淋しくも
誇らしい
季節が
やってきた
ふつう。に
暮らしていたなら
出逢うコト
の
無い
出逢い
ふつう。に
日々を
過ごしていたなら
見送るコト
の
無かった
旅立ち
此処を
止まり木に
してくれていた
青い鳥たちは
あたたかい
気流に
あわせて
飛び立っていく
ピーピー
泣いてた
あのコも
俯き
唇噛みしめてた
あのコも
次の空を
見上げて
その時を
迎えたようだ
次にいつ
逢えるかは
計り知れないけれど
これだけ
静かに
深く
関わり合えたんだもん
また
必ず
逢える
抱きしめた
小さな肩
シャツに
出来た
ちいさな
滲み
哀しみ
より
決意が
伝わってきて
嬉しかったよ
覚悟していた
long good-bye
つられて
泣きそうに
なったけど
貴女より
長く生きてる分
シャンと
笑顔で
見送ろう
大丈夫よ
うん
大丈夫
いつか
貴女に
訪れるであろう
誰かを
見送るときに
この春を
想い出してね
この場所を
想い出してね
みんな
誰かの
シアワセを
ささやかながらも
祈って
生きていると
いうコト
を