こばとの独り言

ひたすらに趣味を語るブログ。
【18禁の記事もある為、閲覧は自己責任でお願いします】

8月11日の各種イベントについて

2016年08月10日 21時22分47秒 | 雑談

・・・と、いうわけで、ぱれっと新作発表会に当選したので、8/11~12にかけて秋葉原に私が出没しますw

11日は午前中は浅草の電気外祭りに行きますが(浅草には9時頃着の予定)、こちらは見に行くだけになるのかなと思ったり・・・ぃぇ、秋葉原で行われる物販イベントの方が私の本命が多いのでw 外祭りのは事後通販ですね~。
12日は11日に回れなかったところを行こうかなと思っています。 

尚、11日に秋葉原で確実に行くのは、オーガストの物販イベントですね。あとは12日でも行けるので先ずはそれを優先したいかなと。あと、和泉つばす展も11日に行きたいな・・・混んでるかもしれませんがw

既に何人かとはお会いする約束をしてますが、如何せん連絡手段がブログかツイッターしかないので、会うためには何か目印になるものがないとダメかなと思いまして、私が当日身に着けているものを公開しますので、ブログのコメント常連さんやフォロワーの方で当日電気外祭りや秋葉原に行かれる方はお声掛けして頂ければと思います。 

ツイッターやってる方はツイッターで連絡を取り合える(と思う)けど、ブログのコメント常連さんの方だとそうはいかないので、現地でもブログにコメント書ける方はこの記事にどこにいるか教えて頂ければ出来る限り反応したいと思います。

そんなわけで、私の身に着けているものはこちらです!3点あります。12日はまた別になると思いますが、とりあえず。

本命のイベントは、ぱれっとの新作発表会なので一応ぱれっとに関係するショルダーバッグにしましたw
バッグには私の好きなヒロインのバッジを付けてます。 

アリスちゃん可愛い(*´Д`*)b

あと、会場に着くまでは上着着てますが、現地着いたら上着脱いでこのTシャツ晒してると思いますw

紬ちゃん可愛い(*´Д`*)b
このTシャツ姿になるのは周りの状況見ての判断になりますが、白っぽい上着なので薄らと紬ちゃんが見えるかもしれませんw 

ちなみに、自分の身長は175cm弱、やや痩せ気味のおじさんです。
そんなわけで、当日少しでもお会いできる方は、お気軽にお声掛け下さいませ(*'∇')

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「フローラル・フローラブ」 あらすじ・感想その6 斉須莉玖編、感想まとめ

2016年08月10日 00時51分10秒 | 美少女ゲーム

最後は斉須莉玖でした~。

斉須莉玖 キャラクター紹介
莉玖は柾鷹の同居人。原則として柾鷹以外には見えない存在。ただし、夏乃と柾鷹の養父である柳蔵には見ることが出来ます。その2人が見える理由については莉玖編本編にて分かります。
見た目同様に口調もやや子どもっぽい話し方をしており、基本的には外に出ない引きこもりで人前にも出てきません。ゲームや漫画が好きで、嫌いな食べ物は人参と辛いもの。ゲームは下手の横好き。
彼女もまた夏乃同様に柾鷹に早く恋人が出来るよう促していますが・・・。

斉須莉玖 攻略情報
ヒロインを全て攻略するとタイトル画面に「Informalnote」という項目が出現するため、それを選べば莉玖編がスタートします。

斉須莉玖編 あらすじ
300年前、主に命じられて地上に舞い降りた天使がいました。天使を遣わせた理由は、その頃、地上では魔女狩りが横行していたことを懸念してのことでした。人の姿になり地上の様子を見に行った天使は任務に失敗し人間に捕らわれ魔女としてその身を焼かれてしまいます。
天使には人の善悪を見抜く力がありました。しかし自分を焼く人々には黒い羽根が生えていましたが、自分の行いを正義と信じて疑っていませんでした。そんな人間に対し恐怖を抱き、やがて人を信じられなくなっていました。
天使のため人間としての肉体を失ってもこの世に存在はしていました。しかし、人を信じることが出来なくなった天使は神の加護を失い、天に還ることも出来なくなっていました。このままでは存在が消滅してしまうため、天使は人に自分の能力を貸し与え、その人間の守護天使となり、行く末を見守ることにしました。その代わり、その者を地上へ繋ぎ止める鎖として利用させてもらっていました。そうやって神の加護を離れても在り続けることが出来ました。そうして300年。天使は地上を漂泊してきました。天使の名前はリキエル。神の支配から抜け出した今は、“リク”と呼ばれていました。
目を覚ますと目の前には莉玖がいました。夢の内容はよく覚えてはいませんでしたが、ふと莉玖からもらった天使の羽根のストラップを見てみると4枚に増えていました。柾鷹はこれを1枚しか貰った記憶しかないはずでしたが、そのとき何故か夏乃、七緒、アーデルハイト、こはねの4人とそれぞれ恋人になった記憶が蘇り混乱します。莉玖は仕方ないと言って柾鷹の額にキスをすると、柾鷹の頭の中である程度整理が行われ落ち着きます。莉玖は回収可能な“可能性”を全て回収してきたが、それ故に余計なもの・・・記憶まで持ち帰ってきてしまったと話します。
莉玖は今からでも遅くない、誰か1人を選べ、1度は選び取った可能性だから今更否定する理由もないだろうと言いますが、柾鷹はそれを拒否します。そして、莉玖と大きくなったら結婚してくれる約束じゃなかったかと聞くと、今度は莉玖がそれを拒否します。あくまで拒否の態度を取る莉玖に対し、柾鷹は記憶は残っているが気持ちまでは持ち帰らなかったと言い、莉玖の目を見つめると、莉玖は目を逸らし「それが柾鷹のためだ」と言って逃げるのでした。
柾鷹はそれぞれの“可能性”の未来の中で、いずれも能力を失くし愛する人だけを見るようになってましたが、それと同時に莉玖までも失っていることに気付いていませんでした。柾鷹は莉玖がいない未来など考えられないと思い、このまま同じ結末にするわけにはいかないと。柾鷹は天使を捜し続け、莉玖がその存在であることを確かめるために失った記憶を全て取り戻しました。そして、自分を助けてくれた恩返しをしようと考えていました。かつて利成にはそれが出来なかったから。
未だ記憶に混乱が残る柾鷹は学園に行き自分の記憶との差異を確認します。夏乃も七緒も選べなかった未来。七緒とは気まずく、夏乃は学園に登校していませんでした。アーデルハイトはいつも通りでしたが、アーデルハイトとの未来では後に火種となった柾鷹の騎士叙勲を進めているという話を聞きます。その後、柳蔵のお見舞いで病院に行くと、ロビーで莉玖と出会った頃の話を思い出します。本当は火事の現場で会ったのが最初でしたが、柾鷹の記憶的には病院のロビーが最初でした。そこで柾鷹は莉玖から利成が柾鷹を助けて死んだ事、そして、柾鷹の進む未来によって利成の魂の行く末が決まることを教えてもらっていました。
柾鷹が柳蔵のお見舞いをした後、柳蔵が抗がん剤の副作用で苦しんでいると、莉玖が柳蔵の病室に現れます。そして、柳蔵にお前は助からないと断言。しかし、柳蔵は柾鷹に以前自分は助かると言ってしまったため、せめて抵抗しなければ、もしも柾鷹に同じ状況がやってきたときすぐ諦めてしまう、それを防ぐのも親の務めだと言います。莉玖は柾鷹が自分のことを好きらしいということを柳蔵に話しますが、自分では柾鷹を地上に繋ぎ止めておく鎖とすることは難しいと分かっていました。だから4人のうち誰かを選べと薦めていました。それを聞いた柳蔵は意味はよく分かっていなかったものの、一言だけアドバイスをします。「俺の息子は割とおすすめだぞ」と。
その日の夜、柾鷹は追っ手に追い詰められたハンスを助けます。そして、改心済のハンスにアーデルハイトの護衛を任せることに。柾鷹は単に自分の記憶にある可能性がどこまで事実かを確認するためのものでしたが、これによりほぼ確信しました。記憶にある可能性は全て起こるのだと。つまり、それは莉玖がいずれ消えてしまうということを意味していました。その日の夜、柾鷹はアーデルハイトと結ばれたときに見た利成が学生だった頃の記憶を夢で見ます。そして、朝目を覚ますと天使のストラップが1つ減っていました。その後、居間に行くと莉玖が苦しんでおり、柾鷹に気が付いた莉玖からスマホを奪われます。莉玖がストラップの羽根が1つ減っているを確認すると、このストラップの意味について話します。
天使の羽根は火事で死ぬはずだった柾鷹を地上に繋ぎ止めておくための保険でした。1つ目のストラップは莉玖が10年かけて作り上げたもの。他の3つは、可能性の世界の中で得たものであり、他の可能性でもし万が一柾鷹が失敗したときに地上に繋ぎ止めるための保険として使えるものでした。しかし、柾鷹は昨晩、他の可能性の記憶を使い、ハンスを助け運命を歪めてしまったことで、他の可能性では起こり得なかったことが起こってしまい、その為にそれ以上世界への影響が出ないよう、並行世界を繋ぎ止めておくための触媒があるべきところに強制的に戻される・・・つまり羽根がその世界へと戻され消えるということでした。柾鷹が夢を見たのは羽根にはその羽根を受け取った世界の莉玖の記憶が保存されていました。そして、柾鷹が知る他の可能性の記憶は途中までだった。それはつまり、羽根の記憶は莉玖が消えるまでの柾鷹を見てきた記憶ということでした。
莉玖は柾鷹の考察を無視して、地上の鎖を繋げと言います。アーデルハイトとの可能性が潰えた今、残るは3人だと。しかし、柾鷹にはある疑問が残っていました。柾鷹は本来利成とともに焼死する運命でした。しかし、莉玖はその運命を歪め柾鷹を助けたことになります。運命を歪めることが可能性を閉じることだというなら、莉玖はどんな可能性を閉じて自分を助けたのか・・・それが気になります。そして、莉玖が本来なら有り得ないと言ったこの今の世界の可能性とは何かを考えたとき、柾鷹は気付きます。この世界の可能性は莉玖と結ばれる可能性がある世界なのではないかと。莉玖が消えずに済む方法がある・・・こうして柾鷹はこの世界で自分が成し遂げるべきことを明確にすることが出来たのでした。
その後、柾鷹は検証を重ねるため、愁について考察します。愁との可能性もあったはずなのに何故か彼女に関する羽根が存在しない。それは何故か。そこに莉玖の秘密があるのではないかと。そんなとき、モーセが行方不明になる事件が発生。これはこはねとの可能性で見たもので、監禁されていた女の子は別だったものの、モーセを発見。こはねを愁に任せ、こはねとの可能性を閉じます。数日後、再び利成の夢を見た柾鷹は、莉玖に自分の検証結果を話します。可能性の世界において、アーデルハイトやこはねと結ばれたときは能力を必要としなくなっており、愁のときは教会との関わりを持っていたことから能力を必要としていた。柾鷹を地上に繋ぎ止めておくにはお互いを必要としなければならない。柾鷹や利成に能力を与えたのは莉玖であり、その能力が必要としなくなるということは、莉玖と結ばれた地上の鎖が解かれてしまうことになり、柾鷹は他の鎖があることから地上に残れ、莉玖は消えてしまうのではないかと。
柾鷹が地上の鎖を見つけない限りは莉玖がその役目を担い、ストラップの羽根は柾鷹が莉玖を必要としない人生を選んだ場合のみ、別の可能性に移ってくる。何故ならその可能性では莉玖が消えているから。つまり、愁のときは能力を必要としていたことから、莉玖も必要とされ残った。天使のストラップもその可能性の中に留まる。この仮説が証明されてば莉玖も柾鷹を必要としていたことになる・・・そう柾鷹が言うと、莉玖は私は特別だと言い、私に条件はいらない、一方的に鎖を結ぶことが出来ると言います。莉玖と鎖で結ばれると能力が付加されると。ただし、鎖と能力の関連を証明する方法はないと断言します。そして、無駄に可能性を閉じるのは止めろと忠告。柾鷹はそれでも尚食い下がり、互いに必要とするということは俺も相手を必要としてなくちゃいけない、だが今俺が必要としている女の子は1人だけだというと、莉玖は顔を真っ赤にして照れます。その後、柾鷹が検証を続けて他の女性との可能性を閉じようとしたため、これ以上柾鷹が他の女とイチャついているのを見たくないと思った莉玖は、柾鷹の脅しに屈し(?)、柾鷹とデートすることに応じるのでした。
デートで莉玖の希望により学園の教室に来た2人。教室でデートらしいことをしろと無茶を言う莉玖に対し、柾鷹は莉玖にキスをします。莉玖は気が動転したのかこれまで誤魔化していた自分が天使だったこと、夢が本当だったことを話してしまいます。柾鷹は「好きだ」と再度告白し、俺を繋ぎ止める鎖になってほしい、その方法を2人で考えたいと伝えると、莉玖はそうできるならそうしていると柾鷹を蹴っ飛ばして逃げてしまいます。けど、その返事は柾鷹の告白にイエスと返事したのと同じ意味になっていることに莉玖は気付いていないのでした。その後、莉玖を探しに外に出ると病院から電話がかかってきます。柳蔵のことで本人に内密で話をしたいことがあると。医者に柳蔵の病状を聞いた柾鷹はショックを受けるとともに、再び真実に近づきます。その前に、その確証を得るためにも夏乃の協力が必要であり、美鳩家にい監禁されているであろう彼女を助けるには七緒の協力が必要だったことから、柾鷹は沢城唯道と話をつけます。
柾鷹は再び莉玖と答え合わせをします。天使のストラップはあくまで保険でありそのストラップで1日分だけ柾鷹が長生きできること、地上の鎖にはタイムリミットがあること、そして、その地上の鎖は莉玖ではなく柳蔵であること。つまり柳蔵の寿命が残り僅かであるということでした。柳蔵が柾鷹を地上に繋ぎ止め、柾鷹が莉玖を地上に繋ぎ止めている。だから、その元となる柳蔵の鎖が切られれば柾鷹が消え、莉玖も消える。莉玖は魔女狩りで肉体的な死を迎えており、柾鷹を地上に繋ぎ止めることは出来ないと言っているのはこのためで、そういう者が地上に留めるのに必要なのが地上の鎖でした。そして、それは莉玖が一方的に柾鷹と鎖を結んだという説明とも矛盾します。
莉玖は私は他の者に鎖を繋ぎ直せばいいだけのこと、柾鷹から能力と莉玖の記憶が消えたのも、他の者に鎖を繋ぎ直したからと反論します。しかし、柾鷹はそれを嘘だと思います。何故なら、利成が死んだとき、夏乃や他の人間がいたにも関わらず、居間にも死にそうな柾鷹を選んでいたからでした。そこであえてリスクの高い柾鷹を選ぶには何らかの理由がなければおかしい・・・そう柾鷹は考えます。疑っているのかと莉玖に聞かれた柾鷹はそれ以上追求せず、もしも俺が死んでも他の誰かに鎖を繋ぎ直してくれると約束してほしいと言うと、莉玖はもちろんではないかと答えますが、柾鷹は直感的にそれを嘘だと見破ります。そして、莉玖が頑なに話そうとしない秘密を知っているであろう唯一の人物は夏乃だと読んでいた柾鷹は、最後の可能性を閉じることを考えます。しかし、最後の可能性が閉じられることを危惧した莉玖は、柾鷹と絆が深まれば何かが変わるかもしれない、だから他の方法を試すのはやめろと釘を刺すのでした。
絆を深めるためという名目で結ばれた2人。でも、その最中に莉玖は自分の気持ちを打ち明け恋人同士になります。しかし、それでも柾鷹は可能性を閉じることを止めませんでした。七緒に協力してもらい、数日後、深春との面会に成功した柾鷹は、可能性の記憶を使い、深春を説得。夏乃と面会してもらえるようになりました。そして、柾鷹は久方ぶりに夏乃と再会。柾鷹は夏乃に莉玖のことが好きだと告げた上で、知っていることを彼女から教えてもらいます。夏乃の家から戻ってくると、夏乃と柾鷹の可能性の夢を見ていた莉玖は泣いていました。けど、柾鷹がこれで他の人と結ばれる可能性はなくなったというと、莉玖はこれまでと違い怒ることをせず、柾鷹を私だけのものにできると分かって嬉しいと話します。そして、自分の過去を話します。魔女狩りを止めさせようとして次々と聖職者と契約していったこと、しかし人間の暴走は莉玖の想像以上をいき止められなかったこと、それからもずっと人間を見続け、能力を授かった人間は1人も幸せになれなかったこと。利成も。柾鷹が他の可能性で幸せになれたのは能力を手放したから。莉玖が人間と一緒にいることに疲れ始めた頃、莉玖の鎖となったある聖職者がこの不幸な継承を終わらせようと、能力のことを調べ上げ、莉玖と地下に閉じこもり寿命を迎えました。しかし、天に召されようとした莉玖は、天に還った後に自分が人間についてどう感じたか復命したとき、天上にいるものが人間を滅ぼしてしまうのではないかと考えます。自分の責任で人が滅んでしまうことが恐ろしくなり、再び莉玖は人間界に戻ります。そして、そのときたまたま教会で洗礼を受けていた赤ん坊と地上の鎖を結びます。それが斉須利成でした。
その後、莉玖は柾鷹に夏乃から何を聞いてきたかと聞きます。柾鷹は火事のときに起こったこと全てを聞いてきたと言い、それを莉玖に話します。夏乃は柾鷹を助けるために莉玖に代償を支払いました。それ以降、夏乃は不運という負債を背負うようになりました。それだけではなく、莉玖の方もまた代償を払っていました。柾鷹を救うため、天使としての力を使い果たしたのです。翼を失った莉玖は新たに地上の鎖を結び直す力さえなくなってしまいました。そして、天へと還る可能性すら閉じられたのです。もしもその状態で柾鷹が死んだら、莉玖はただ消滅する運命にある。だから他の可能性で柾鷹から能力と莉玖に関する記憶が失われたのです。柾鷹は何故あのとき夏乃ではなく自分に能力を継承したのかと聞くと、莉玖は突然怒ります。柾鷹には実感がない、柳蔵が死ねば柾鷹も運命通り炎に焼かれて死ぬ。そして、その姿を莉玖も夏乃も火事のとき1度見ていました。なのにそれをまた自分の前に晒そうとしている。だから莉玖はそれを防ごうとしてきました。天使の力が残ってない莉玖には救ってやることは出来ないから。それなのに、どうしてわざわざ暴き立てようとするのと柾鷹を責めます。柾鷹はそんな莉玖を抱きしめ、謝ります。例え未来のない選択だったとしても、莉玖のことしか選べなかった、どうすることもできないなら、せめて一緒に消えてやりたかったと。他の可能性では莉玖が自分のために消えたというのなら、今度は自分が莉玖を救いたい。そう莉玖に伝えると、彼女は、柾鷹は本物の馬鹿者だと言って泣き出すのでした。そして・・・病院から柳蔵が危篤になったという連絡が入ったのはその日の夜中でした。
莉玖から啓示で柳蔵は今夜死ぬと教えてもらった柾鷹は、病室にいても何も出来ないと言い、莉玖を外へ連れ出します。そして、七緒、夏乃、アーデルハイト、こはねとそれぞれ会い(夏乃とは窓越しに見ただけ)、それぞれに感謝の言葉を伝えます。そして、家に戻ってきた2人は“そのとき”が来るのを待ち続けます。莉玖は柾鷹と共に消えるつもりでいました。しかし、柾鷹はスマホを使って莉玖には内緒であることを夏乃に頼んでいました。そもそも莉玖が何故利成を選んだのか・・・そこには莉玖の意志ではなく他の者の意志が介入したからではないかと柾鷹は考えていました。莉玖は未だ神からの試練を終えてはいない。神ならそれを許さず、再び誰かと契約させるのではないか・・・そう考えた柾鷹は、夏乃に莉玖を託すことを考えていました。莉玖のことを死ぬ夏乃ならば任せられるから。そして、“そのとき”はやってきます。柾鷹はこれで良いと思っていましたが、どこからかそれは違うと聞こえてきます。そして、そのまま柾鷹は眠りに就くのでした。
その日、再び利成の夢を見ます。それは柾鷹が夏乃と駆け落ちしてマンションに通っていたときの話。路上ライブを続ける利成とそれを見守るリキエルの2人は、柾鷹が毎日ように黒い羽根をまき散らしながら歩いているのを見ていました。リキエルは不快感を露わにしていましたが、利成は違っていました。そして、あの火事の日。柾鷹が利成のお金を奪って逃走。利成はその後を追いかけます。行き着いた先は、かつて幼馴染とその娘が住んでいたマンションでした。そのとき、大きな地震が発生し、マンションの最上階で火事が発生。その後、女の子がマンションから飛び出してきて利成に助けを求めます。女の子が持っていたのが利成のお金が入っていた空き缶であることから、火の中にいるのはあの黒い羽根の少年だと分かった利成は、火の中へと飛び込んでいきます。そして、柾鷹を発見し、外に出ると、利成の姿を見た全ての人から白い翼が見えたことから、利成は希望を見出し、心の中で柾鷹に対してそれを伝えようとしていました。リキエルはその瞬間を見ることはありませんでしたが、利成が助けた黒い羽根の少年に対しても泣いてくれる人がいることを知り、柾鷹に興味を持って夏乃の願いを聞き入れるのでした。自分の羽根を使って柾鷹の身体を癒しつつ地上に繋ぎ止め、それだけでは足りないからと柳蔵を父親にすることで鎖にして。
翌朝、柾鷹は利成が自殺願望で自分を助けたのではないと知り涙します。それと同時にまだ生きていることに気付き、スマホを見ると病院から電話がありました。病院に行くと、柳蔵はまだ生きていて、これには流石の莉玖も驚きます。柾鷹が驚いていると、医者がいつも柳蔵が言っていた言葉「本当は誰もが明日死ぬかもしれない今日を生きている。だから、生きるか死ぬかは、今日踏んばらなくていい理由にはならない」という言葉を口にしたことから、柳蔵がまだ諦めていないことを知り、柾鷹は再び莉玖を救うために立ち上がります。その方法を探るために莉玖と別行動を取りますが・・・。
柾鷹はまず愁やこはねに相談するべく教会に向かいます。するとそこには何故か夏乃たちが全員揃っていました。皆が皆、昨日の柾鷹の様子がおかしかったことから集まって相談していたのです。柾鷹の力になってあげたいという夏乃たちから白い翼が見えたため、全てを話し協力してもらうことにします。先ずは何よりも柳蔵の延命処置をアーデルハイトたちが探ることになり、あとは莉玖を救う方法を愁たちが調べることになりましたが、そのとき天使の力を失ったはずの莉玖が掲示を受けていたことについて、柾鷹はある違和感に気付きます。そして、ずっと一緒にいた莉玖が病室で別行動を取ろうとしたとき、それを素直に受け入れたのは、自分を犠牲にして柾鷹だけを救う方法を実行するためだと気付きます。柾鷹は莉玖がいる大よその場所に検討がついていたため、急いでその場所に向かいます。
莉玖は家に帰っていました。彼女のやろうとしていたのは、神から受けた啓示を逆手にとって運命を歪めることでした。柾鷹はこの日の夜、漏電により発生する火事で焼け死ぬという啓示が神から下されて莉玖はそれを受けとりましたが、莉玖はそれを自分自身が受けることで柾鷹を助けようとしていました。一方、美鳩家の車で急いで家まで戻ってきた柾鷹は、いつかの利成と同じように水を被って火の中へと飛び込みます。そして、莉玖を発見し、柾鷹の身代わりになろうとしている彼女を説得します。俺を信じてくれと。すると莉玖も一緒に生きたいと本当の気持ちを話し、運命に抗うことにします。そして、外から窓から飛び込んでほしい、私たちを信じてほしいと夏乃たちの声がしたため、柾鷹はその声を信じて莉玖を抱きかかえて2階の窓から飛び出します。そこで莉玖が見たのは人間が見せた光でした。そして、それは利成が最期に見た光と同じものでした。そして、それは光ではなく夏乃たちが出す白い羽根の塊でした。
夏乃たちが用意したクッション代わりの布団で助かった柾鷹と莉玖。しかし、そこで驚くことが判明します。莉玖は地上の者となり、柾鷹と夏乃だけじゃなく、七緒たちにまで彼女の姿が見えるようになっていたのです。そして、柾鷹は皆に莉玖のことを紹介します。こいつは俺の一番大切な恋人ですと。

斉須莉玖編 感想
発表当時はただのサブヒロインだと思っていた莉玖ちゃんが、実はメインヒロインだったでござるの巻w
莉玖ちゃんのシナリオは所謂グランドルートで、これまで物語に深く関わろうとしなかった莉玖ちゃんの正体と過去が分かり、更にこれまでのシナリオを全てまとめた総集編になっています。そして、これまで断片的に語られていた記憶が莉玖ちゃんや利成の記憶を垣間見ることで1つに繋がり、謎も解き明かされていきます。ループものというより並行世界のお話ですね。他のシナリオで柳蔵が生きていたのも、この世界のお蔭という認識でいいのかな?莉玖ルートに入ったとき、他のシナリオはまさかの夢オチだったのか!?って思ったけどw
結局、莉玖ちゃんが天使から人間になった理由、柾鷹が能力を失ったのかどうか等ははぐらかされたというかどうとでも解釈の取れる終わり方になっていましたね。あれだけ長いこと莉玖ちゃんを救う方法を考えていたのに、最後の展開でアッサリとそれが叶っちゃって、ややご都合展開で強引だった気がしますが、まぁ大団円だったからいいかw っていうか、前作「花咲ワークスプリング!」同様に今回も火事で締めくくりましたねぇw 花咲のときは結局あの小屋が何故火事になったのか良く分からなかったけど、もしかして今回と同じ原因だったのかな?w
とりあえず、シナリオの内容に関してはこれまでのまとめという認識で良いかと思いますが・・・莉玖ちゃんがとにかく可愛いw 普段はちょっと上から目線の偉そうな口ぶりですが、恋人になってからの時々女の子の口調になるときがむちゃくちゃ可愛いw 可能性の世界での他のヒロインとのイチャラブを何十年分も見せつけられて嫉妬してる姿とか思わずニヨニヨしてしまいましたw この子は柾鷹よりもだいぶ年上だけど精神年齢的には“妹”と言った方がしっくりきますかねw ほぼ2人きりでいることが多く、前半のラブコメも後半のイチャラブも莉玖ちゃんの反応が可愛くて良かったと思います。
Hシーンは2回。ヒロインの中で1番おっぱいが小さいので特に期待していませんでしたが・・・まさかのおっぱい見せずとは・・・ぃぇ、2回目の本番のときに少しだけ見せてたけど、柾鷹の馬鹿野郎が手でおっぱい隠しやがったので、まさかの0回です。ガッカリです。そもそもなんで初体験が全裸でバックやねん。全裸にするなら正常位だろ!?たった2回しかなんだから、1つくらいは邪魔のないおっぱいを見せてくれよ・・・って思った。まぁおっぱい揉んじゃうのが愁さんじゃなくて良かったよ。あっちもその可能性あったからなぁ。というか、リキエルさんのときの姿でのHシーンが見たかったのは私だけだろうか・・・リキエルさんの姿も結構好きなんですけどw
一般シーンだと、柾鷹の胡坐の中に座ってゲームやったり本読んだりするシーンかな、我儘な妹って感じが良かったですw あとはビニールプール。嫉妬する莉玖ちゃんが可愛かったですw 莉玖ちゃんの反応は七緒ちゃん同様に分かり易くて良いですねw

フローラル・フローラブ 感想まとめ
はつゆきさくら以降、サガプラの作品をプレイしてきましたが、今回の作品は人物相関図が今までと比べてだいぶ複雑です。少しずつ謎が解き明かされていく中で意外な関係が見えてきたりするのは面白かったですね。推理モノを読んでいるかのような謎がどんどん噴き出てくる展開に加え、複雑な人間関係もあることから、あれこれ予想しながら進めるのは楽しかったです。だからというわけじゃないけど、謎の方が気になって感動的な要素は薄かった印象でした。シナリオも長めです。
攻略順は、愁さん→こはねさん→あーちゃん→七緒ちゃん→夏乃ちゃん→莉玖ちゃん・・・ですかね。七緒ちゃんのもある意味では本筋から遠いシナリオなので、早いうちでも良いといえばいいんですが、途中まで大雑把とはいえ謎が大体解ける夏乃ちゃんと一緒ということからも後にプレイした方がいいかな。こはねさん&愁さんのシナリオでも前半ある程度の謎の解明が入りますが、個別ルートに入ると本筋から遠かった印象なので最初でOKです。あーちゃんだけは独立してるので好きなタイミングでも良いかな・・・それこそ最初にやっても良いくらいに。
各ヒロインのエンディング後に、本来なら柾鷹が知ることが出来ないはずの利成のエピソードが見られる演出は良かったですね。それが莉玖編でも補足されてて繋がりが分かるようになってますし。そういった部分も物語を楽しませる重要なファクターになってましたね。シナリオ的には、はつゆきさくらの次くらいに面白かったです。はつゆきさくらは特別ってことでw 推理要素がある物語は好きですね~。イチャラブは花咲と比べると少な目な印象ですが、そのぶん濃かったように思います。
ヒロインに関しては、プレイ前は、愁さん、こはねさん、夏乃さんの3人が飛びぬけていましたが、プレイ後は、莉玖ちゃんもあーちゃんも七緒ちゃんも良いなって思うようになりましたね。特に愁さんと夏乃ちゃんと莉玖ちゃんの3人は可愛かったです!それぞれ別々の可愛さですがw まぁでも1番は愁さんかな。この人の可愛さは別格でしたw チョロイ愁さん最高!!個人的には、愁さん>こはねさん>夏乃ちゃん>莉玖ちゃん=あーちゃん=七緒ちゃんって感じかな。まぁ結局おっぱいTOP3が好きなわけなんですが・・・この3人は元々私の好みだったから仕方ないんです!(爆)
Hシーンに関しては莉玖ちゃん以外は大きな不満はなかったかな。おっぱい見せる率も高めでしたし。莉玖ちゃんはなぁ・・・惜しかったなぁ。まぁ、私はおっぱいヒロイン3人がおっぱい見せてくれたのでもう良しとします(爆)
システム面ですが、コンフィグとかエクストラモードとかで思ったんだけど、メニューの文字が背景に近い色になってたせいか見難かったです。なんで薄いピンクの背景なのに白文字使ってるんだろうと・・・左上の文字みたいに茶色っぽい色で良かったんじゃ・・・w 
まぁそんな感じで。ヒロインの可愛さは見た目通りですが、人間関係が複雑で謎も多いので推理モノが好きな人にはオススメですね~。

さてさて、お次も2016年7月発売タイトルですよ!(しばらく時間は空くと思いますが)

「フローラル・フローラブ」のあらすじ・感想はこちら↓
碧衣愁編】【椿姫こはね編】【アーデルハイト・フォン・ベルクシュトラーセ編】【朱鷺坂七緒編】【美鳩夏乃編】【斉須莉玖編

「フローラル・フローラブ」のグッズ購入品はこちら↓
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フローラル・フローラブ応援中!

素直になった莉玖ちゃんはすごく可愛い!あと、リキエルさんのHシーン見たいw

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