こばとの独り言

ひたすらに趣味を語るブログ。
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「夏の魔女のパレード」 発売延期

2016年08月08日 19時16分25秒 | 美少女ゲーム

WonderFoolデビュー作「夏の魔女のパレード」が2016年8月26日から9月30日に延期になりました(´・ω・`)

8月の本命タイトルだったのですが残念ですねー。延期の理由が本当なら、体験版の反応を見ての強化ということですかね。

これで8月購入タイトルはミドルプライスとロープライスだけになってしまったorz

9月30日は本数多いからやめてほしかったなー。そもそも、9月23日に発売する千桃が1週間で終わる長さなのかも疑問なのにw

まぁでも延期しちゃったのは仕方ないですね~。

ルイスお姉さんのおっぱいが早く見たいw

「夏の魔女のパレード」の公式サイトはこちらから↓ 

『夏の魔女のパレード』応援中!

ルイスお姉さんも気になりますが、その妹の金髪巨乳キャロルも気になりますw

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「フローラル・フローラブ」 あらすじ・感想その4 朱鷺坂七緒編

2016年08月08日 00時01分55秒 | 美少女ゲーム

4人目は朱鷺坂七緒でした~。

朱鷺坂七緒 キャラクター紹介
七緒は柾鷹のクラスメイトで夏乃とは幼い頃からの親友同士。しっかりはしていますが若干方向音痴。幼い頃に夏乃に助けてもらって以来、夏乃のことを崇拝に近い形で尊敬しており、彼女にとって夏乃は親友以上の大切な存在です。そのため、夏乃に対して素っ気ない態度を取ることがある柾鷹とはよく喧嘩しています。
ちょっと素直になれない性格で心とは裏腹の言葉をつい言ってしまい、そのたびに柾鷹と衝突していますが、本当は思いやりのある優しい女の子。将来の夢は近所の家族を笑顔に出来るお菓子屋さんになること。そのためにお菓子作りの勉強をしており、洋菓子店でバイトを始めました。この夢を持つようになったのにも夏乃の影響です。
会社を経営している母親と2人暮らしで、両親が離婚したのを目の前で見ていた七緒は、母親に捨てられないようにずっと母親の言いなりになっていましたが・・・。

朱鷺坂七緒 攻略情報
夏乃→夏乃→七緒→七緒の方を見る
途中まで夏乃編と共通になります。というか、2人の共通ルートは結構長いですw

美鳩夏乃編&朱鷺坂七緒編 共通ルート あらすじ
スクラップブックを学園に持って行った日の夜、珍しく夏乃が家を訪ねてきます。夏乃は話しづらそうにしていましたが、柾鷹に進路のことを聞きます。柾鷹は七緒には進学しないことを話してありましたが、それを聞いた夏乃が進学しない理由は入院中の爺や(柾鷹の養父・柳蔵の事)の容態が悪いからじゃないか・・・と思ったからでした。
柾鷹が進学しないのは養父が原因ではなく単にやりたいことがないからだと答えます。すると、夏乃はそれなら一緒の学校に進学しようと言い出します。柾鷹はそんな夏乃の提案に戸惑い、夏乃にやりたいことはないか聞くと、夏乃は柾鷹を幸せにしたいと答えます。それは私じゃなくてもいいのかもしれない、他の人でもいいんだと思うと。もし爺やに何かあれば柾鷹がどこかに行ってしまいそうな気がするから・・・。
夏乃と話をしていると、アーデルハイトから連絡がきます。アーデルハイトには「火事の記録が消されていることについて」を優先して調べてもらっていましたが、その結果が出たという報告でした。教会に勘付かれる前に情報を入手したいと思ったものの、アーデルハイトが既に眠たそうにしていたため、結局明日落ち合うことになりました。アーデルハイトと連絡のやり取りをしてる間、夏乃は何故か柾鷹の枕へ顔面を突っ込んでいましたが・・・。
翌朝、アーデルハイトと落ち合おうとしたところ、珍しく早朝から外出していたこはねに声をかけられたため、彼女と別れるまで一緒に登校。その後、アーデルハイトと落ち合いますが、彼女はバイク便で全ての荷物を運んでもらったと良い、事務室に寄りましたが、柾鷹が頼んだ火事の資料だけありませんでした。念のためアーデルハイトのホテルに戻ったものの、その資料はどこにもなく、代わりに斉須利成についの資料が置いてありました。
アーデルハイトが今朝のことを振り返り、バイク便を頼んだフロント等を調べた結果、学園の方で黒服が中身を確認したいと言って資料を抜いていたことが判明。それなら資料のコピーをもう1度送ってもらえば良いと考えたものの、今度は圧力がかけられたため断られてしまいます。世界でも有数の大金持ちであるベルクシュトラーセにまで圧力がかけられる組織は限られていますが、そこまで思考したところであることに気付きます。昨日スクラップブックを学園に持って行ったが、それを誰かに見られたら・・・柾鷹はアーデルハイトに今日は外に出ないよう忠告して自分の家に戻ります。すると、柾鷹のスクラップブックは既に何者かに持ち去られた後でした。
圧力がかけられたアーデルハイトからの調査が期待できない以上、唯一の手がかりとなったスクラップブックまで失くし激しく動揺する柾鷹。そんなことを出来るのは教会しかないと思い、最初から眼鏡を外した状態で出張から帰って来たばかりの愁を訪ねます。愁に今回の件を聞くと、柾鷹の記憶に関する情報は柾鷹に提供する約束はしているが、そのための情報を得るために教会の力は使っていないと話します。火事についてはこはねが奇怪な事件だったと言い、それ以上のことを話そうとしたところを愁に止められます。そして、愁は今度は強い意志を持って今は話せないと柾鷹を見つめ返してきたため、柾鷹はこれ以上話を聞くのは無理だと判断し、一旦退くことにします。
愁は柾鷹の様子がどこか焦っているように感じられたことから、何故そこまでして調べているのか聞きます。柾鷹は両親が自分とあまりに似ていないことから、少なくとも戸籍上の父親ではなく遺伝子上の父親がいるはずで、両親が離婚したのもそれが原因ではないかと考えていました。そして、火事の記録を消そうとしている人物と遺伝子上の父親は関わりがあるのではないかとも考えていました。愁への質問に答えず、そんな風に思考している柾鷹を見て、愁は今のあなたには教えられないと言い、柾鷹を拒絶します。しかし、その時の愁に見えたのが白い羽根だったことからショックを受け、逃げるようにして教会を出て行くのでした。
教会を出た直後、こはねに「姉さんのことを信じて下さい」と言われたものの、今情報を知りたい柾鷹にはそれを簡単に認めるわけには行きませんでした。そして、教会から出た後、七緒と会ったため、強引に庭園の方へと連れていきスクラップブックを見たか聞き出します。七緒は見たことを認め謝り、自分の知る沢城唯道と目の前にいる柾鷹に何らかの関係があるのではと彼女は言いますが、彼女からは反省している証拠として白い羽根が出ていました。柾鷹は唯道と顔が似ていないことを理由に関係ないと言うと、七緒も確かにと2人が似ていないことを認めます。その後、夏乃が食べやすいミルフィーユについてアイデアがあると言って来たため、七緒は夏乃と一緒に図書室へと向かいます。その時、夏乃は何かに気付いていた様子でしたが・・・。
2人が去った後、1人で考え込む柾鷹。皆が皆、白い羽根を出している善良なのに皆を疑っている自分。どんどん黒い感情に流されていた柾鷹は、母親がおかしくなった原因を作った唯道に復讐することを考えます。そして、数日待ち続けた結果、雨が降った日にようやくその機会が訪れ、持っていた棒手裏剣で狙いますが、唯道が車から降りると彼は車椅子に乗っていました。それを見た柾鷹は持っていた手裏剣を投げることが出来なくなり、復讐に失敗します。地面に手を膝をついて雨に濡れていると急にその雨が止まります。見上げると傘を差した夏乃が立っていました。夏乃は柾鷹の様子がおかしいことに気付いていたのです。夏乃は帰ろうといいますが、両親に捨てられ誰にも必要とされなかった子どもはどこに帰れば良いんだと考えていると、夏乃はどれだけ迷っても私が送っていくよと言って柾鷹を引っ張って行くのでした。無数の白い羽根を輝かせながら。
一方その頃、七緒はヘッドフォンをしたままベッドに寝転がって柾鷹のことを考えていました。唯道と無関係というなら、何故スクラップブックにまとめていたのか。七緒は唯道がバツイチなのは何となく知っていましたが、元妻が自殺し、それでも2人の子どもを引き取らなかったとしたらと考え、何より一番許せなかったのは、柾鷹が親からフォークの使い方も教わらず、それに加えて自分がお菓子作りの腕を自慢しようとして、柾鷹に恥をかかせてしまったことでした。しかも、それをやったのが、柾鷹を捨てた父親と義理の娘のように親しくしている女だとしたらあまりに酷いと。そして、そんな風に考えていた七緒の疑惑は確信へと変わります。七緒の家に唯道がやってきましたが、母親の伊依と唯道が会話している内容の中で、柾鷹のことに触れていたのです。「まさか、あいつが斉須になっているなんて」と。それを聞いた七緒は、思わず部屋を飛び出し、唯道に「やっぱり斉須はあんたの子どもだったの!?」と問い詰めるのでした。
翌日の朝、柾鷹は今回の件を善意でやっていると仮定したら、白い羽根の人物にこそ容疑者になりうると考えて容疑者を絞り込む方法を考えます。考えながら歩いていると七緒に呼び止められますが、七緒から唯道と柾鷹のことを聞いたという話を聞き、あることを思いついて彼女を無理矢理同行させて教会へと向かいます。教会に入ると都合よく愁しかいませんでした。柾鷹は七緒が唯道から話を聞いているということを利用して、愁から真実を聞き出そうとします。自分自身を信じていないのは自分が何者かを知らないから。このままでは過去に捉われて皆と同じ未来に進むことが出来ないと。すると、愁は七緒にどこまで聞いたのか尋ねますが、急に教会に連れてこられてほとんど話をしたことがない愁に問われ、どこまで話していいのか迷って柾鷹の方を見ていると、先に愁の方が折れ、事実を語り出します。
唯道と柾鷹があまりにも似ていなかったことからDNA鑑定をしたことから全ては始まりました。結果は2人にDNAの繋がりは一切ないことが判明。しかしその後、唯道は半年もの間、夫婦関係を続けます。柾鷹はその時既に離婚していたのだと思っていたものの、この頃、唯道は入院していました。唯道は柾鷹が自分の息子でないことにショックを受け、精神的に不安定になっていて、ライブ会場の設営を手伝っているときにぼんやりしていたところ、誤って足を踏み外し入院していたのです。その時から唯道はずっと車椅子での生活を余儀なくされました。入院生活を続ける中、もう黙っていられなくなった唯道は妻にDNA鑑定したことを告げます。そして、退院後も自宅へ戻ることはありませんでした。それから裁判になったものの、妻の言うことは二転三転したため、唯道の弁護士が不審に思い、妻と柾鷹のDNA鑑定もすべきと提案されます。しかし、妻はその直後審議を拒否して行方不明になり、鑑定の結果両親ともにDNAが一致しないことが判明します。そして、警察が2人のマンションに踏み込むまでに時間がかかってしまい、部屋に踏み込んだときには男の子は衰弱死寸前でした。そして、問題の母親は電車への飛び込み自殺を図り、事実は闇に葬り去られるはずでした。
しかし、愁はまだ先を続けます。柾鷹が巻き込まれた火事で新たに乳児の白骨遺体が見つかります。それが本物の沢城柾鷹でした。救助されたはずの柾鷹の死体が発見されてしまったのです。遺体には外傷はなく入浴時の事故によるもののようでした。当時、唯道は有名なアーティストの全国ツアーに付き添って何ヶ月も自宅に帰れなかった頃で、唯道はそのことを知りませんでした。ただ、長男の誕生を喜び早く会いたいと周囲に漏らしていたことは数多くの証言が得られていました。唯道は本当はステージに立つ側の人間になるのが夢でしたが、事務所から才能がない、裏方としてなら残してやってもいいと言われ悩んでいましたが、妻の妊娠を知り事務所の提案を受け入れることにしていました。そして、長男の誕生を喜んだ夫がいない間に妻は誤って息子を死なせてしまいます。柾鷹は夫が息子の誕生を喜んでいたから事実を言い出せずどこからか子どもを拾ってきたのかと愁を問い詰めると、愁は妻の方はボランティア活動をしていて、当時発生した大規模な土砂災害にあった地域にボランティアとして参加し、そこで身元不明の赤ちゃんを拾ったと話します。子どもたちを優先して避難させた避難所が崩落の被害に遭い全滅し、赤ん坊の捜索願も出されていませんでした。何故ならその周辺に住んでいた人々で生き残った人はゼロだったからです。愁は柾鷹の本来の身元を特定しよう調べていましたが、確証を得られる情報がありませんでした。何故なら土砂災害にあった地域は小さな山村が点在している場所で、全員が親戚のようなものだったから、遺族である縁戚の人たちもほとんどが親族ということになり、DNA鑑定では特定できなかったのです。
柾鷹は、自分を拾った母親にとって亡くなった息子の身代わりで、その後は自分を助けて亡くなった斉須利成の身代わりだった・・・そう叫ぶと、愁はそれは違うと否定します。少なくとも私達はそんなつもりで声をかけたわけではないと。七緒も唯道が柾鷹のことを援助したいと言っていたと話しますが、柾鷹の様子はおかしく急に陽気になります。そして、2人にお礼を行って教会を出て、こはねやアーデルハイトにもお礼を言って、早退の連絡をするために校舎に入りますが、様子がおかしい柾鷹の後をついていった七緒は必死に柾鷹を止めます。そして、人間は機械じゃない、ダメージを受けることだってあると言うと、柾鷹は奇妙な違和感がして立ち止まり、気が付くと手が震えていました。七緒は柾鷹を図書室に連れていき、私と柾鷹には似たところがあると話します。嫌なことがあると逆に冷めてしまい、自分では冷静になった気でいて問題を先送りにし、自分で自分が傷付いたことにも気付くのが遅れて後になってから酷く落ち込むと。柾鷹はそれに共感し理解します。七緒の場合は先に夏乃が気付いてくれたから彼女には助けられてきたと言います。それは柾鷹も同じでした。昨日助けてくれたのは夏乃だったから。七緒は何をするか分からないけど私も一緒に行くと言うと、柾鷹も彼女がいれば冷静でいられそうな気がして、ついて来てもらうことにします。そして、図書室から出ると夏乃とばったり会ったため「家庭の事情」で早退することを彼女に告げ、その後七緒とは別々に学校を出て落ち合います。
2人が向かったのは病院でした。七緒にこれまでの経緯を話した柾鷹は、柱の影に隠れ“犯人”が現れるのを待ちます。そして、その人が今回の件に大きく関わっていると七緒に伝えます。柾鷹は最初大きな陰謀があるのではと悪い意味に捉えていましたが、本当は逆で単に柾鷹に事実を知らせたくない、ただそれだけで動いているのではと考えます。何故なら情報を消したり圧力をかけたりする割にはスクラップブックを持っていた柾鷹に警告もしない等やり方が中途半端だったからです。そして、もう1つ。唯道と柾鷹が最初に顔を合せたとき、唯道は柾鷹のことに気付きませんでしたが「斉須」という名字には反応していました。援助するという割にはこちらのことを知らないのはおかしい、だからそのときは基本的な情報さえ掴んでなかったか、あるいは調べても出てこなかったか。しかし、事実がここ2、3日で急に発覚して、援助のことを言い出したのは、ある人物と接触していたからではないか・・・そう柾鷹は推察します。その人物が火事の情報を消したと。そして、病院に入ってきたのは、柾鷹の予想通りの人物でした。その人物の姿を見た七緒は驚愕します。病院に姿を現したのは夏乃でした。柾鷹は夏乃に声をかけますが、その時点で夏乃は全てバレてしまったことに気付きます。何故なら、夏乃は柳蔵の病室を知らないのに真っ直ぐ柳蔵の病室に向かおうとしていたから。つまりはこういうことでした。
昨晩、夏乃が唯道を襲おうとした柾鷹を止めに来られたのは、スクラップブックを盗んだから。以前、夏乃が夜突然柾鷹の部屋を訪れたのはそれが目的でした。スクラップブックのことは七緒が夏乃に話したからで、ただし、これはスクラップブックを見てしまった七緒がさりげなく夏乃に火事のことを話したからで、スクラップブックについては直接話してはいませんでした。単に情報を消したはずの火事のことを七緒が知っていたことから柾鷹が資料を持ってる可能性に気付いたのです。火事の記事を消したのは数年前でそれは夏乃の指示でした。アーデルハイトの資料を盗み出したのは夏乃ではなかったものの、夏乃は柾鷹とアーデルハイトが連絡を取り合っているという報告をし、ベルクシュトラーセの宰相に出来れば秘密にしておいてとお願いしました。つまり、ベルクシュトラーセ側は圧力に屈したわけではなく国家権力が家庭の事情に踏み込むべきではないと判断したからでした。しかし、夏乃にはそこまでする動機がありませんでした。柾鷹はそれを夏乃は誰かのために行動していたのではないかと推察。そしてその人こそ真犯人であると。何故なら夏乃からは白い羽根しか出ていなかったから。そもそもの始まりは沢城唯道でした。唯道が援助を申し出たのはつい最近ではなく前々から準備していたものの、柾鷹にはそのことが伝えられていませんでした。つまりどこかで情報が止められていたことになります。そして、その人物はあくまで唯道にだけ対応しようとしていました。しかし、ここでイレギュラーが起こります。柾鷹が唯道と会ってしまい、火事について調査を始めたからです。
夏乃が七緒の母親の恋人と柾鷹の父親が同一人物だと気付いたのは唯道が柾鷹を捜しているという情報が入ってからでした。それがほんの2~3週間前の話。夏乃はそれに気付いて慌てます。何故なら偶然にも会ってしまう可能性があったからです。これまでは奇跡的にそういったことも起こりませんでしたが、夏乃は先々のことを見通して、柾鷹と七緒を仲良くさせようと考えます。柾鷹が唯道の存在に気付いても七緒と友達になっていれば無茶なことはしにくくなるんじゃないかと考えたからでした。実際に柾鷹は車椅子の唯道を見て何もすることは出来ませんでした。もちろん、それだけじゃなくその頃あまり元気がなかった七緒を元気づけようとしていたのもありました。七緒はここまで聞いてどうして教えてくれなかったのかと夏乃に詰め寄ろうとします。しかし、それを柾鷹が止めます。まだ続きがあったからです。柾鷹の養父・柳蔵はずっと入院していたことを七緒に教えますが、柾鷹も夏乃も病名までは知りませんでした。それはつまり、もう先は長くないことを意味していて・・・。そこでようやく七緒は夏乃が柾鷹の養父のために動いていたということに気付きます。全てのことを明らかにさせるため、柾鷹は1人で柳蔵の下へ向かいます。
柳蔵は柾鷹が姿を現すと全てを察し、柾鷹の質問に答えます。アーデルハイトの資料を盗んだのは柳蔵の手の者で、夏乃に柾鷹のスクラップブックの場所を教えたのも柳蔵でした。柳蔵はある日、探偵が柾鷹を捜しているという情報を入手しました。元々柾鷹のことは簡単に情報が入らないように手を回していたため、不審に思った柳蔵はその探偵を尾行させ、雇い主を突き止めます。それが唯道でした。本来ならじっくり話し合って情報をもみ消すつもりでしたが、柾鷹と唯道が偶然会ってしまう可能性もあることに気付いたため、時間をかけることが出来ずに、さすがの柳蔵も強引な手で情報のもみ消しを図るしかありませんでした。柾鷹は何故そこまでするのかその動機を聞くのを恐れていました。柾鷹はこれまでずっと誰かに必要とされ身代わりとなってきました。もしも柳蔵が利成の身代わりとして必要としているなら・・・と考え、物置に大切にしまってある利成のギターを弾いたら嬉しいかと問いかけます。柳蔵はそれを聞いて、柾鷹が自分のために利成の代わりをやろうとしているのではと考えます。だから柳蔵は断りました。
柳蔵は利成に自分の跡を継がせようと厳しく躾けていました。逆に仕える家の子どもには甘く接してきたため、それを見ていた利成は反抗期に入り柳蔵の言うことをまったく聞かなくなりました。それを反省して、柾鷹にはうるさく言うのを止めにしました。今度は自分で夢とかを見つけて自由に生きてほしかったから。すると今度は親離れせず親の世話ばかりしている・・・柳蔵はせめて柾鷹の枷にならないように入院して柾鷹を遠ざけようとしていました。柳蔵は子育てが上手くいかない、けどもう手放したくない・・・そう手で顔を覆いつくしますが、その直後、唯道に対する愚痴をこぼします。唯道が戸籍上の父親は自分であり責任の一端は自分にあると主張していたから。柳蔵はこれまで柾鷹のことを放置しておいて一体何の権利があると怒っていました。柾鷹はそれを動機だと察します。すると、柳蔵は柾鷹を俺の息子だと言い、いつか本当の父親を探し出してそっちを頼るかもしれない、けどまだ自分の息子で良いだろうと柾鷹の方を見ます。その目はいつもの養父のものではなく弱々しいものでした。柾鷹はそれを見て今回の動機に気付き、それならもっと長生き出来ないのか、ずっと俺の親父でいてくれよと伝えます。親父だけが俺を必要としてくれている。だから赤の他人である唯道からの援助なんでクソ喰らえだと。すると、柳蔵は病気の方は手術で何とかなることが分かったから、もっと長生きするつもりだと柾鷹に伝えます。すると、柾鷹はふざけるなと言いながらも涙を流します。誰の身代わりでなくても“斉須柾鷹”としてここにいていい。それを知った柾鷹はようやく未来へと歩いて行けることを実感したのでした。
一方、病院のロビーで柾鷹を待っていた2人。七緒は夏乃がまだ何か隠しているのではないかと疑っていました。それはただの女の勘でしたが、夏乃が火事について1番敏感に反応していたから。そこに夏乃が隠したい何かがあるんじゃないか・・・そう七緒は考えます。そして、柾鷹に告白して夏乃に呼び止められるという夢を見ましたが・・・。
七緒の新作ミルフィーユが完成したため、こはねやアーデルハイトも誘ってそのお披露目会を庭園で行うことになり、以前は逃げ出した柾鷹はこはねとの特訓で皆の前でもフォークが扱えるようになったことから、ようやく皆と仲間になれたと実感。その後、柾鷹の進路の話になり、柾鷹が遠くの学校に行ってしまうことを夏乃が危惧したものの(夏乃も一緒の学校に行くつもりだったので)、養父の身体のこともあるから家から通える距離にすると言ったため安心します。その後、養父のお見舞いに行こうという話になり、全員では無理だからとジャンケンで決め、夏乃と七緒が選ばれます。3人で柳蔵のお見舞いに行きますが、その前に柾鷹は七緒に唯道の話はしないよう念を押します。七緒もそんなことは分かってると答え、柳蔵の病室に入ります。柳蔵は柾鷹が友達を連れてくるということでいつもと様子が違って緊張していたものの、柾鷹の友達が全員女の子だと知ると突然柾鷹を殴ります。勘違いしている柳蔵がジゴロになるつもりかと柾鷹を叱責したことから、七緒はただの友達だと弁明し慌ててたため、何かに気付いた夏乃が七緒と話があると言って一旦病室から出て行きます。柾鷹は訳が分からず見ているだけでしたが、そんな柾鷹を見て柳蔵はため息をつくのでした。
夏乃は病院のロビーまで七緒を連れていき、七緒が柾鷹の魅力に気づいて好きになってくれたことを喜びます。七緒は夏乃の方が柾鷹のことが好きと言いますが、夏乃はそれを認めた上で、負けないよと言って宣戦布告します。その後、柳蔵に追い出された柾鷹と3人で一緒に帰りますが、七緒は恥ずかしさからかずっと2人の後ろを歩いていました。そして、スマホゲームのことで夏乃と柾鷹が話しているときに、柾鷹や夏乃のことを考えてて少し2人から遅れていた七緒が隣を通り過ぎた車の異変に気付きます。七緒は2人が危ないと思い声をかけようとしましたが上手く声が出せず、事故直前になってようやく「危ない!」と叫びました。幸い、柾鷹が夏乃を担いで空中に飛んでいたため無傷で済み、柾鷹が事後処理を済ませていると、七緒は夏乃に気付いていながらすぐ声が出せなかったことを謝り泣き出してしまいます。それは夏乃への後ろめたさも含まれていました。夏乃は七緒の気持ちを理解した上で慰めます。柾鷹も気にするなといつも通りに七緒に接し、泣いていた七緒もやがていつも通りに柾鷹を喧嘩して元に戻っていきます。夏乃は2人が仲直りした証として手を繋ごうと言い七緒と柾鷹の手を繋がせます。七緒は慌てますが、夏乃はナナちゃんにもチャンスをあげないと公平じゃないもんねと言って笑うのでした。
3人で手を繋いで夏乃の家まで着くと、夏乃は柾鷹から離れ七緒を連れてコソコソと話をします。さっきの話の補足で、夏乃は柾鷹を幸せにしてあげたい、七緒なら安心だと言い、その上で出来れば私が幸せにしてあげたいから手は抜かないつもりと伝えます。そして、もしも私に遠慮して断ったりしたら本気で怒ると忠告して、最後にとっておきの秘密を教えます。かつて七緒のイースターエッグが割れたとき、七緒と夏乃が友達になるキッカケになったあの出来事において、七緒の卵を直したのは柾鷹だと言います。すると、七緒は驚き、柾鷹とまともに顔を合せることが出来なくなってしまいます。そして、翌日、夏乃は家出してきたと言って柾鷹の家にやってきますが、それと同時に七緒にも柾鷹の家でお泊り会をすると言って誘っていました。2人はどっちが柾鷹の嫁に相応しいか勝負を始めますが・・・。

朱鷺坂七緒編 あらすじ
ショッピングモールへ3人でデートに行き、2人とそれぞれ2人きりの時間を過ごした柾鷹は、どっちと関係を進めるか答えを出します。柾鷹が出した答えは七緒でした。夏乃には断りの返事を出し、夏乃は1人で帰ってしまい、柾鷹は七緒のもとへと向かいます。そして帰り道で七緒を選んだことを告白。しかし、まだハッキリと「好き」とは言えなかったため、七緒とは「ガールフレンド」という形を取って付き合うことにするのでした。
翌朝、七緒から電話があり、彼女のバイトが終わった後にデートすることに。そして、デートを楽しんで家に帰り夕飯を食べた後、部屋に戻ると、七緒からメッセージが届いていました。そのメッセージの内容には「好きになってもらえるように頑張る。だからチャンスを下さい」と書かれていました。夏乃からは以前「早く答えを出さないと苦しむのは七緒だけ」と言われ、莉玖からも「愛想を尽かされる前に答えを出せ」と言われていた柾鷹は、改めて自分が答えを出さないせいで七緒を苦しめてるのだと実感。気が付けば七緒の家に走りながら彼女に電話を入れていました。その頃、お風呂に入っていた七緒がベランダで涼んでいながら柾鷹のことを考えていると、柾鷹から電話がかかってきます。柾鷹は電話口で「もう少し時間をくれ、チャンスが欲しいというのは俺の言葉だ」と伝えます。その後、柾鷹が家の前まで来ていることに気付いた七緒は驚きますが、それだけ柾鷹が真剣であることを知り、「待ってるから」と答えるのでした。
それから数日、柾鷹は未だに答えを出せずにいました。七緒と夏乃の関係も少し距離が出来てしまっていました。柾鷹は夏乃の勉強を見てあげたとき、夏乃に好きという気持ちが分からないと相談すると、自分のことを例に挙げ、無条件でその人のことを考えてしまう、それが好きって気持ちなんだとアドバイスを受けます。そして、七緒をバイト先から家まで送っていくとき、ようやく好きということを理解した柾鷹は、告白しようとしたものの、なかなかそれが出来ませんでした。翌朝、七緒のことを意識して告白するタイミングを窺っているうちに変な態度を取ってしまい、ギクシャクしてしまいますが、柾鷹の様子がおかしいことに気付いた夏乃から再びアドバイスを受けます。告白するタイミングはいつでもいい、自然と口に出ちゃうときがそのタイミングなのだと。そんなアドバイスを受けて迎えた昼休み。朝少々ギクシャクしたものの、七緒は気にせずいつも通り庭園にお弁当箱を持ってきます。柾鷹は今朝のことを謝ると、自然と「好きだ」という言葉が出て、1度その言葉が出たら後戻りはできないと思い、自分の思いの丈を全て打ち明けます。しかし、七緒は告白の返事もせず、「バカ」と言って逃げてしまうのでした。
その後、3度目の夏乃からのアドバイスで七緒の言っている言葉の意味を教えてもらった柾鷹は、七緒を探しにいきます。そして、逃げる七緒を捕まえて後ろから抱きしめます。七緒は最初は返事をするのを待たせようとしたものの、最後は観念して私から告白したんだから断るわけないと言って柾鷹の告白を受け入れ、2人は正式に恋人同士になりました。翌朝、2人は一緒に登校しますが、遠回りしすぎて遅刻寸前になってしまいます。そして、急いで学園まで来ると、夏乃とアーデルハイトが待っていました。夏乃は2人が恋人同士になったことを喜び、七緒にこれでまた友達に戻れるねというと、七緒はそうだねと言って繋いでいた柾鷹の手を離し、夏乃と握手をします。こうして2人は再び友達に戻れましたが、アーデルハイトからこのままだと遅刻すると言われ慌てて走りだすのでした。
初デートの帰り、期末テストが近いことから七緒の家で勉強することになった2人。その後、だんだんと良い雰囲気となりキスをしてエッチも本番手前までいきますが、七緒の覚悟が出来ていなかったため、そこで終わってしまいます。そして、柾鷹が帰ると、その日は帰ってこないはずだった母親が何故か帰ってきました。翌日、七緒はバイトの制服を着たまま柾鷹の家にやってきます。昨日の続きをしたいと。ただ、それは性欲とか興味本位ではなく、柾鷹にずっと一緒にいたいって思ってる人間がここにいるということを教えてあげたいから・・・その覚悟と私の気持ちを知ってもらいたいからでした。七緒に甘えていいと言われた柾鷹はそのまま七緒を押し倒し、2人は初体験を済ませます。それからも交際は順調でしたが、最近七緒の母親は唯道と上手くいっていないらしく機嫌が悪かったため、七緒は家に帰るのを避け柾鷹の家で勉強したりエッチしたりしていました。そんな日々が続いたある日のこと。七緒が遅く家に帰って来ると母親が部屋にやってきます。そして、七緒にあるお願いをしますが・・・。
翌朝、今度は図書室で勉強しようと約束して待ち合わせ場所に行くと、七緒が辛そうな顔をしていたため、声をかけると、七緒は涙を流して走り去ってしまいます。柾鷹は追いかけて学園までやってきたものの見失ってしまいますが、そこで会ったのはこはねでした。こはねは沢城唯道のことで情報が入ったと言ったため、その話を聞き、柾鷹は先ほどの七緒の態度がおかしかったことに納得。彼女を探しに行きます。一方、七緒は夏乃の家にいました。七緒は夏乃に昨晩のことを相談します。七緒の母親は七緒がバイトしていること、製菓学校へ行こうとしていること、お店を開くことを、彼氏がいること、全てお見通しでした。製菓学校はこの近くにないから地元を離れなければならず、そうなったら今の彼氏とも離れ離れになってしまう、遠距離恋愛になって彼氏の心を繋ぎとめられるかと、そして自分の会社を継がせるために地元に残って経営を学んでほしい、そうすれば彼氏とも一緒にいられると、母親は柾鷹のことをダシに使って娘を自分の傍に置こうとします。これまで知っていながら放置していたくせに急にそんなことを言われて戸惑う七緒は、遠距離恋愛については一瞬言葉を詰まらせますが、それでもこれは2人の問題でお母さんには関係ない、将来のことは自分で決める、私は七緒という1人の人間だと言い、母親を部屋から追い出します。話を聞いた夏乃は、そのことを柾鷹に相談しなかったのか聞きますが、七緒は柾鷹は昔家庭のことで色々あったから特に母親のことは聞かせたくないと話します。そして、母親と喧嘩することはよくないのか・・・やっぱり母親の言うことを聞くしかないのか・・・夏乃はそんな風に言う七緒を抱きしめ、ある聖書にある天使に人間が挑むお話を聞かせます。どんなことをしても敵わない天使に挑み続けたことで神にも天使にも認められた人間の話。その例え話から夏乃の伝えたかったことを理解した七緒は、諦められないものがあるなら例え天使が相手でも戦いを挑まなきゃいけないと母親と向き合うことを決意します。そして、相談に乗ってくれた夏乃にこんな私だけど友達でいたいと思ってる、ダメかなと聞くと、夏乃は友達じゃダメ、私たちは“親友”でしょうと答えます。その後2人は抱き合い、夏乃はちゃっかり柾鷹とも友達でいたいと言い、七緒も貸してあげると許可します。すると、夏乃は大喜びするのでした。
夜になり、夏乃から七緒がいると連絡を受け、夏乃の家を訪れた柾鷹。そこで柾鷹は七緒から今回の件を全て話してもらいます。その話を聞いて、いくつか七緒に確認した柾鷹は、今回の真相について話を始めます。全ての発端は沢城唯道にあると。唯道は今ハリウッドにある映画製作会社からオファーを受けており、唯道のヒット曲が気に入られ楽曲を提供してほしいという話でした。ただし、唯道が渡米し、L.A.に事務所をかまえて直接指揮を執ることが条件になっていました。映画製作は数年。その間日本に帰ってこられるのはほんのわずかな時間。音楽を続けてきた唯道にとってはまたとないチャンス。しかし、ここで問題が発生します。恋人として付き合っている七緒の母親は地元の会社で社長をやっているため、絶対に地元を離れられないことでした。そして、唯道は恋人ではなく夢を追うことを選びます。柾鷹を探していたのも思い残すことがないようにということでした。七緒はそれを聞いて母親に対して怒りがこみあげてきます。娘に言ったことは全て自分自身のことだったから。そして、これまでバイト等にはあまり口出ししなかったのが急に辞めろだの言い始めたのは、単に唯道の代わりを七緒に求めていたからだと分かり、そんなのはただのわがままだと激昂します。この問題は母親と唯道の問題であること、そして唯道が向こうへ行ってしまえば、柾鷹も父親に何か言う機会も失われてしまうことから、今度4人で集まって話し合おうということでまとまります。
翌朝、七緒が唯道を呼び出し、柾鷹は2人きりで唯道と会います。そして、七緒が待っている学園へと2人で足を運びます。その途中で、唯道はハリウッド進出の件で、日本に禍根を残さないよう柾鷹や七緒の支援をしようと考えていたことを話し、七緒の母親・伊依に応援された、やはり女性は強いと呑気に話します。それを聞いた柾鷹は、伊依が苦しんでいてあんたがいなくなるせいで七緒に夢を諦めさせようとしている、かつての妻のように。相手が苦しんでいるのを見て見ぬふりをして自分の都合のいいように解釈する。それではあのときと変わらない。そう柾鷹が言うと、唯道はようやく自分の行いが間違っていたことに気付きます。そして、伊依と向き合うことを決意したため、柾鷹はそのまま学園の庭園まで案内します。すると、そこには七緒と伊依が待っていました。
4人が揃うと、七緒はかつて夏乃と一緒に考案した、食べやすいミルフィーユを2人に食べさせます。そして、自分の夢を2人に語ります。私の夢は高級のスイーツを作るのでもお金儲けのためでもなく、子どもが母親の手を引いてやってきて、一緒に買って帰って家で仲良く食べて、家族みんなが笑顔になれるような・・・そんなお菓子が作りたい。私が作ったお菓子で家族を笑顔にする・・・それが私の夢なのと。そして、七緒と柾鷹、2人で決めた結論を七緒の口から告げます。唯道には唯道の、伊依には伊依の道があるように、私には私の道がある。だから私の道は私が決めたい。でもだからと言ってお母さんが嫌いになったわけじゃない、ここまで大きくなれたのはお母さんのお蔭だから。そして、大学を出るまではお母さんの言う通りにするけど、その後は製菓学校に通い自分の好きにさせてほしいと告げます。伊依は柾鷹にそれでいいの?と聞きますが、柾鷹は七緒を好きになったのは、七緒が夢に向かって進む姿がまぶしくて羨ましかったから、そんな七緒をもっと側で見ていたい、支えたいと思ったからですと答えます。だから、夢に向かって歩こうとする七緒を応援することはあっても、止めるなんてありえないと。会えなくなるのは寂しいけどそういうときは電話なり連絡を取る方法はくらでもあると言い、今度は伊依と唯道に向かって、俺たちのことは心配しなくていい、それより自分たちのことをもっとよく考えてほしいと伝えます。今の2人は柾鷹と七緒の将来と同じ状況なのだから。すると、伊依は七緒はもう一人前のレディなのねと認め、母娘2人で微笑み合うのでした。

朱鷺坂七緒編 感想
七緒編は一言で言うなら大人からの自立ですかね。これまで母親の言うことを聞いてきた七緒ちゃんが、自分の夢を諦めずに母親と向き合うことになります。又、柾鷹の方も幼い頃に抱えたトラウマと向き合っています。あとは沢城唯道のことですね。
まぁでも遠距離恋愛は実際難しいと思いますよ。ゲームのような理想となるには相当な覚悟と努力が必要です。相手を信じ続けるということが何より難しい。七緒ちゃん達がそれをどう乗り越えていくのかその後のストーリーが見てみたいですね。
途中まで夏乃ちゃんと共通でシナリオが進み、今まで本筋ではあまり関わりがなかった七緒ちゃんが色々と知っていく形になっています。前半は三角関係に触れていましたが、夏乃ちゃんが天使すぎたせいか、多少わだかまりが残ったものの、特に大きな問題にはなりませんでしたね。柾鷹の恋愛ヘタレぷりは攻略4人目ともなればもう分かり切ってたので諦めてました(爆) まぁつい1ヶ月ほど前にプレイしたエロゲにもっと酷い主人公がいたのでそれに比べたら真剣に考えてた分マシですよw
七緒ちゃんはツンデレなので非常に分かり易く、こういう子は見てるとニヨニヨが止まりませんね、ニヨニヨニヨニヨw 分かり易いくらいのツンデレっぷりが可愛かったです!七緒ツンデレ語の変換がなかなか面白かった・・・なるほど、これまでのツンデレヒロインを見てきた経験からニュアンスとしては七緒ちゃんの気持ちは分かるけど、変換後の素直なセリフを聞くと、なかなかグッとくるものがありますねw ツンデレだからこその芸当ですw でも、1番笑ったのは、アフターHの事後かなw 夏乃ちゃんに見られたことが判明したときの七緒ちゃんの反応と、撮影していた夏乃ちゃんの笑顔がwww
Hシーンは4回。その内最初のは本番Hがないので実質3回です。3回しかない上、アフターHはおっぱいがかろうじて見えないというパターンだったので残念でした。アフターHは柾鷹が七緒ちゃんの右胸を揉んでますが、どうせなら左胸を持ち上げるようにして揉んでほしかったかな、そうすればちゃんと左胸がちゃんと見える形にはなったと思う。自分、ああいうギリギリ見せないアングルが1番イヤです。ギリギリが許せるのは一般シーンだけ。Hシーンは見せるか見せないかハッキリしろって言いたい。もちろん見せるのが1番ですけど。三角関係のことで中途半端は良くないって作中でも言われてるじゃないか、何故それをHCGでしちゃうんだ!?ぁ、初体験の正常位と2度目の騎乗位のHCGは良かったです。くすはらゆいさんの声もエロかったし(この人の声を聴くとminori系のHシーンが思い浮かぶからw)。ところで、七緒ちゃんは共通ルートのプールシーンでは何故か貧乳組にされてますけど、脱ぐと結構大きかったですよね?w まぁそれだけ、愁さんやこはねさん、夏乃ちゃんのボリュームが凄いんですけどw
一般シーンだと・・・CGシーンよりも普通の会話で七緒ちゃんがツンデレっぷりを発揮するシーン全てですかねw ニヨニヨが止まらんのでw あとは夏乃ちゃんとの友情かな。終盤少しあるだけなのが物足りなかったけど。夏乃ちゃんが“親友”って言ったシーンでは1枚絵が欲しいところでした。それからSDCGで猫パンチくらって柾鷹に笑われるシーンも好きw 七緒ちゃんはツンデレの特徴でもあるイジられやすさがあるので、そこは可愛いと思います!w マジメな方だとバイトしてるときかベランダのシーンかな。個人的にはベランダのシーン、あそこで告白に至ってほしかったかな。その方がロマンチックだったと思います。と、いうか、そうするものだとばかり思ってました。それがちょっと残念。まぁでも、照れる七緒ちゃんは可愛かったし、いつもお弁当作ってくれてお嫁さんスキルを見せるだけでなく、柾鷹のお母さんになるとか言って母性も発揮したし(そのシーンが少なかったのは少々残念ですが)、おっぱいもそこそこあると分かったので、プレイ後はグーンと好感度が上がったかなーw
つーか、夏乃ちゃん&七緒ちゃんの共通ルートの部分は長かったような・・・ぶっちゃけ七緒ちゃんの個別ルートより長かったですよ?w

さてさて、お次は美鳩夏乃ちゃんです!

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もう少し七緒ちゃんに甘えるシーンが欲しかったかなー?

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