させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

カノジョヲミレバワカルコト

2016-03-06 08:54:15 | 日々のこと



「はーい

マユミさんのすきな

檸檬ケーキだよ」



ただいま!



挨拶代わりに

そう

ニコッと笑う

気配りライセンス1級



カノジョとは

数ヶ月ぶりの

再会だけれど

逢えば

いつも

ずっと

この街に

居るような

そんな気がするのは

何故だろう



「元気にしてた?」


なんて

交わし合うモノ



カノジョを見れば

一目瞭然



何処へ居ても

日々の

充実ぶりは

相変わらずの

ようで

カウンターで

寛ぐ

その

佇まいから

伝わってくる





明確なヒトが

スキだ



だから

そんな

カノジョが

大スキだ




誰かを幸せにする

ってコトは

責任とか

覚悟じゃなくて

天命なのよ

そんな

パステルカラー



労を厭わない

カノジョ



与えられた

環境の中でも

かならず

自身で

決断できるヒト



きっと

自身を

納得させるコトを

諦めないからかな





トモダチ。

って

なんだろう



今更ながら

考えるコト

しばしば



きっと

気配

とか

存在

なのかな



救ってあげよう

とか

幸せにしてやろう

じゃなくて



「ワタシ、此処に居るから!

元気に 暮らしてるから!」




そう

手を振り合える

心地よい距離感こそ

親密度は高いのかも

しれないね



勿体無くて

なかなか

食べられなかった

檸檬ケーキ



食べたら無くなっちゃうから



食べたらまた

この街から

カノジョは

居なくなっちゃうから



なんだか

眺めてばかりいた




檸檬



旬は

冬なんだって

この年齢になって

初めて知った

ように



逢うたびに

なんらかの

気付きや

ヒントを

ワタシたちに

残してくれる

カノジョ



檸檬みたいに

みずみずしく

眩しい

笑顔を

想い浮かべて



一口囓った

檸檬ケーキ

からは



「いまも いままでも

幸せだけど

もっと ずっと 幸せになるね」



そんな

カノジョの

宣誓が

鼻先や

喉元を

心地よく

掠めていった

気が

した

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