あっという間に
十月
この雨が
また一つ
心地好さを
連れてきてくれる
そう
願うばかり
今月の暦
直感で
引き寄せた
コトバは
『日にち薬』
〜悲しみも痛みも時が和らげていく〜
ワタシなりの解釈は
〜そうやって生きていく〜
昨年の九月八日に
愛犬が旅立ったので
命日までは
『去年の今ごろは・・』と
愛犬との想い出やら
気配やらを色濃く感じるコトができた
でも
この十月からは
試練の時だ
大切なモノを喪ったのち
時が経つにつれ淋しさが増すとは
こういうコトか
浸る想い出が
増えていかぬ故
気を逸らす方向が淋しさなのか・・
でも
或るコトバで救われた
先日最終回を迎えた
ドラマだったけれど
『在ったモノは
たとえ無くなったとしても
無かったコトにはならないんだよ』
と
自身では
引き摺らないオンナだと
自負していたのに
いつのまに
こんなに未練がましいオンナに
なっていたんだ
ワタシは
首をブンブン振りながら
気の持ちよう。
と
呟いてみる
愛犬と出逢ってなかったら・・
ほんとうは
そんな想像したくないけれど
もっと割り切って
『犬を飼ってなかったら
してみたかったコト』
そんな雑な括りで
考える
ん〜
ダメだ
結局のところ
思考の中心には
キミが君臨しているね（笑）
あーでもない
こーでもない
そう
誤魔化しながら
時には
自身でもびっくりするくらい
不意に涙など零しながら
愛しさは薄れぬまま
そうやって
生きていく
そうやって
生きている
