旧(アイマスな)駄目人間の溜り場

(アイマスにはまってる)駄目人間の駄目な毎日。の跡地。

ホワイトアウト

2009-04-09 19:23:10 | 
小説。古本屋で100円で叩き売られていたので確保した。
ずいぶん昔に確か織田祐二が主演で映画化したはず。
その時はあんまり邦画に興味がなくて、特に何も感じることなくみなかったんですが。

で、読みました。
なるほど、これは面白い。

極寒の冬の日本最大の水力発電ダムで、立て篭もりが発生。
用意周到なテロリストがダムを占拠。
ダムに向う道は絶たれ、さらに他のルートは雪で通行することはできず。
そんな状況で、唯一、逃げ延びたのが、ダム運転員の主人公。
3ヶ月ほど前に職場近くの雪山で親友をなくした主人公。
亡き親友の婚約者も運悪くテロリストにつかまり、一人テロリストに立ち向かう。

てな感じでして。
閉じ込められた状況で、一人的に立ち向かうと、なんかこう、スネークもびっくりな活躍。
んで、厳冬の巨大ダムが舞台ということで、タイトルにもある雪山の表現が凄く、
その中を主人公が雪中行軍を20キロ以上動きまくったりで。
ええ、まぁ、なんというか、普通に熱くなる展開で、
ついついページが進み、一気に読みきってしまいました。

何気に最後のどんでん返しあり、燃える展開あり、
一部の婦女子が楽しめるような、素敵な友情描写あり。

雪山の表現が特に凄くていい感じ。
いや、なんというか、ほんとに普通に面白かったです。
久しぶりに夏のロケットといい、当たりが続いて良きかな良きかな。