させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

相聞歌

2018-08-12 06:45:08 | 日々のこと



ごはんを炊く

誰かのために 死ぬ日まで

ごはんを炊ける わたしでゐたい

〜河野 裕子〜





愛。



ついて

思考する時




もう少し

ワタシが

血気盛んな時期

だった

ならば



其れ



性。

とか

情。

とか

欲。

とか



そんな

連想ゲーム



ヒトリ

耽った

だろう






人生



折り返し




オンナ。







先細りする



あろう

実感



湧く

昨今

ならば




愛。



ついて

思考する



云ふコト






生。



死。



向き合い

いつか

受け容れていく



そんな

残響



ヒトリ

抱きしめる

行為



なっている





どんな



慈しみ

寄り添い

抱きしめ合っても



ヒトリ



ヒトリ



フタリ



居られる

のは

瞬間



しか

ない




でも

其れ



歎くのではなく



歓び

噛みしめ

繋げていく



そうするコト






記憶



して



感覚



して



経験値



して



愛。したコト


愛。されたコト




ヒト



沁み込ませて

いくのだろう






たとへば君

ガサッと 落葉すくふやうに

私をさらつて 行ってはくれぬか


〜河野 裕子〜





そんな

焦がれる

想い






きみがゐて

われがまだゐる 大切な

この世の時間に 降る夏の雨


〜 河野 裕子 〜





一日が

過ぎれば 一日減ってゆく

君との時間 もうすぐ夏至だ


〜 永田 和宏 〜









経て




互い



敬愛し

至宝と

気付くコト



結実させた

偉大なる歌人たち






今日



また

掬われ

救われる






ワタシ



あと

何度



愛。



噛みしめられる

だろう




愛。



伝えられる

だろう




愛。するモノ



相聞歌



詠み合える



だろうか








一日に

何度も笑ふ 笑ひ声と

笑ひ顔を 君に残すため



〜河野 裕子〜



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