしがるのでした。
芳乃も次の目標に向かって頑張り始めたことから、それに置いて行かれないように自分のやりたいことを見つけることにした茉子。その日の夜、芳乃が作った料理を食べて彼女が新しい目標に向かい始めたことを改めて感じた茉子は、将臣に途中まで送ってもらい、その後、こっそり本殿に戻って憑代を手にします。跡目争いに負けた一族が背負った罪・・・呪いが解けたことから、“巫女姫の道具”としての人生ではなく、1人の人間として生きて行く。今ならずっと憧れていた“恋”が出来るかもしれない。恋がしたい。そう強く彼女が願うと、「見つけた」とどこからか声がします。すると、憑代が怪しく光り出し、祟り神と同じ獣の姿に変わり、あっという間に茉子は取りつかれてしまい意識を失います。そして、目を覚ますと彼女は犬になっていました。
【CHAPTER5】
翌朝。将臣はトレーニングのために朝早く起きましたが、いつもなら既に家事を始めている茉子の姿がありませんでした。ムラサメと手分けして探したものの見つからなかったため、一先ずトレーニングに行きます。そして、トレーニングが終わって帰ろうとしたとこ、草むらから子犬が将臣めがけて飛び込んできます。その子犬は将臣以外には懐かなかったため、ひとまず将臣が預かることにします。その子犬は茉子であり、茉子は必死に将臣やムラサメに訴えていましたが分かってもらえず、芳乃や安晴もそれは同じでした。しかし、体が汚れていたため将臣がお風呂で子犬を洗っていると、突然子犬が茉子に戻ります。
犬から戻った茉子から事情を聞きだすと、ムラサメは呪詛返し(術者本人に跳ね返る=常陸家の者に跳ね返る)ではないかと推測。ただ、呪いについてはムラサメよりみづはの方が詳しいため、ひとまず診療所に行って彼女からも話を聞くことに。そして、みづはの結論は、呪詛返しなら憑代を1つにしたときに発生しなくてはいけないが、今回はそうではないことから、呪詛返しではなく別の目的ではあるのではないかということでした。
みづはから憑代に触れたとき何か考えていたことはなかったかと聞かれ、茉子は動揺します。何故ならその時考えていたのは“恋がしたい、好きになりたい”だったから。しかし、重要なことだからとみづはたちに詰め寄られ、茉子は観念して白状します。獣の目的は“恋がしたい、好きになりたい”ということなのか・・・と皆が考えていると、ムラサメは獣が反応したのは“好きになりたい”という欲求に対してなのではないかと言います。つまり、恋を知ることではないかということでした。そして、茉子の場合は呪いというより憑依されたというべきで、獣の力が強すぎるが故に茉子は子犬になってしまったのではないかと推察します。ムラサメの意見を将臣経由で聞いたみづはは、そう考えるのが妥当かもしれないと同意。獣の力が強すぎるため、祓うことは難しいことから、当初の予定通り獣の目的を叶えること・・・つまり、茉子が恋をして獣に恋という感情を教えればいいという結論に達するのでした。
翌日、昨晩から万が一のことを考え芳乃の部屋で寝泊まりした茉子は、朝食の準備中に再び犬になってしまいます。清めの効果がある朝武家の温泉に入るとすぐ戻り、その後登校しますが、周囲がいつ犬になるか分からないなら休んだ方がいいと言っていたのに対し、茉子は漫画を例にとって、きっと1日1回だろうから今日はもう大丈夫と自信を持って言い、ムラサメも呪いの力は弱くなっていただろうから大丈夫だろうと言ったことから、ひとまず授業を受けていた茉子。しかし、昼休みにクラスメイトたちと話していると突然子犬になってしまいます。その場は何とか将臣と芳乃が誤魔化し、将臣が子犬になった茉子を連れ出し(芳乃は茉子がいなくなったことについて必死に弁明していたがまったく役に立ってなかったw)、校舎の外で予め用意しておいた温泉の湯を茉子に浴びせて元に戻します。しかし、子犬を心配してやってきたレナに茉子が人間に戻って裸になっているところを見られてしまうのでした。
レナは祟り神のことは知っていたことから、事情を聞くとすぐに納得。そして、レナから「本当の恋ではなくとも、代役を立てて“恋とはこういうものだ”というのを獣に見せれば良いのではないか」と提案されて、ひとまず建実神社に戻った将臣と茉子は、ムラサメにまた犬になったこととレナの案を報告します。ムラサメがやってみる価値があると言ったものの、茉子は相手に失礼だと躊躇します。この時既に茉子のことが好きだと自覚していた将臣は、事情を知ってるからという理由で代役に立候補。すると、茉子は恥ずかしがってダメと言ってしまいますが、ムラサメに嫌じゃないなら良いだろうと強引に押し切られます。こうして、将臣と茉子は偽物の恋人としてデートすることになったのでした。
疑似デートの日。いつ犬になってしまうか分からない茉子は学院に行けないため、欠席して将臣とデートに行きます。午前中だと目立ちすぎることから午後出かけて田心屋で放課後の時間になるまで時間を潰そうということになり、田心屋に向かいますが、何を話したらいいか分からない2人はギクシャクしてしまいます。その様子を見かねた芦花が茉子を自分の部屋に連れていき、着替えさせます。スカートを穿いた可愛らしい恰好に変身した茉子が戻ってくると、将臣は彼女のことを可愛いと褒めちぎっていつの間にか普通にデートっぽくなっていました。放課後の時間になり、外に出たものの、茉子は知り合いに見られるかもしれないと思い将臣の手を取って裏路地を走りまわります。そして、人通りの少ない場所に出て一旦落ち着きますが、2人は手を繋いだまま、恋人は他にどんなことをするのだろうと話し合います。茉子が漫画だとキスをすると言い、将臣はさすがに疑似デートでキスをするわけにはいかないと思いましたが、それなら本物の恋人同士なら良いのかなと思い、茉子に告白します。突然の告白に戸惑う茉子でしたが、将臣がキスをしようとすると抵抗しようとせず、あと少しで唇が重なろうとしたそのとき、茉子が犬になってしまいます。
その後、志那都荘で部屋を借りて茉子を元に戻した後、将臣は先ほどの告白の返事を待ちますが、茉子は常陸家としてのお務めがある等という理由で断ろうとしていました。しかし、それは茉子の気持ちが何も入っておらず、ただ逃げているだけだったため、将臣が断るなら茉子の気持ちで断ってほしいと言うと、茉子は告白の返事の代わりにキスをします。そして、1度キスをするとこれまで抑えていたのが嘘のように何度もキスをして、ようやく茉子も「好き」という言葉を口にするようになります。知り合いのいる旅館のため、さすがにセックスするまでは至らなかったものの(ただし、茉子も興味は示していた)、2人は恋人同士になったのでした。
【CHAPTER6】
芳乃とムラサメに疑似デートと本物の恋人になったことを報告した2人。しかし、憑依は未だ解けていませんでした。その理由として、茉子がこれまでお務め優先にしてて、将臣を意識するようになったのはつい最近のことであるから、恋とはどんなものかようやく知り始めたばかりで本当の恋を知るのはこれからだからということでした。
その日の夜、茉子は自分の劣情を抑えきれず、芳乃が寝てる横でオナニーをしてしまったため(ちなみに芳乃には気付かれていたw)、身体を綺麗にするため一旦お風呂に入ります。その後、再び布団に入って寝ていたはずですが、気が付くと本殿にいました。目の前には祟り神の姿をした獣が現れ、これが恋かと問われたため、茉子はそうだと答えます。しかし、獣があの男の血筋という理由で呪い殺そうとしたため、茉子は好きな人が笑顔でいるために死ぬわけにはいかないからと説得します。獣は一旦落ち着き、“あの方が言っていたことの意味を知りたい”と言うと、茉子は一瞬過去の記憶を垣間見ます。その後、獣は恋を教えてくれるのならば犬にならぬようにする、その代わり“想いを差し出せ”と言います。
獣の目的は恋という感情を通じて得られるものを知りたいだけで、茉子の身体には何の異常もなく、将臣とイチャつきながら普通に生活していました。しかし、茉子の性欲は強まるばかりで何もなかった日の方が少ないくらい、いつもオナニーをしていました(その結果、獣に馬鹿呼ばわりされたw)。茉子がオナニーするたびに起きていた芳乃はさすがに我慢が出来なくなり、休日に2人にデートに行けと命令します。恋人としての時間を過ごしてほしいというのは表向きの口実で、芳乃の真の狙いは茉子の強すぎる性欲を何とかしてほしいということでしたw そして、そのデートで初体験を済ませますが、相変わらず獣は茉子に憑りついたままでした。茉子は気持ちを共有しているだけで他に問題はないから大丈夫と言っていましたが、ムラサメはあることを懸念していました。
一方、茉子は夢の中で獣と話をして、獣の恋の相手と一緒に過ごした場所でデートすれば何か分かるかもしれないと言い、恋の相手ではないと否定する獣をからかうと、獣は茉子の挑発に乗ってやると言いますが・・・。
【CHAPTER7】
初体験を済ませた翌日の昼休み。茉子は獣は既に好きになる気持ちを知っているはずで、それを気付かせるため、獣がいた環境に近いところに将臣を連れていきそこでお弁当を一緒に食べます。その日の晩、再び夢の中で獣と話をした茉子。獣は懐かしい気分にはなれたと話し、そろそろ引き際だからお願いしたいことがあると茉子に頼みます。それは“自分を祓え”でした。
獣が封印されている石は自分がいる限り穢れたままであり、“あの方”が遺した物を穢したままでは、石を利用して怪我したあの男と同じになってしまうからと。自分は死んだ身、だからこれ以上あの方を穢したくはない、だから祓えと言います。
翌朝、茉子はそのことを皆に話しますが、獣と会話を交わしていったことで最初の頃とは獣に対する気持ちも変わっていったことから、祓うのは少し考えさせてほしいと少し時間をもらいます。その後、将臣と茉子は本殿にある憑代を見に行き、茉子は憑代を見ながら、獣の願いは石の穢れを祓うことであり、獣を祓うことではない、それならば他に何か方法があるはずだと言います。将臣は茉子の考えに乗ることにして協力することに。
ムラサメと芳乃は祓う準備をしているため、呪詛についてはみづはに相談するのが良いと思い、診療所へと向かいます。みづはは石の穢れは獣の怨みそのものであり、それを祓うことはつまり獣を祓うことと同じと話します。ただ、石から穢れを引き離すことは可能とも話し、憑代の代わりになるものを用意してそっちに移せば良いということでした。ただ、それほどのものが見つけられることは難しいとみづはは言います。獣が憑代となった石に封じられたのも、元々その石が獣と深い繋がりがあったから。今からその獣に関わる物が見つかるとは思えないとみづははそう言います。それと、これ以上獣に深入りするのは止めた方が良いと忠告。実際人の気持ちの中で“恋だけ”の部分を共有することは線引きが難しく、元々怨念だった獣を祓うことになった場合、それを後悔した茉子自身も影響を受け、自分が穢れを生む可能性があると説明します。ムラサメが懸念していたのは正にそれでした。
みづはからの忠告を受けたものの、最悪の結果にならないよう、先ずは新たな憑代を捜すことにした将臣と茉子。芦花や小春、廉太郎に聞いても分からなかったため、玄十郎に聞いてみるとそういった物は知らないが山奥に石碑があると教えてもらいます。2人は早速山奥の石碑を見に行きますが、大した情報は得られませんでした。その帰り、茉子が急に眠気に襲われたため、川辺で休んでいると、将臣もそれに引っ張られる形で眠りにつきます。
2人が目を覚ますと同じ夢の中でした。獣が姿を現し、何故すぐに払わないと茉子に質問します。茉子は最初は上手く口にできませんでしたが、かつての自分は何も考えずただお務めをしているだけで、他のことは全て人のせいにして諦めていました。でも、それではいけないと教えてくれたのが将臣であり、自分も以前のようにはなりたくない、だから言われたから祓うのではなくやれるだけのことはやりたいと獣に伝えます。そして、どこかで見切はつけなくてはいけないが、そっちが勝手に憑りついてきたのだから少し時間が欲しい、それぐらいの権利はあると言うと、獣は憑りついた人間を誤ったと言いつつも、好きにしろと言って2人の意識を現実へと戻すのでした。
その後も憑代を探していた2人ですが、そのとき道路を歩いていた子供たちの前に暴走した車が突っ込んできます。将臣よりも先に茉子が動き、子どもを庇いますが、車に轢かれてしまうのは確実だったため、茉子は死を覚悟します。そのとき、獣が茉子の中から飛び出し茉子を守りますが、正確には守ったのではなく、茉子が死を覚悟したときそれを共有した獣が自分が死んだときのことを思い出し、穢れが増大して暴走を始めたのです。人を殺すことしか考えなくなった獣でしたが、茉子が必死に呼びかけると、少し自我を取戻し山の方へと駆けていきます。
獣が去った後、神社に戻った2人は芳乃とムラサメに事情を話します。ムラサメは獣は必ず最初に憑代を取り戻しにくるはずだと読んだため、闇雲に捜すことはせず神社で待ち構えることに。しかし、現れた獣は茉子の感情をも取り込んでいたため以前の祟り神とは強くなっていました。将臣が必死で抵抗したものの歯が立たず、追い込まれてしまったため、芳乃を守っていた茉子は再び獣に語りかけます。このままでは石が更に穢れてしまう、それはあなたの望みではなかったはずと。それでも聞く耳持たなかった獣は攻撃を仕掛けますが、茉子のクナイと獣の尻尾がぶつかったそのとき、茉子は獣に意識を取り込まれ、茉子の身体と獣は時が止まります。
かつて茉子が抱えていた負の感情。それは自分は道具であり機械仕掛けの人形、人間じゃないと卑屈になっていた頃のもの。茉子がその感情に共感してしまったら2度と引き返せない・・・そんな状況の中、将臣は茉子を支えるために彼女の身体に触れると視界が光り、気が付くと隣には茉子がいて、更に獣がいました。獣の本体は理性が残っており、暴走を食い止めていました。しかし、これ以上は難しいから祓えと茉子に言います。それは獣はもうこの世に留まる理由がないから。“あの方”は恋した人間のために自らの命を捧げており、獣は自分を犠牲にしてまで人間を助けようとした気持ちが分からず、恋という感情を知りたいと思ったと話します。その目的については、結局人間の感情は分からないという結論でした。しかし、茉子の変化を見て“あの方”の気持ちもおぼろげながらも理解できたと言います。“あの方”も恋をして自分の生き方を決め、その人を守るためにすべきことをした、だから最後に笑ったのだと。だから、お前が後悔しないようどうするか自分で選べと、未だ獣を祓うかどうかで迷う茉子に問いかけます。
そうして現実に戻った2人。暴走した獣は未だ本体が抑えていましたが、残された時間はあまりありませんでした。そして、茉子が出した答えは、自分の責任は自分で負いたい、だから人に任せるのではなく自分も一緒に祓わせてほしい、でした。そして、将臣と一緒に叢雨丸を持った茉子は、獣に対してあなたがいたからワタシは自分と向き合うことが出来た、これからは自分で生き方を決めて生きて笑えるように頑張りますと言い、最後にありがとうございましたと感謝の言葉を伝えて獣を祓います。すると、2人の周囲に光の雪が舞い落ち、芳乃が持ってきた憑代へと集まっていきます。すると光に呼応するように憑代も反応を見せます。それはまるで再会を喜ぶようでした。茉子はそれを見て、ワタシがすべきことをして念願を果たすことができた・・・それなら何の文句はないと光る雪に照らされながら微笑むのでした。
【Epilogue】
光が鎮まった後、ずっと将臣と茉子の愛の語らいを静かに聞いていた芳乃とムラサメは、これから憑代を祀るから2人はもう戻って良いと気を遣います。2人は言葉に甘えて安晴に報告した後、2人きりになりそのままエッチを始めます。
エッチが終わった後、一緒にお風呂に入った2人。茉子は今まで将臣のことをこれ以上ないといくらい好きと思っていたけど、更にその上があったことを知り、一緒にいればいるほど好きになってしまうと話します。将臣も同じ気持ちで、これからも2人で一緒に幸せを作り上げようと言うと、茉子も後悔なんてする暇がないくらい幸せになりましょうと言って笑顔を見せるのでした。

常陸茉子編 感想
茉子編は祟り神となっていた白狛に関するお話ですね。レナ編では軽くしか触れなかった白狛が叢雲の気持ちを理解するまでが描かれています。自分は先にレナ編から見たから良いですが、茉子編から先に見ると茉子編の内容だと若干意味不明なままですよね。そうするとレナ編から始めた方が良いのかな?って気がしてきました。レナ編を理解してたほうが茉子編はむしろ楽しめると思うようになりました。まぁ謎を最後に解き明かしたいって人もいるでしょうから、その人の判断に任せますがw
茉子編はコメディ要素が強めでしたね。特に茉子ちゃんが犬になるシーンは面白いなぁ~子犬になった茉子ちゃんは可愛いのはもちろん、周囲が慌てて対応するところがニヨニヨしてしまうw 芳乃ちゃんのフォローがポンコツすぎてめっちゃ笑ったwww それから、ゆずソフトと言ったらオナニー!w 今回のオナニーキャラは茉子ちゃんでしたか・・・芳乃ちゃんに気付かれてることに気付いてなかったり、獣にまで「お前は馬鹿なのか?」と言われたり、ゆずソフトのオナニーネタは毎回面白いですねwww もう面白オナニーネタは定番となってきた気がしますw
それから他のメインヒロインと大きく違うのは、2人きりのシーンが多いこと。芳乃ちゃんやレナちゃん、ムラサメちゃんなどはおまけ程度にしか出てきません。その分、2人きりのイチャラブを堪能できるようになっていたのは良かったですが、他のキャラの登場回数が短かったせいかシナリオ自体も短く感じられました。
茉子ちゃんは出会った当初は卑屈になってたので他のヒロインと比べて距離を感じることが多かったですが、それが崩れてからはすっかり色ボケキャラと化してましたねw 2人きりになると甘えてくるのがすっごく可愛い!!家事もバッチリだし、茉子ちゃんは良いお嫁さんになれますなぁ~。声も小鳥居夕花さんだし、自分茉子ちゃん気に入りました(*´Д`*)b
Hシーンは6回。1番多いですが内2回は芳乃ちゃんの隣でオナヌーですw 芦花姉さん、レナちゃんの次にHシーンに期待してたんですが、HCGは微妙でしたね。この作品のヒロインの中でも特に性欲が強いっていう部分は良かったんですけどね。初体験の本番Hは良かったですが、それ以降おっぱい見せないし・・・アフターは見せてたけど微妙なアングルでした。それから、フェ○が2度あったのも不満。どっちかパ○ズ○にしてほしかったな。だから、初体験のときが1番好きでした。ヒロインは折角大き目が多いのだから、もっとおっぱい見せてほしいなぁ・・・。
一般シーンだと面白シーンが多いから迷いますねw 素っ裸で自分の部屋に入ってきて「幻覚が見える」とか、犬を洗ってたら目の前にアレがズームで表示されたりとか、キスしようとしたら犬になっちゃうとかw もちろん茉子ちゃんの可愛いところもたくさん見られますけど、やはりコメディ要素の印象が強かったw まぁでも先にレナ編を見たせいか、ラストシーンで叢雲と白狛が再会を果たすシーンは良かったなって思いました。このシーンだけを見るならば、レナ編から見ると良いなぁって思いますね。

さてさて、お次で最後になります。馬庭芦花です!

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レナ・リヒテナウアー編】【鞍馬小春編】【朝武芳乃編】【ムラサメ編】【常陸茉子編】【馬庭芦花編

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