雨降りの休養日

車も１０万キロを越えますと大きなパーツが交換時期を迎えます。
同じように歳をとると人間の身体からも悲鳴が上がりはじめます。
車と違ってパーツ交換はできませんから、昨年の６月ごろより月に１回程度の整体に通い始めました。
今日は年休を取って整体に行く日でしたが、先生から熱を出して寝込んでいるので休院との電話。
楽しみにしていましたから、がっかり、でもしょうがありません。

夜は外食を予定していますから、近回りの温泉にでも行こうと考えていたら、懐かしい人が訪ねてきました。
時々は家に来ていたようですが、私がいつも不在なので４０年ぶりの再会です。
戦時中から私が小学生の時まで、我が家の別棟に疎開していた家族の人です。
子ども時代の私は、その家のおばあちゃんにずいぶん世話になりました。
親に怒られるとすぐにそのおばあちゃんのところに逃げ込みました。

今日来たのはそのおばあちゃんの孫に当たる人です。
子ども時代の私にとってはお兄ちゃんです。
４０年経ってもうお爺ちゃんでしたが、懐かしい話に花は咲き、私にとっては今でもお兄ちゃんはお兄ちゃんでした。
雨がそぼ降り、心温まる休養日でした。