させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

フコウチュウノサイワイ

2015-10-05 04:37:10 | 日々のこと



風の音に

目を醒ます



よかった

哀しい夢



朝まで

見らずに

済んで




哀しい夢に

目を醒ます




よかった

哀しい現実を

突きつけられた

訳じゃ

なくて




思い通りには

いかないコト

ばかり



でも

よかった




思うトコロ



持ち合わせている

だけでも

未来は明るい



思い描ける分

だけ

未来は近づく



キミには

もう

逢えないかもしれない



漠然と

そんな

想いが

過る



でも

よかった



キミはきっと

ボクなしでも

おだやかに

すこやかに

暮らしていられる

というコトが

解って



ヒトは

不幸中の幸い



見つけ出す

天才





でも

幸いが

1ミリでも

在るうちは

それは

不幸なんかじゃ

ないのだけれど






よかった



哀しみがあるから

喜びの輪郭が

より

くっきりと

浮かび上がる

というコトに

気が付けて



よかった

だれしも

光のために

闇を持ち合わせて

いるんだと

あきらめられて




あぁ

よかった




ほんとうに


よかった







もう逢えないかもしれない

~菊池 桃子~



日差しがひとつ弱まるたびに

ふたりの心も もろくなるね



草原ぬけてミモザの駅へ

あなたを送りに急ぐ

風と夕陽をつれて


そんな怒った顔を はじめて見たわ

手も握れない私 責めてるみたい



もう逢えないかもしれない

秋は旅人

あなたに枯れ葉の音がした

もう逢えないかもしれない

一度も好きと言えずにごめんね

いま風は走る



あなたの影をふまないように

離れて電車が来るの待った

胸が一杯


クルミの枝にそっと 小さく彫った

あなたの名前 冬に埋れてゆくね



もう逢えないかも知れない

風も旅人

ホームにゆれてるかすみ草

もう逢えないかも知れない

思い出だけが 心に重くて

ねえ

折れそうです



もう逢えないかも知れない

夢も旅人

木の葉が涙の海になる


もう逢えないかも知れない

一度も好きと言えずにごめんね

ほら風が止まる




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