当たり前のことを当たり前に

昨晩の労働相談のことやら、副知事問題で紛糾している県議会やら、ほんとうに腹立たしい気持ちで一杯です。
そんな気持ちのままで、夕方からＪＲ連合の春闘総決起集会に参加しました。

『連帯のご挨拶をいたしますが、いささか腹立たしい気持ちが残っておりますので、少々荒い話になることをご容赦ください。

ひとつめはみなさんは大いに春闘を頑張っていただきたいが、問題は中小零細で働く未組織労働者の実態です。
昨晩も大変酷い労働相談を受けました。
定刻で週４１．５時間働き、年休が認められるのは慶弔時だけ、社会保険は未加入で、突然正社員からパート社員への切り替えを提案された…。
立派な労組に守られているみなさんには、とても信じられないことでしょうが、そんな現実がいっぱいあります。

ふたつめは伸びていく企業の話ですが、例外なく共通する事実があります。
それは全員がビジョンを共有し、当たり前のことを当たり前にやり続けているということです。
ＪＲの新幹線も在来線もそれだからこそ安全に正確に運行し、着実に業績も伸びているのだと思います。

みっつめは政治のこと、みなさんよーく自分の頭で考えてください。
静岡県では絶対にそんなことはあり得ませんが、他県ではこんなことがあったそうです。
来賓で来た民主党国会議員が「私は与党内野党ですから…」と大見得を切ったといいます。
もし私がそこにいたならば席を立って帰ります。
自分の頭でよく考えないと、ヒトラーのような独裁者に汚染されるかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします』