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絶滅危惧種のキノコ発見=北海道斜里町の海岸で

2014年12月07日 | きのこ情報
絶滅危惧種のキノコ発見=北海道斜里町の海岸で
時事通信 12月5日(金)18時54分配信

 北海道斜里町の海岸で、絶滅危惧種のキノコ「アカダマスッポンタケ」が発見されたと、同町立知床博物館が5日、明らかにした。同館は「これまで自生が確認されていたのは、全国でも石狩市の1カ所のみで、非常に珍しいキノコだ」と話している。
 同館によると、近くに住む女性が8月下旬、海岸で発見し、同館がキノコの生態を研究する千葉科学大(千葉県銚子市)の糟谷大河講師に調査を依頼。DNA鑑定などで、アカダマスッポンタケと判明したという。
 自生が確認されていた石狩市と斜里町は約300キロ離れており、糟谷講師は「詳しい調査を行えば、他でも自生している可能性がある」とみている。
 アカダマスッポンタケは、長さ約15センチほどで、かさが黒く、根元部分が赤いのが特徴。砂浜に生息し、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。