こばとの独り言

ひたすらに趣味を語るブログ。
【18禁の記事もある為、閲覧は自己責任でお願いします】

ぱれっと新作発表会当選

2016年08月05日 19時06分05秒 | 美少女ゲーム

・・・と、いうわけで、8月11日のTSUBASU IZUMI×PALETTE 14th PROJECTの新作発表会に当選しました(*'∇')b

当たるとは思ってなかったので嬉しいです!実際の当選確率はどれくらいだったのか分からないけれど。

8/11と言えば、和泉つばす先生の個展が始まるし、電気外祭りもあるし、他にも色々あるので8/12と2回に分けようと思います。11日はイベント関係優先で、12日はショップ巡りって感じで。

1人で回るの寂しいので誰かと会えると嬉しいなー・・・会えなかったら寂しいなー(´・ω・`)

まぁともあれ、新作発表会が楽しみです!!

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「フローラル・フローラブ」 あらすじ・感想その1 碧衣愁編

2016年08月05日 00時20分17秒 | 美少女ゲーム

2016年7月発売タイトル第3弾は、SAGA PLANETSの「フローラル・フローラブ」でした!

ゆずソフトと発売日が被らなければ真っ先にプレイしたかったのですが身体が1つしかないので仕方ありませんね。
次回作は1ヶ月ずつずらしてほしいものです・・・w

店舗特典はこちら。

愁さんが1番好きだったのに単独の描き下ろし特典が1つもなかった件。仕方ないのでVA購買部を選びましたが、こはねさんや夏乃ちゃんも気に入ってたので結局3個買いになりましたw
ただ、愁さんは単独のタペストリーが発売する予定なのでそっちで我慢します!

フローラル・フローラブ 概要
お嬢様・お坊ちゃまが通う学校・聖ガブリエレ学園。そこに通う主人公・斉須柾鷹は、教会のシスター・碧衣愁が顧問を務める聖書朗読委員という委員会で陰から生徒達の平和な学園生活を守っています。聖書朗読委員会は言うなれば風紀委員のようなもの。実際には他に目的があるようですが。
主人公の斉須柾鷹は特殊な能力を持っています。他人の背中から天使の白い羽根か、悪魔の黒い羽根を視ることが出来ます。白い羽根が見えたときは善意、黒い羽根が見えたときは悪意という意味となり、これが学園の聖書朗読委員会の活動に大きく貢献しています。
柾鷹は自分が能力に目覚めるキッカケとなったマンションの火災の真相を知るべく、聖書朗読委員会で活動を続けていましたが、ある1つの依頼から少しずつ柾鷹の知りたかった真相が明らかになっていく・・・というお話です。

フローラル・フローラブ 共通ルート あらすじ
子どもの頃、マンションの一室で火災に見舞われた柾鷹はそのときのことはよく覚えてはいませんでした。ただ1つ、綺麗な純白の天使の翼のことだけは覚えていました。そして、その時から特殊な能力が備わるようになっていました。
柾鷹が目を覚ますとそこは教室で、目の前には幼馴染の美鳩夏乃が柾鷹を(数学の宿題を写させてもらうため)起こそうとしていました。宿題を写してほしいという幼馴染に冷たく断ると、昨日はクラスメイトの朱鷺坂七緒に怒られたと夏乃が言ったため、柾鷹は彼女に宿題を教えることにしたのでした。
夏乃は無事数学の授業を乗り切り、昼休みを迎えますが、柾鷹は聖書朗読委員の活動のため夏乃と別れチャーチへと向かいます。その途中で見知らぬ女の子が死体のように地べたへ転がっていました。彼女の言動がおかしいため関わってはいけないと思って回避しようとする柾鷹ですが、通行の邪魔だったため、その女の子を道の脇にあるベンチへと運びます。すると、彼女は「あーちゃん」と自己紹介を始めますが、お腹が空いてると言ったため、柾鷹は買っておいたジャムパンを渡します。そして、柾鷹の名前を聞くと、意味ありげに微笑み、あなたのことは覚えておきますと言うのでした。
あーちゃんとは別れ、チャーチに着いた柾鷹。彼が今日ここに来たのは、今朝委員会の顧問・碧衣愁から呼び出しのメールがあったからでした。チャーチの前に立つと上から女性の声が聞こえ、上を向くと何かが落ちてきて柾鷹の視界を塞ぎます。柾鷹の頭上に落ちてきたのはモモンガの一種モーセで、その後そのモーセを追いかけて1人の女子生徒がやってきますが、その人は愁の従妹・碧衣こはねでした。愁は学園理事会に呼ばれてしまったため、こはねは言伝を預かっていると言って柾鷹に愁からのメモ用紙を渡します。
その後、こはねから昼食に誘われたものの、食事のマナーが分からないためいつも1人で食事をしていた柾鷹は途中で逃げようとしますが、それをモーセに止められてしまいます。仕方なくこはねの作った昼食を一緒に食べた柾鷹。放課後は愁からのメモに書かれていたことについて調査を開始します。その内容は「学内で盗難事件が連続発生したため罪人を見つけ出し懺悔させろ」というもの。これが聖書朗読委員会の真の活動内容でした。
柾鷹は自分の能力を使い早くも犯人を特定。その男子生徒が柾鷹のクラスに入り女物の財布を盗ったのが分かったため、柾鷹はそれを止めます。本来ならば愁の下へ連れていくべきでしたが、直接接触して聖書朗読委員としての素性がバレてしまうと今後の活動に支障が出てしまうこと、この手の事件は単独犯ではないことから、泳がす意味でもその犯人を逃がします。犯人が去った後、柾鷹は犯人が置いて行った財布を拾うと、それは柾鷹が予想した通り夏乃の物でした。そこへタイミング悪く七緒が教室に入ってきます。自分が疑われたと思った柾鷹でしたが、直後に夏乃がやってきたため、七緒に疑われているかどうかの確認が取れないままになってしまうのでした。
翌朝、愁に呼び出された柾鷹がチャーチに入ると、そこには昨日の犯人を含めた男子生徒数名がいました。柾鷹の報告を受けて犯行グループが検挙されたのです。彼らは愁の告解を受けていたものの、まともに取り合わなかったため、彼女の裏の顔に触れてしまい、懺悔室へと連れて行かれてしまいます。その後、反省した男子生徒たちは逃げるようにして教会から出て行くのでした。
男子生徒たちが去った後、愁から昨日犯人と直接接触するという規律違反をした件について説教を受ける柾鷹は、早々に切り上げるため愁の弱点を突き終わらせます。説教が終わった後、愁は帰ろうとする柾鷹を次の仕事があると言って引き止めます。呼び出した理由はそっちの方が重要でした。ベルクシュトラーセ公国から留学生が来る・・・その留学生はお姫様で名前はアーデルハイト・フォン・ベルクシュトラーセ。彼女は3番目の王位継承権を持つ王女で、幼い頃は日本で暮らしていたというクォーター。前国王が亡くなったときに初めてその存在が明るみに出て本国へと送還され、今では“天使の美声”と呼ばれるほど国民に絶大な人気を誇っていました。その彼女が留学してくるということで話題になっていましたが、その留学は延期となっていました。
その理由として、とある国内の空港の監視カメラの映像を見せられた柾鷹は驚きます。その映像に映った人物たちは反社会的活動が目立つということで国際社会からも目を付けられている福音派根本主義者・・・キリスト教の原理主義者たちでした。彼らはベルクシュトラーセ公国に何度も入国していることが判明していることから、姫君にはホテルで待機するようお願いしたということでした。そしてもう1つ、王女がその福音派根本主義者たちの中の1人を知っているという問題発言をしたため、愁はその事実確認のために王女と接触してほしいと依頼してきます。また、柾鷹に学園を案内してほしいという王女自らの依頼もあると付け加えます。更に、アーデルハイトは日本に居た頃、柾鷹が幼い頃に住んでいたマンションに住んでいたということも分かり、彼女は柾鷹の過去を知ってるかもしれない・・・そう言われた柾鷹は、自分の目的のためにも依頼を引き受けることにしたのでした。
愁と話をしているとき、教会の窓に人影があったことに気付いた柾鷹は、教会を出た後、その人物を追いかけます。教会の中を覗いていた人物は七緒でした。柾鷹は先ほどの内容を聞かれていたのかと思いましたが、彼女が見ていた理由は違うものでした。昨日の犯人グループから話を聞いた七緒は、まだ柾鷹が教会にいると聞いて、柾鷹が財布を拾うところを見た自分なら無実を証明できると思ったからでした。柾鷹はそれを聞いて安堵するとともに、委員会の活動内容を知られる恐れがあるため、そういうときは放っておいてほしいと言うと、七緒は困ってる人を見て放っておくなんてありえないと返します。そして、柾鷹は心配してくれたことについては「ありがとう」とお礼をするのでした。
昼休み、一緒に学園を案内することになったこはねと待ち合わせして、アーデルハイトの下へ行く予定でしたが、こはねがアーデルハイトがいなくなったと慌ててやってきます。こはねにはアーデルハイトの教室に待機してもらい、昨日の様子から地べたを探してみることにします。すると、薔薇園の中で昼寝をしているアーデルハイトを発見。彼女と少しだけ話しますが、アーデルハイトは説明を面倒くさがり眠ってしまいます。午後の授業が始まってしまうため、昨日と同じく担いで運ぶことにた柾鷹でしたが、校舎内に入るとこはねが黒服のSPを連れてやってきたため彼女を降ろします(ノーパンが発覚したからというのもありますがw)。そして、放課後改めて学園案内をすることになりましたが・・・。
放課後、昼休みに柾鷹がアーデルハイトを抱きかかえていたことが噂になり、婚約しているという話にまで発展していました。そのことを七緒から聞いて衝撃を受けた柾鷹は彼女の下へ行き事情を聞きます。すると、柾鷹がアーデルハイトのことを「ハイジ」と呼んでいたからだということが判明。彼女を愛称で呼ぶことが許されるのは家族かそれと同等の人・・・つまり男性なら婚約者くらいなものだという話を聞き、柾鷹は再び驚くのでした。その後、学園内を案内し、途中で会った夏乃と七緒にアーデルハイトの件の誤解を解いた後、最後は教会堂を訪れます。
こはねの配慮でアーデルハイトと2人きりになった柾鷹は早速彼女から話を聞き出そうとしますが、逆にアーデルハイトの方から話を始めます。父親がベルクシュトラーセの国王の血を引いていて、母親は日本人。父親が妾腹の子とはいえ、前国王にとっての唯一の男子であったことから、妻と娘を置いて帰国することになり、その間にお世話になったというのが“サイス”という人だったと話し、柾鷹に心当たりはないですかと聞きます。その話を聞いた柾鷹は彼女が最初からこの話をするために自分を指名してきたのだと確信。“斉須”という名字は柾鷹を引き取った養父・・・夏乃の爺やの名字だったのです。そして、その爺やには1人息子がいました。アーデルハイトは、そのサイスという人物は人の背中に生える天使の羽根を視ることが出来、そのお蔭で自分の両親をくっ付けた人であり、名前を斉須利成だと言います。柾鷹はそれを聞いて、彼女の目的が斉須利成に会うことではないかと考えますが、その人物は火災のとき既に亡くなっていたのでした。
翌日の早朝。愁に昨日の報告をする柾鷹とこはね。こはねは彼女の所作などから白と判断しますが、柾鷹はグレーという判断を下します。それは能力で見極めたわけではなく、彼女の性格を考えてのことでした。彼女の面倒くさがりな性格から、学園をサボれるならカルトに知り合いがいたとしても黙っているはずだと。そうすれば少なくともカルトの目的が判明するまではホテルにいられるから。そうしなかったのは、単にカルトに知り合いがいるということ自体は事実で、それ以外の関わりはない・・・つまり、カルトは王女とは知人から始めて最終的に彼女を改宗するのが目的なのではないか、だから今はまだカルトの影響は受けていないだろうと推察します。そして、しばらくは自分たちが近くにいて護衛するのが1番良いと提案。それは柾鷹にとっては彼女の傍にいれば昔の話を聞き出す機会が作りやすくなるという個人的な目的があったからでした。こはねは柾鷹から王女に関わろうとしていることに疑問を感じますが・・・。
夏乃が小テストで良い点を取ったらご褒美が欲しいと言い出し、プールに行きたいと言い出します。そうして夏乃が小テストで100点を取ったため、アーデルハイトを含めて皆でプールに行くことになりますが、プールでは密かにアーデルハイトを護衛している柾鷹が黒い羽根の不審人物を発見。しかし、尾行してる途中で七緒に声をかけられ見失ってしまいます。その直後、アーデルハイトを密かに護衛しているはずのSPがいなくなっており、代わりに以前愁から見せてもらったカルトの1人がいたことから、自分がおびき出されたことに気付き戻りますが、既に出遅れていました。一方、夏乃とアーデルハイトは2人で話をしていましたが、夏乃から柾鷹も羽根を視ることが出来ると聞いてアーデルハイトは驚きます。そのとき、フードを着た男がやってきますが、直後柾鷹がアーデルハイトの手を掴み連れ出して、こはねと共に教会堂まで戻ってきます。アーデルハイトに近づいた男は白い羽根をまき散らしていたことから悪い人ではないと分かっていたものの、自分の護衛という任務を優先させた柾鷹は、彼女にじっくり話を聞くために教会堂まで戻ってきたのです。
アーデルハイトは彼は自分のファンだと主張。彼女から黒い羽根が出なかったことからそれは事実だと分かりましたが、もう1つ疑問点がありました。愁の携帯にアーデルハイトの警備担当者から電話がかかってきたとき、柾鷹は教会にいることを教える代わりにこちらの質問に答えてもらうよう愁にお願いします。カルトが姿を現したとき、どうしてSP連中が一斉に姿を消したのかを。警備担当者からの答えは、カルトは3人いて、残り2人の搖動に引っかかってしまったということでしたが、柾鷹は当然その回答は信じませんでした。何故なら、アーデルハイトがプールに行くことになったのは夏乃から誘われたことで出来た急な予定であり、カルトが予め知っていることでなくては陽動する時間などなかったからでした。カルト側に情報を流した内通者がどこかにいる・・・他にも数々の疑問が浮上する中、SPがカルトの1人を捕まえ、その者から尋問して所在を聞き出すと言われたため、教会側はこれ以上アーデルハイトの身柄を預かるわけにはいかなかったため、数々の疑問点を残したまま、この日は彼女を返すことになりますが、柾鷹はそれを良しとしませんでした。
迷惑をかけたくないからと本国に帰るつもりだったアーデルハイトを引き止める柾鷹。このままでは相手の思惑通りになると言いますが、アーデルハイトはそれでも大丈夫と言って帰ろうとします。柾鷹が必死に食い下がるとアーデルハイトは何故首を突っ込みたがるのかと問い、柾鷹は学園は平和であるべきだと答えます。学園の平和には生徒のことも含まれ、それにはお姫様だろうと関係ないと。お前を守るから信じてほしいと言い、愁たちにも同意を得てアーデルハイトの帰国を阻止しようとしますが、逆に彼女から聞かれます。それならどうして斉須利成のことを黙っていたのかと。アーデルハイトは柾鷹と出会った日には既に利成と柾鷹の関係を知っていました。それを知っていてあえて柾鷹を案内役に指名したのです。柾鷹はこのときになって初めて彼女に試されていたことに気付くのでした。自分が彼女にとって信じるに足る人物かどうかを。そして、自分以外を信じない柾鷹を信じることは出来ないと言ってアーデルハイトは教会を去るのでした。
アーデルハイトに痛いところを指摘され、彼女を止めることが出来なかった柾鷹。ただ、彼女の指摘には1つだけ誤りがありました。柾鷹は自分自身ですら信じていなかったのです。柾鷹の両親は仲が悪くいつも喧嘩をしていました。貧しい家庭というわけではありませんでしたが、父親が逃げ出すと途端に貧乏になります。1日3回の食事だったのが1回となり、母親までいなくなるとそれがもっと激減します。部屋に閉じこめられたままの柾鷹は食べるものもなく餓死寸前まで行きますが、部屋にやってきた大人たちに助けられ一命を取り留めます。退院後に連れていかれたのは“救済院”という施設でした。そこで食事が与えられましたが、母親から「待て」と言われたままで「よし」と言われるまで食べてはいけないと躾けられていた柾鷹は、その許可が下りてなかったため手を付けていませんでした。それが数日続いたある日、1人の女の子から「食べてもいいんだよ」と声をかけられます。少女は何故か柾鷹と一緒に「待て」をして、数時間後お腹が空いたと泣き出します。そして、一緒に待っていた理由について、マサタカくんと一緒に食べたいからと聞いた柾鷹は、ようやく彼女と一緒に食事をとるのでした。これが夏乃との出会いでした。しかし、柾鷹は夏乃がお金持ちの娘だと知っていたため、仲良くして利用していつか全てを奪うつもりでした。彼女の家が持つお金さえあれば母親が戻ってくる。お金さえあれば元の優しい母親に戻ってくれるからと。けど、そんなことを考える人間はクズである。だから信用してはいけない・・・そう自分で思っていました。
翌日。自分の目的もあることから、再びアーデルハイトに接触しようと考えます。しかし、今回の件は不審な点が多すぎることから、何故彼女が斉須利成に会いに来たのかと考えます。そして、夏乃がまたお見合いの話が来ているのではないかという七緒の言葉を思い出し、夏乃に確認を取ります。そして、そこから1つの答えを導き出します。アーデルハイトの周りは信用できる者がおらず孤立してるのでは・・・だから柾鷹と同じく真偽を確かめられる能力を持つ利成に会いに来たのではないかと。そして、それを確かめるべくアーデルハイトと接触しますが、これまでと違い、彼女に近づくとすぐさまSPが駆けつけてきます。柾鷹は彼女へ伝えることがあるため、スマホのメッセージアプリのIDを交換しようと言い出します。そして、IDを交換し合う隙を狙って彼女にあるメッセージを送ります。ハーデルハイトの反応からそのメッセージが通じたことを確認した柾鷹は、彼女と別れた後、教室には戻らず教会堂へと向かいます。そして、愁にあるお願いをします。昨日捕縛したカルトに会わせろと。一方、アーデルハイトは利成のことを思い出していました。父親が不在の間、アーデルハイトを支えてくれたお兄さん。彼はアーデルハイトの母親が父親の元へ行くと決心したとき、アーデルハイトにある約束をしました。もしあーちゃんが誰を信じて良いか分からなくなったらこっそり天使の羽根を視てあげると。しかし、その約束は果たされることはありませんでした。
放課後、夏乃のもとにアーデルハイトがSPをぞろぞろと連れてやってきます。アーデルハイトは明日開かれる自分の歓迎会のスピーチの原稿を見てほしいと夏乃にお願いし、スピーチの原稿を見せます。そこには「警備をまいて校外に出たい」というメッセージが書かれていました。それを見た夏乃はそのまま表情を変えることなくアーデルハイトと演技を続け、彼女を連れて見事SPをまきます。翌日、愁の補佐として信徒に偽装した柾鷹は、捕縛されたカルトの人間・ヨブと会うことに成功。本来は昨晩面会できる予定でしたが、アーデルハイトが行方をくらましたため、時間が大幅にズレてしまっていたのです。これは柾鷹のメッセージがアーデルハイトに正しく伝わったことを意味していました。愁たちは当初アーデルハイトの留学は婿探しのためと言っていましたが、実際は違っていました。アーデルハイトには既に相手がいたのです。その相手とはベルクシュトラーセの第一王子と第二王子でした(要約すると、今回の事件は選択権を持つアーデルハイトが主導権を握って影から次期国王を支配されることを恐れた王族の信奉者たちによる犯行)。だから、柾鷹は昨日の段階で、利成の代わりに彼女にアドバイスをしていました。もしも2人の男の間で迷っているのなら白も黒も関係ない。気に入らないならどっちも断れと。だから彼女は脱走したのです。
柾鷹が昨日のことを思い出している間にも愁による説得は続いていました。その後、柾鷹が愁の代わりにヨブを説得します。自分のこれまでの体験を告白すると、ヨブも少しずつ告白します。周囲のSPは止めさせようとする者、そのまま話を続けさせようとする者で混乱していました。時間はないがあと少しで真相が聞ける・・・そのとき、柾鷹のスマホのバイブが鳴り出します。その相手は夏乃でした。今は非常事態だったため切ろうとしたそのとき、部屋の中に1人SPが入って来て報告します。アーデルハイトが襲われ、彼女を庇った女の子が攫われたと。その少女の名前は夏乃でした。
昨日の夜。アーデルハイトは夏乃に連れられ、彼女の家にかくまってもらっていました。そこでアーデルハイトは家族用のチャットルームを使って父親と連絡を取ることにし、今回の件を報告するとともに、結婚するつもりはないと伝えます。自分に結婚する意志がなければ彼女が支配者になると恐れていた犯人グループは手を引いてくれると思ってしましたが・・・事は彼女の想定を超えてしまいます。アーデルハイトの父親から事件の報告を受けた女王が怒り、首謀者を炙り出すよう命令を下したのです。王族の信奉者たちは忠義を尽くしてきたつもりが一転して裏切り者扱いされてしまい、慌てた彼らは実行犯に責任を押しつけます。そして、罪をなすりつけられた実行犯たちが取った行動がアーデルハイトを攫うことでした。しかし、翌朝一緒に歩いて学園に登校していた2人は日傘をさして歩いていたため、犯人グループはどっちがどっちか判断つかなかったため、誤って夏乃の方を攫ってしまったのでした。
夏乃を車で攫った犯人グループはカルトの2人と黒服のSPの人間・ハンスでした。夏乃の「シートベルトをしたほうがいい」という忠告を聞かない犯人グループは何故か次々と検問に引っかかりそうになり、気が付いたときには夏乃を攫った場所まで戻ってきて、やがてタイヤが1つ外れて電信柱に衝突してしまいます(それをやってのけたのは柾鷹)。シートベルトをしていた夏乃とハンスは無事で、カルト2人は気絶していましたが、既に包囲されていたため、ハンスは夏乃を連れて学園へと逃げます。そして、追い詰められて屋上まで来ますが、その間にも夏乃から自首した方がいいと言われて、ハンスは苛立ってました。一方、柾鷹も別の建屋の屋上へと上がり、棒手裏剣でハンスを狙っていました。そして、説得に当たる愁めがけて銃を放ったそのとき、柾鷹の投げた棒手裏剣が当たり銃は暴発。夏乃は無傷でハンスは捕まり、一連の事件は一件落着となるのでした。その日の夜。アーデルハイトの歓迎会が教会堂で開かれます。アーデルハイトの讃美歌独唱で始まり、柾鷹はヨブとの約束で彼にアーデルハイトの讃美歌を聞かせるために付き添いでやってきていました。結論から言えばアーデルハイトの縁談の話はなくなり留学も継続することが決定。犯人グループの首謀者が他に好きな子がいるから第三王女とは結婚したくなかったという第一王子であることが発覚したのが破談の1番の原因でした。
日常に戻った柾鷹と夏乃。夏乃はいつも喧嘩している柾鷹と七緒を仲良くしようと色々と画策していました。その日も3人で一緒に帰ろうとしましたが、柾鷹も七緒も用事があると言って断られてしまいます。柾鷹は教会堂に寄ってこはねと話した後、義父の見舞の品を買おうと地元にある洋菓子店に向かいます。すると、そこには何故か七緒がバイトしていました。七緒の用事はバイトでしたが、金持ちの通う学校で何故彼女がこんなところで働いているのか疑問に感じ彼女に質問しますが、七緒はそれを誤魔化します。そのとき彼女の携帯にメールが着信しますが、七緒は「サワキめ」と小声で言ったため、その小声が聞こえていた柾鷹は自分の以前の名字だったことから思わず反応します。柾鷹はひとまず七緒と別れ1番の目的である義父のお見舞いに病院へ向かいます。そして、その翌日。再び愁に呼ばれた柾鷹は教会堂に向かいますが、迎えたのは愁でもこはねでもなく、アーデルハイトでした。彼女は柾鷹の進言もあり教会預かりで日本に残ることになりましたが、王位継承をするつもりがないことを伝えてあるため、警備の人間をほどんど国に帰したと話します。柾鷹は不用人すぎると思いましたが、王位継承権を放棄すればこんなものと彼女は返します。更に聖書朗読会に入ろうとしている彼女は、「ニンジャ」と言って柾鷹に尊敬のまなざしを向けます。その理由は先日の夏乃が誤って人質にされた事件でした。アーデルハイトは柾鷹が棒手裏剣を投げる瞬間を見ていたのです。柾鷹はそれを聞いて、宗派の違うアーデルハイトの入会を愁が許可したのは口封じのためだと理解。しかし、その後やってきた愁からアーデルハイトがSPを帰らせた真の理由がそれを柾鷹にやらせるためだったからと聞き、呑気に構えていた柾鷹は驚くのでした。
ある日の夜、柾鷹は帰りが遅くなりましたが、丁度柾鷹の横を高級セダンが通り過ぎて駅前のロータリーで停車。そこには七緒もいて、遠巻きでよく分からなかったものの、七緒がそのセダンから出て行くように見えました。セダンがロータリーを回って再び柾鷹の横を通り過ぎたとき、柾鷹は車から白い羽根を視ますが、それ以上に重要な何かを見たような気がしていました。そして、振り返り七緒の方を見ると黒い羽根が視えて・・・。翌日の夜、夏乃の家でのDVD鑑賞会が終わった後、教会堂では愁とこはねが話をしていました。それは愁からの聖書朗読委員会への依頼でしたが、柾鷹には秘密にしてほしいものでした。いつもは柾鷹も一緒のため不審に思ったこはねですが、愁から見せられた写真を見て驚きます。それは夏乃の親友である七緒が高級車に乗る中年男性から金銭らしきものを受け取っている写真でした。しかし、それだけではありませんでした。1番の問題は、その中年男性の方でした。男性の名前は“沢城唯道”。その男は柾鷹の父親でした。
七緒の両親は、離婚していました。しかし、七緒はその理由を聞かせてはもらえませんでした。母親があまりにも父親のことを「裏切り者」と罵っていたため、七緒も母親を裏切ったら捨てられると思い、母親の言いつけだけは守っていました。そのせいで七緒はいつもビクビクしていて引っ込み思案で人見知りな性格になってしまいました。そして、ある日、通っていたカトリック系の保育園でイースターエッグを作っていたとき、誤って母親の卵を割ってしまいます。母親を裏切ったと思った七緒は初めて人前で大泣きしました。大人たちが宥めようとしても泣きやまず、誰もが泣き止むまで待とうと諦めようとしたそのとき、それを救ったのが夏乃でした。夏乃は守護天使がいるから大丈夫と七緒を励まし、割れた卵の欠片を集めて保育園を飛び出してどこかへ行ってしまいます。その後どうやったのかは不明だけど七緒が昼寝をしている間に七緒の母親が作ったイースターエッグは復活していました。夏乃は大人たちに怒られていましたが、七緒が起きたことに気付くと七緒に微笑みます。七緒はそんな彼女の笑顔を見て天使だと思い、そのお礼にクッキーを焼きました。夏乃はそれをとても美味しそうに食べ、七緒にえらいお菓子屋さんになれるよと褒めます。それがこれまで母親の言いなりだった七緒の人生の始まりでもありました。
ある日の放課後、夏乃が英語の小テストで落第して再テストを受けることになったから教えてほしいと柾鷹に泣きついてきます。夏乃が1人で勉強するとまた変な覚え方をするかもしれないと思い、引き受けると、2人は図書館に移動。そこで勉強を始めますが、夏乃がふと懐かしい気分になり、保育園の頃、イースターエッグを作ったときのことを思い出します。割れたイースターエッグが元に戻ったわけではなく、夏乃のイースターエッグを使って柾鷹が作ったものでした。柾鷹はそれが誰のイースターエッグだったのかは知りませんでしたが、夏乃からあれは七緒のものだったことを教えてもらいます。ただ、夏乃の方は柾鷹が夏乃のものを作りなおすと思っていたのではないかと思っていたようで、柾鷹から最初から友達のものだと思っていたと聞かされると驚きます。何故なら、そのとき既に能力を持っていた柾鷹の目には夏乃が天使の羽根をたくさんまき散らしていたから。だから自分のためではなく他人のためなのだろうと思っていました。夏乃はこの一件で七緒と友達になりやがて親友になれたことから、それも柾鷹のおかげだと話します。そして、柾鷹と七緒も似た者同士だからもっと仲良くなれると言うのでした。
夏乃に勉強を教えた後、養父のお見舞いをした柾鷹は、帰り道に行きつけの洋菓子店(しっぽ堂)を通りかかりますが、そのとき丁度、七緒とこはねが話をしていました。柾鷹は咄嗟に隠れて2人の会話を聞いていましたが、少し疑問に感じていました。それは、こはねがこっちに来ることはほとんどないからで、もしかすると聖書朗読会の依頼の件で何か調べてるのかも・・・と思ったものの、それなら自分に話がないのはおかしいとますます疑惑が深まります。その後、こはねが帰り、七緒もバイトが終わったため、柾鷹は七緒に声をかけます。そして、彼女を家まで送ることにしますが、その途中、七緒が柾鷹に何か夢はあるかと聞いてきます。柾鷹が特にないと答えると、七緒は少し言いづらそうに自分の夢を語り出します。お菓子屋さんになるのが自分の夢。そして、しっぽ堂でバイトを始めたのはあのお店が自分の理想としたお店だったからでした。地元の小さな家族を笑顔にしてあげられる、そんなお店が良いと七緒は言います。それを聞いた柾鷹は胸を打たれ、思わず「いいな」と口を漏らし、羨ましいと言います。七緒はそれならちゃんと考えた方が良いとアドバイスするのでした。
翌朝、呼び出されていないのに珍しく教会堂へと足を運んだ柾鷹。中に入ると、こはねと愁が何か話をしていました。2人の様子から仕事の話をしていると思い、カマをかけます。すると、愁はこはねに外を掃除するように言いつけ、2人きりになります。柾鷹は狙い通りの展開になったため、愁に迫り何を隠しているか聞き出そうしたものの、それを様子を見に来たこはねとモーセに止められてしまい、教会の外に連れ出されてしまいます。こはねは隠し事をしていることは認めたものの、それはどうしたらいいか整理がついていないからであり、私達を信じてほしいと訴えます。愁が白い羽根を出していたことから悪いことをしているわけでもないことから、柾鷹はとりあえず保留ということにしますが、アーデルハイトがその様子を見ていて、自分も権力者で何か知りたいことがあれば調べることも可能だから頼ってほしいと言ってきます。先日助けてもらった恩もあるからと。柾鷹は半信半疑だったのもあり、それも選択肢の1つとして考えておくと答えるに留めるのでした。
その日の休憩時間、七緒が呼び出しを受けていたため、その理由を聞くと、最近帰りが遅いことを母親が学園に連絡を入れたからと答えます。七緒はバイトしていることを母親に話していませんでした。それは母親が希望する進路と七緒の進路が合致していないからで、自分の我儘を押し通す以上は最悪母親の援助なしで考えなくてはいけないと七緒は言います。柾鷹も聖書朗読会の仕事でそういった類のものを扱ってきたことがある経験上、七緒の言う通りだと同意します。けど、七緒は呼び出された原因はそっちではなく、母親の恋人と会っていたことのほうでした。七緒の家は母子家庭であり、母親とその恋人は10年以上付き合っているにも関わらず結婚していなかったため、七緒にとってはその男性は親戚のおじさんのように感じられていました。けど、希望進路の食い違い等で家庭に悩みを抱えている七緒は、その男性にも相談に乗ってもらい、ついお小遣いをもらってしまい、それを誰かに見られてしまったと話します。七緒は自分の進路先は家を出る必要があったことから、家を出るのは母親に対する裏切りだと思って後ろめたい気持ちがありました。お小遣いを受け取ったのは、これから家を出るためにお金がいると考えてしまったからでした。家を出る=裏切りというのは言い過ぎじゃないかと柾鷹と夏乃は思いましたが、七緒は2人が結婚しないのは私がいるからじゃないかという負い目もあり、それなのにお小遣いを貰うというのは立場を利用するみたいで後味悪かったと話します。柾鷹はそこまで聞いて、あのとき七緒から黒い羽根が生えていたのはそういった事情があったからだと理解。そして、教会が七緒を調査対象としたのは、教会は貞操観念にうるさいことから、彼女に援助交際の疑いがかかったからだろうと納得します。しかし、それなら自分に秘密にする必要がないのでは?とますます疑問に感じる柾鷹でしたが、その答えは放課後に判明します。
放課後、駅前を通りかかったとき、七緒が以前みかけた車のところにいるところを目撃。そのとき、七緒がサワキと言ったことから妙な胸騒ぎがして、バレないようこっそり男の顔が見える位置に移動すると、柾鷹は驚きます。七緒の母親の恋人とは、柾鷹の実父・沢城唯道でした。柾鷹は愁たちが自分に依頼内容を頑なに秘匿した理由に納得すると同時に父親に対し激しい嫌悪感を覚えます。そのとき、七緒たちに気付かれてしまいますが、唯道は柾鷹の顔を見ても息子だと気付いている様子はなく羽根も出ていませんでした。結局、最後まで気付いた素振を見せず唯道は車に乗って帰っていきます。その後、七緒と話をしますが、柾鷹はそれどころではなくなっていました。家に帰った後も父親やそれ以外のことを考えつつ、隠し持っていた母親の写真を見ていましたが、新たな疑問が沸き上がります。秘密にしていたのは七緒の母親の恋人が柾鷹の実父だったから・・・それだけだったのだろうかと。何故なら母親と柾鷹はあまりに似ていなかったから。それは最初自分は父親似だと思っていましたが、七緒も唯道も柾鷹が息子だと気付かなかったことから、それも有りえませんでした。そして、愁が最初から柾鷹が能力を持っていたことを知って近づいたこと。柾鷹が被害にあった火事の前後数日の記憶がなかったこと、そのとき唯道が関与していた可能性が高いこと・・・どんどん湧き上がる疑惑に柾鷹は教会が何を隠そうとしているのか、それを調べることにしますが・・・。
翌日、学園の図書館で火事についての記事を調べた柾鷹。しかし、自分が数年前に調べたときにはまだあった記事が何1つ見つからないことに気付きます。しかし、自分のスクラップブックには残されていることから、ネットでも調べてみることに。しかし、やはり火事の記事だけは見つかりませんでした。バックナンバーで前後の記事を調べるとまだ残されていることから、綺麗に火事の記事だけが消されていることが分かります。そこで、唯道のことを調べてみると、彼が音楽関係の仕事をしていて結構な有名人であることを知り驚きます。柾鷹を助けたという斉須利成も柾鷹の父親の沢城唯道も同じ音楽関係者、柾鷹とアーデルハイトも当時は同じマンションに住んでいて、利成もそこに通っていてアーデルハイトとはそのとき知り合った・・・斉須利成と沢城唯道の関係を調べるか、それとも火事の記事が消されていることを調べるか、どっちを優先するか考えていると、七緒に声をかけられます。その後、一緒に教室に行きますが、七緒が先に教室に入った隙にアーデルハイトに電話して教会には内緒で調査をお願いしたいと依頼するのでした。
その日の昼休み、七緒の作ってきた洋菓子を食べることになっていましたが、よりによってフォークやナイフを使うミルフィーユでした。それを見て、幼い頃にちゃんとした躾を受けてこなかった柾鷹がナイフやフォークを扱えないことを知る夏乃とこはねは、自分が食べるところを見せてフォローしようとし、柾鷹は何とかそれを真似ようとしますが上手く出来ず、甘い物は苦手だと言って、貰ったミルフィーユを包んでその場を去ります。そして、ひとり屋上に向かい、そこで食べようとしますがやはり上手く出来ませんでした。すると、夏乃とこはねに言われて追いかけてきた七緒がやってきたため、甘い物が苦手なんじゃなくて、食べるのが苦手なんだと話します。そして、七緒が自分の夢を話してくれたことから、自分もちゃんと話さなくてはいけないと思い、さすがに幼い頃母親に虐待されたことは話せなかったため、養父と一緒に初めてケーキを食べたときの話をします。それがしっぽ堂のケーキだったことも。七緒はそれを聞くと、柾鷹からフォークとナイフを取り上げ、ミルフィーユを切り分けて柾鷹に食べさせます。七緒は初めて食べたケーキとどっちが美味しいと聞くと、柾鷹が「悪い」と謝ったため、私もまだまだ頑張らないとねとまた新たな目標を見つけます。そして、柾鷹にやっぱり目標を見つけた方がいい、その方が親孝行になるからと言うと、柾鷹はそれを素直に受け取れずに、七緒もせいぜい頑張って良い菓子職人になってくれと答えるのでした。そして、柾鷹はそんな七緒との関係をかけがえのないものだと思うようになっていました。
放課後、教室でスクラップブックを見ながら考え事をしていると、こはねが来たため咄嗟に隠します。その後、教会堂まで連れてこられた柾鷹はそこでこはねからテーブルマナーを教えてもらいます。こはねの優しい態度に思わず全てを話しそうになってしまいますが、そのときスマホにアーデルハイトから連絡があったため思いとどまります。その後、教室に戻ると七緒が何故か柾鷹の机の近くにいましたがすぐ帰ります。柾鷹は自分のスクラップブックを持ったとき妙な違和感を覚え、七緒に見られたかもしれないと思いましたが・・・。

・・・と、いうわけで、1人目は碧衣愁でした!


通常最初の選択肢が夏乃ちゃんしか選べないので夏乃ちゃんにいく人が多いかもしれませんが、自分は自分の本能に従いました。本能です、本能。つまり、おっぱいです!おっぱいおっぱい!

碧衣愁 キャラクター紹介
愁は学園のシスター。こはねの従姉になります。学園の平和を守るための組織・聖書朗読委員会の顧問も兼任しており、柾鷹やこはねに指示を出しています。
柾鷹の能力のことを知る数少ない人物の1人であり、柾鷹のことを監視しつつも大切に思っています。しかし、ずっと男性と接する機会が少なかったことから、男性に対する耐性がなく、柾鷹に壁ドンされると柾鷹を叱りながらも柾鷹の言うことに逆らうことは出来ず、大抵のことは何でも言うことを聞いてしまいます。ただ、普段は優しいお姉さんですが、怒らせると怖いと評判。
一生男性と付き合うことはしないと覚悟を決めてシスターになりましたが・・・。

碧衣愁 攻略情報
夏乃→こはね→こはね→自分のギフトと向き合っていきたい
こはねルートと愁ルートは途中まで共通です。最後の選択肢で分岐します。

椿姫こはね編&碧衣愁編 共通ルートあらすじ
アーデルハイトから連絡を受け、夜中ではあったものの、調査結果を聞きに彼女のいるホテルへと向かった柾鷹。アーデルハイトから受け取った資料には、利成の経歴が書かれていました。斉須利成は最初は「リキテル」というバンドを組んで音楽活動をしていましたが、やがて空中分解。その後ソロ活動をしていましたが、成功することはありませんでした。ただ、1度だけ唯道が所属する音楽事務所のオーディションを受けたことがあり、2人は繋がりがあると柾鷹は考えたものの、アーデルハイトからその当時唯道はただの雑用だったことから、2人に繋がりがあるとは思えない、ただの偶然ではないかと言われてしまいます。調査は無駄だったのかとイラ立っていたところ、利成が参加したことのあるチャリティーコンサートの会場となった修道院の名前を見て、この調査が無駄でなかったことが分かります。その後、アーデルハイトが追加資料としてまだ開けられて封筒を渡してきます。そちらは唯道の方の資料でした。その内容は柾鷹の両親の離婚調停書でした。その中の「申し立ての動機、婚姻を維持できざる事由について」の項目のところを見て柾鷹は驚愕します。そこにはDNA鑑定をした結果、柾鷹は父親と母親、そのどちらの遺伝子にも合致しなかったことが書かれていたのです。公的機関や病院の記録、母子手帳、それら全てが意図的に欺かれていたのです。つまり、柾鷹は“存在しないはずの人間”とされていたのでした。
その後、柾鷹は教会堂に向かうと、こはねが待っていました。柾鷹がいずれこの真実に気付く日が来るだろうと思っていたと話し、ある事実を話します。火事で柾鷹は斉須利成によって助けられました。しかし、その翌日、マンションの焼け跡から助けられたはずの沢城柾鷹が白骨遺体として発見されたのです。その白骨遺体は生後間もない赤ん坊のものであり、死後数年が経過していました。柾鷹が母親だと思っていた人は災害ボランティア活動に参加していました。丁度白骨遺体として見つかった赤ん坊が死亡したのと同じ時期、火山性群発地震が発生し、多くの人が亡くなりましたが、そのときにもボランティアとして参加していました。周囲には赤ん坊は余所に預けてきたと話していましたが、その頃、父親の方も大物ミュージシャンのツアーに付き添っていて数ヶ月留守にしていました。このころには既に赤ん坊は死亡していました。母親は災害地で赤ん坊を拾ったと思われていますが、愁が何度も現地に赴き調査していますが、まだ条件が一致する赤ん坊は複数いて特定には至っていませんでした。
一方、利成は修道院のチャリティーコンサートを訪れており、その修道院は愁やこはねがいました。利成は能力のことで院長に相談しに来ていました。愁とこはねは利成の音楽が好きでファンでした。やがて院長が亡くなり、愁が跡を継ぎますが、そのとき愁は利成の能力について知りました。元々能力とは継承するものであり、利成もある聖職者から継承されていました。利成に能力を継承した聖職者はこはね達と同じ修道院に所属していたため、利成はその伝手で修道院に相談しに訪れていました。つまり、状況的に利成から能力を継承できたのは、火事のときい利成から助けられた柾鷹以外有り得ませんでした。だから利成と縁がある修道院を継いだ愁は、最初から柾鷹が能力持ちだということを知っていたのです。
知りたかった情報が一気に明るみに出た柾鷹の混乱はますますひどくなり、母親に拾われたのは沢城柾鷹の身代わりとして飼われていたのではないか、今も斉須利成の身代わりなんじゃないか・・・そして、教会もまた柾鷹の能力目当てじゃないかと。身代わりは嫌だ、俺は俺だと苦しむ柾鷹をこはねはそっと抱きしめます。こはねは分からないことのほうが多い、けど1つでも確信できるものを与えてあげたかったと言い、私はどんなときでも貴方の味方です、どんなときでも貴方を待っていますと伝えます。貴方は、私の大切な人なのだからと。それでもなお信じられない柾鷹でしたが、こはねの包み込む優しさに幼い頃欲しくても決して与えられなかった母性を感じるのでした。
自分自身の真実を知った柾鷹は、全てにおいて煩わしくなり、無気力な生活を続けていました。そして、何も考えずに済むこと、こはねや愁は事情を知っていて何も聞かないでくれることから、しばらく教会の掃除を手伝っていました。そんなある日、自分のために時間を使うのが嫌なら私のために時間を使ってほしいと言って、デートに誘ってきます。そして、こはねとデートしたことで少し気分が楽になった柾鷹は、その後も教会のお手伝いをします。そんなある日、愁から近況を聞かれ自分の能力についてどう思っているか質問された柾鷹は、答えが出せませんでした。愁は前院長は利成に相談されても何もしなかったと話します。利成が能力を悪用しないと信じていたから。しかし、愁は柾鷹のこと信じたいけど正直に言うと分からないと話します。これから先、柾鷹が道を外すことがあるかもしれないから・・・そうなったときに道を正すのも私の仕事ですと言います。それでも能力をどうするかは柾鷹に権利があるため、能力をどうしたいか、どうやって生きていきたいかと柾鷹に質問します。
愁に問われ柾鷹が出した答えは・・・。

碧衣愁編 あらすじ
利成がこの力を自分に託したのは意味があったのではないだろうか・・・そう考えた柾鷹は能力と向き合うことにし、聖書朗読委員会としての活動を再開することにします。そして、愁から与えられた仕事を淡々とこなしていましたが、もっとこの能力を役に立てたいと思い多少無理なことをして、柾鷹のことを心配した愁に注意されてしまいます。
そんなある日、愁からお酒に付き合ってほしいと言われ、同席した柾鷹。その席で、何でも好きなことを質問しても良いと愁に言われた柾鷹は、何故シスターになったのかを聞きます。愁は元々熱心なクリスチャンでだから修道院に入ってシスターになることにも疑問を抱きませんでした。しかし、愁はシスターの中でも若い方のはずなのに数々の重役を背負わされてしまい、私より適任の先輩方がいるはずなのにどうしてと愚痴をこぼします。柾鷹は碧衣さんは優しさも厳しさも併せ持った女性で学園のシスターになったのもあまり歳が離れてない方が学生も心を開きやすいから適任だと思う、だからもっと自信持っていいと励まします。愁はそれを聞いて照れてしまい、私のことよりも斉須くんはどうなのと誤魔化すのでした。
柾鷹は能力をもっと役に立てたいと思い、いつもは能力を隠すために付けている眼鏡を外します。そして、黒い羽根が視える人物の写真を撮影してリストにまとめ、それを愁に報告。愁はこんなことは頼んでいないと言いますが、柾鷹は委員会が学園の平和を守ることが目的だと反論し、いつものように詰め寄ります。しかし、いつもなら恥ずかしがって柾鷹に押し切られてしまう愁がこの日だけは違っていて、あなたの安全第一です、もし誰かに見つかったらどうするのと。柾鷹はもし見つかっても問題はない、分かってもらえる人にだけ分かってもらえばいいと断言。すると、愁はお願いだから危険なことはしないで、私が心配しているという言葉だけでは信じてもらえないかもしれないけど、それでも心配なのですと言うと、瞳に涙を浮かべます。柾鷹もまさか泣くとは思わず、慌てて愁から離れて謝ります。あなたのことを本当に大事に思っている・・・そんな風に訴える愁を見て、柾鷹も反省し少し考えてみると言ってその日は解散になりますが、柾鷹はこのとき愁に対して今までと違う感情を抱き始めていることに気付くのでした。
愁は自室に戻ると何故泣いてしまったのか自分で不思議に思います。柾鷹に自分の想いが伝わっていなかったから・・・シスターとしてではなく私自身として悲しんでしまった・・・そこまで考えて否定します。柾鷹は年下の学生であり、私もこの身を神に捧げたシスターなのだからと自分に言い訳をして。一方の柾鷹も愁に対して色々な感情を持ち始めていて、知らずうちに彼女のことばかり考えていました。そんなとき事件は起こります。翌日、黒い羽根が視える生徒をスマホのカメラを起動させたまま追いかけていたところ、教師に見つかってしまい、盗撮の容疑をかけられてしまいます。その一部始終を見ていたこはねが愁に連絡を入れ、慌てて職員室に向かった愁が庇ったことで嫌疑は晴れて解放されましたが、教師から解放された後に愁に叱られます。
愁はこはねに席を外してもらった後、どうしてそんなことをしたのか聞くと、柾鷹はこの力を愁のためにもっと役に立てたい、そのためなら俺なんてどうなっても構わないと答えます。すると、愁は柾鷹が自分自身のことを大切にしていないことを悲しみ、あることを伝えます。柾鷹の能力のことは前院長も愁もどこにも報告していないことから、今柾鷹の能力を知っているのは私とこはねだけだと言います。その理由は、教会が柾鷹の能力を知ったら異端の人間として魔女狩りをするか監視され制限されて生きることになり、いずれにせよこの街に居られなくなって2度と会えなくなると説明します。柾鷹は愁と会えなくなるのは嫌だと思い、ようやく自分の行いを反省しますが、愁が柾鷹と会えなくなるのは悲しいと言ったことから、柾鷹はもう少し話がしたいと言って、仕事が終わったらまた飲みに行きましょうと誘ったものの、愁はそれを断り逃げるようにその場を去っていくのでした。
それからというもの、愁は柾鷹を避けるようになり、ほとんど話をすることもなくなりました。それが数日続いたため、柾鷹は最終手段に出ます。柾鷹が帰ったであろう時間を見計らって教会に戻ってきた愁ですが、教会の中では柾鷹がずっと待っていました。柾鷹が話をしたいと言ったものの、愁は逃げようとしていたため、愁と話が出来ないのならこの能力を公表して街を出ると半ば脅迫します。すると、愁はずるいと言ってようやく柾鷹の方を向いたため、柾鷹は好きだと告白すると、愁は困惑。自分はシスターだからその想いには応えられないと言います。柾鷹はそれでも食い下がり、シスターとしてではなく愁の気持ちを教えてほしいと訴えます。本当の気持ちを教えてくれないのなら俺は人を信じられなくなると愁が断れない状況を作ると、愁は自分の気持ちを正直に打ち明けます。大切だと思っていただけだったのが次第に特別な存在に変わっていったと。それを聞いた柾鷹は愁にキスをします。愁はそれでもシスターだからと言い訳しますが、柾鷹からのキスを拒むことは出来ませんでした。そして、それ以上の行為も。
柾鷹はそれからも愁と一緒にいるために告解するということを口実に愁に甘え続けます。その行為が愁を苦しめることだと分かっていても一緒にいたかったのです。そして、それは愁も同じでした。自分の気持ちに嘘を吐きながらも、柾鷹の気持ちに甘え続けていました。しかし、その関係も長くは続きませんでした。ある日、教会から司教が派遣され、愁と柾鷹が抱き合ったり手を繋いだりしている写真を見せます。柾鷹は咄嗟に自分が無理矢理お願いしたことだと弁明しますが、愁は写真が全て事実ですと本当のことを言ってしまいます。最早愁は自分の気持ちに嘘を吐き続けることが出来なかったのです。そして、愁は司教から教会の判断が下されるまで謹慎処分となり、柾鷹と会うことも禁じられることになったのでした。
柾鷹は自分を責め、やがて写真を撮った相手に怨みを向けかけましたが、こはねに話を聞いてもらい、落ち着きます。そして、こはねに協力してもらって愁と会って話をしますが、愁は既に覚悟を決めていました。一生シスターのまま生きると。だからシスターを辞めてほしいという柾鷹の想いには応えませんでした。彼女は、柾鷹が以前お酒の席に付き合ったときに言ってくれたシスターとして適任だから自信を持った方が良いという言葉に救われたから。私の好きな私でありたい、あなたに愛された私でありたいと。そして、柾鷹に別れの言葉を告げるのでした。柾鷹はもう彼女と会うことは出来ないのであれば、せめて彼女の立場が悪くならないようにしたいと決意。
ある日、教会に足を運ぶと司教と他数名が愁やこはねと話をしていました。柾鷹はこれが最後のチャンスだと思い、司教に話を聞いてもらうことにします。自分の境遇や母親を愁に求めてしまったことを。すると、司教たちは彼女のこれまでの功績も考慮し愁を修道院に戻すという話で決着を付けようとしましたが、愁はそれでも教会に残りたいと話します。柾鷹に抱いた特別な感情とは、彼の話を聞いて母親のような慕情を彼に抱いてしまったことであり、彼はまだ愛を知らないから、これからも神の愛を知ってほしいと。そして、私のことを信じてくれた生徒達のためにもここに残りたい、もっと生徒達に主が教えてくれた愛を伝えていきたいと訴えます。それが今の私に出来ることだからと。すると、司教は今回の件は反省の念も聞けたことから不問にすると言って、先ずは年度末までの半年間の猶予を与えるのでした。
シスターとその信徒として一緒にいることに決めた2人は、それからもその関係を続けていました。そして、学年末まで問題を起こさず過ごすことが出来、愁はずっと教会のシスターとしていられることになりました。それからしばらく経ち、柾鷹が学園を卒業する日を迎えます。柾鷹は就職先が決まったことは愁に報告していましたが、それがどこかはまだ伝えていませんでした。愁はこれからあまり会えなくなることを寂しがっていましたが、柾鷹が学園の事務員になると聞き、これからもずっと一緒にいられることを喜ぶのでした。

碧衣愁編 感想
愁さん可愛いーーーーーーーーーーーーーーーーー!!体験版のときからずっとそう思ってたけど、この人見てるとニヨニヨが止まりませんがなwww なんでこんなに可愛いの(*´Д`*)!?
年上だけど押しに弱くてなんだかんだで主人公の言うことを聞いちゃうとかw 告解のときのやり取りは面白かったなぁ・・・柾鷹の狙いを知ってもなお押し切られちゃうところとか可愛すぎるでしょwww チョロすぎですw
途中シリアスになったけど一緒にいられるようになったし・・・若干強引な気がしましたがまぁ良いでしょうw ただ、司教はともかくとして同行してた司祭の態度からもう一悶着ありそうだったけど、特に何もなかったですね。結局、写真は誰が送ったか分からなかったし。2人を疑っていた司祭が何か仕掛けるのかと思ってました。まぁでも、後半も変わらず愁さんの可愛いところが見られたので満足です。シスターになると決めた以上、2人の関係は永遠に背徳な関係なままになってしまいますが・・・2人がそれでも幸せと感じているのなら良いのかなと。どう幸せと感じるかは人それぞれですしね。
Hシーンは2回。最初のパ○ズ○フェ○は主人公の手が邪魔だったもののギリギリ及第点でしたが、初体験のHに関しては不満。壁に押し付けたら乳首見えないじゃん。あのアングルだったら普通のバックならおっぱ見えてたよなぁ・・・それが残念。2回目はオ○ニーと正常位ですが、こちらは良かったですね。最初のオ○ニーはお漏らし付ですしw 正常位は愁さんのおっぱいがたっぷり堪能できるので満足でした。やはり初体験のHCGが惜しいなぁ・・・っていうか、せめてあと1回、巨乳っ子には必須と言える騎乗位を見せてほしかったよー。
愁さんの私服姿も可愛かったし、やっぱりフロフロで1番好きなヒロインは愁さんかなぁーって思いますw 愁さんに壁ドンしたいw

さてさて、お次は椿姫こはねです~。

「フローラル・フローラブ」のあらすじ・感想はこちら↓
碧衣愁編】【椿姫こはね編】【アーデルハイト・フォン・ベルクシュトラーセ編】【朱鷺坂七緒編】【美鳩夏乃編】【斉須莉玖編

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やっぱり愁さんが1番好き(*´Д`*)b

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