休日の午後は
惹き合う
オンナトモダチと
湾岸ドライブ
声が枯れるほど
涙滲むほど
笑い合い
笑わせ合い
オトコとオンナだったなら
たちまち恋に落ちるよね
でも
それも
厄介な話だよね
などと
在りもせぬ空想話すら
原動力になるから
不思議です
翌朝には
まるで
デートの
お礼を伝えるかのよに
必ずメールを
くれる
健気なカノジョ
『ワタシの中の
散らかった感情が
アナタの言葉で
すっと透明になるよ』
こんなコトバを
真摯に伝えてくれる
カノジョにこそ
ワタシの方が
濾過されるんだ
ありがとうね
強がったり
背筋を伸ばして
平気なフリをするから
よけいに心配かけるけど
どんな自分も
貴女よって
受け容れてくれるから
またヒトツ
越えていけそうな
気がするよ
同じ時代を過ごしてきた
それに甘んじるコトなく
最期の日まで
向き合って
手を振りあって
いられたら
いいなぁ
ワタシたちの好きな
懐メロみたいに
キラキラしたまんまで
ココロに沁み入る
そんな存在で
ずっと
ずっと
いてね
「不自然な君が好き」～ＣＣＢ～
シルクのブラウスを風になびかせ
無表情に海を見ているね
瞳はエメラルド
ぼくのことなんか
映らないポーズして
口笛吹いて
気をひくのさ
別に嫌いなら
帰ってもいいよ
ぎこちない靴で
ついてくる君
つれなさの裏に
愛をかくしてる
不自然な君が
まるごと好きだよ
サガンの小説の少女のように
気難しい顔が素敵だね
スケッチ・ブックに
イラストとポエム
のぞいたらおこるのさ
本音はぼくを
好きなくせに
素直じゃないのは
お互いさまだね
軽そうに見えて
真剣なぼく
マシュマロのような
くちびるにそっと
不自然なキスが出来たらいいのに
別に嫌いなら
帰ってもいいよ
ぎこちない靴で
ついてくる君
つれなさの裏に
愛をかくしてる
不自然な君が
まるごと好きだよ
