（母・ムスメ・ワタシ）
ここ数年
この八月は
特に
目まぐるしい
家人や
子どもたちが
離れて暮らすため
それぞれの
帰省やら
移動やらが
リレーのバトンみたいに
繋がれて
ふだん
のほほんと暮らしている
ワタシは
フルスロットルとなる
常日頃
家事育児に
追われ
こなしている方々は
ほんとうに
スゴイと
今となっては思う
昨日まで
ムスメが帰省していて
今朝
新たな希望の地へ
旅立って行った
常日頃から
自身の
好き。が
明確で
其れに
計画性。と
行動力。が
伴っている
カノジョは
ワタシの憧れだ
経験値からすると
きっと
カノジョの方が
うんと成熟していると想う
振り返れば
わが家の子育てのモットーは
『オトナになるのを楽しみにしてほしい』
『親とは衣食住を安心させてあげるモノ』
『先回りしない』
それくらいの
緩やかさだった
正解はわからないけれど
間違いはなかったと
いまの子どもたちを見ていると
そう想える
生まれた瞬間から
ヒトとヒト
お世話をしているようで
親なんて
実は育ててもらっている側で
どんどん
色んなコトに慣れていく中で
いつも
光や
彩りを
与えてくれる稀有な存在には
ほんとうに感謝と尊敬しかない
二、三日すると
次は
末ムスコが
帰省する
毎回
何気ない会話から
うんと成長を感じさせてもらえるから
楽しみだ
八月の狂詩曲〜ラプソディ〜
そんなタイトルの
黒澤映画を
想い出す
八月は
平和。について
特に意識する月
天災も
戦争も
つい
遠い場所のコトなんて
鈍い思考に
なりがちだけれど
すべてが
当たり前なんかじゃなくて
思いがけず
明日は我が身というコトも
知る月となる
後悔しないように
後悔させないように
微笑み合えるように
手を振り合えるように
出来るだけ
ずっと
ずっと
