『本当のいい思い出は いつも生きて光る。
時間がたつごとに切なく息づく。』
〜吉本ばなな「キッチン」〜
つくづく
想う
よくばりな人生
だなぁ
と
また
それを
やれやれと
云いながらも
手を引き
背中を押してくれる
頼もしき
優しき
存在
が
居てくれるが故
だと
いうコト
が
なにより
も
有り難い
ワタシ
は
あと
どれくらい
いきる。
だろう
図々しいから
心配しなくても
長生きするよ
そう
嘲笑されそうだけれど
ワタシ
の
危惧するのは
どれくらい
活きる。
か
だ
これは
体力・気力
は
もとより
環境
というモノ
に
とても
左右されると
想う
明けない夜
は
ないし
沈まぬ太陽
も
ない
ヒト
と
ヒト
にも
ひとしく
変化
や
喪失
など
時に
それらは
必然
の
ように
自然
に
起こりうる
いま
見ている
景色
いま
感じている
体温
いま
かみしめている
実感
ワタシ
は
一生
忘れられないだろう
この先
ずっと
何かが起こりうるような
この広い世界
と
何も変わらずに居てと
願わずにはいられない
この狭い世界
と
を
つなぐ
ように
存在する
あたりまえじゃない
のに
ふつうの日々
を
ありきたりじゃない
のに
おだやかな日々
を