ふと思ったこと

「現在」とはたえず動いてやまない“時の流れ”の瞬間であり、過去の結果でもあります。
何ごともネガティブに、受動的に考える人間にとって「現在」は「不安」という存在です。

「現在」とはたえず流動してやまない“時の流れ”であり、未来への出発点でもあります。
何ごともポジティブに、能動的に考える人間にとって「現在」は「希望」という存在です。

「不安」のなかに生きるか、「希望」のなかに生きるか、その選択はいつも自分の内にあります。
だからポジティブな生き方、能動的な生き方が求められます。

しかし、それが分かっていても、常に心は揺れ動きます。
（なんて私は恵まれないんだろう）
（あの人ばかりが好い目を見ている）
（あの人たちは楽をしているのに…）

済んでしまったことをいちいち振り返って考えることもあります。
（ああしたらよかった）
（こうしたらよかった）
（誰が憎かった）
（誰が憎らしい）
いくら考えてもしょうがないことなのに心の持ち方を誤るとこうなってしまいます。

だからこそ時々は自分の心の中の整理が必要になるんですね。
知らず知らずのうちに心の中はゴミの山でいっぱいになってきます。

小雨の降る夜は心の中を整理するにはうってつけです。
今夜は休肝日、心静かに過ごしたいと思います。