二年越しのセミナー

労働者福祉基金主催のセミナーに、講師として招かれました。
このセミナーは昨年の３月１２日に行なわれる予定でしたが、あの大地震で延期になっていたものです。
私にとっては２年分の思いがこもったセミナーでした。

１年という時が経っていますので、私自身も変わりましたし、みなさんに訴えたいことも変わります。
困ったことに思い入れが強かった分だけ、セミナー資料が印刷された後からも講演内容に迷いが生じてしまいました。
もっともっと…あれもこれも…ああじゃなくこうじゃなく…という具合です。
私にしては珍しいことでした。

当日の朝方になってようやく落ち着きました。
冒頭、参加者のみなさんに資料と話の展開の違いに戸惑われると困りますので、３つのキーワードを話しました。
まずは“私”というキーワード。
ふたつめは“考え抜く”というキーワード、みっつめは“一行の力”というキーワードです。
私の思いがどこまで通じたかは不明ですが、私自身の思いは達成できた感じがしました。
９０分間、勝手気ままな講師にお付き合いいただきまして、ほんとうにありがとうございました。