善意の輪広がる

連合静岡では昨年４月以降、岩手県被災地まで述べ４００名の組合員のみなさんにボランティアとして参加いただきました。
この活動は静岡県ボランティア協会との協働作業であり、ボランティア協会調達の復興応援ボランティアバスに便乗させていただき、活動拠点「遠野まごころ寮」に宿泊しての活動でした。

冬季に入ると現地でのボランティア活動には限界がありますので、連合静岡としては１１月から３月までボランティア派遣を休止とさせていただきました。
ボランティア協会ではその間も専門活動に長けたボランティア派遣を続けていたようですが、あっという間に東日本大震災から１年が経とうとしています。
期間が経てば経つほど風化しがちなこの種の活動ですが、被災地への支援活動はまだ始まったばかりです。
これからも厳しい状況が続く岩手県の沿岸被災地に向けてまだまだ支援を継続していかねばなりません。

しかし、仮設住宅に住む人々への支援活動なども新たに求められていますが、ボランティアバスの借り上げ費用、「遠野まごころ寮」の運営費など、ボランティア協会に寄せられた浄財も底を尽きつつあります。
そこで連合静岡２月執行委員会では、県ボランティア協会の要請を受けて「ボランティア支援募金」を提案させていただきました。
執行委員会で承認された「ボランティア支援募金」、各単組からの募金が続々と集まりはじめています。
６月１５日を目途に５００万円の募金を目標としましたが、西部のY労組からは３０万円ものご協力をいただきました。
ボランティア協会からの喜びの声が連合事務局へも寄せられております。ほんとうにありがとうございます。

これらの浄財を元として、４月からボランティア派遣の再開を計画していきます。
具体的なプランができましたらあらためて募集を致しますので、どうぞふるって参加ください。