長年の経験から育まれた確かな技術と、鋭く研ぎ澄まされた感性が融合して初めて芸術的センスあふれる音が生まれてくるものなのだ!!
ンな、大層で大袈裟なことを書きたいんと違うけど、そう簡単にできる仕事やないんですよ、2台のピアノを合わせる調律は…
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
大きさの違うピアノを互いにきっちりと合わせることは物理的に不可能なこと。
どれだけ涙こらえて我慢して頑張ってもどうしてもうまくいかない人間関係と同じ。
(私たち周波数が合わないのよね、結局… みたいな)
かといって、同じメーカーで同じモデルの2台をピシッと合わせられたとしてもそれは平坦で音楽的に面白みのない仕上がりになるもんです。
それぞれのピアノが持っている個性をうまく利用して、塩と胡椒で味を調え、気付かれないくらいに柚子とんがらしを入れたりして2台のピアノを立体的に響かせるように合わせると「おっ なんか美味しいやん?」て独特の「ーまー風味」に仕上がるんですわ。
(だんだん偉そうになってきたなぁ)
感覚的なもんやから言葉にはでけへんし、計測して証明できるもんでもないんですけれど。
一番大切やと思っていることは、ピアニストたちがこの2台のピアノで心置きなくのびのびと嬉しそうに演奏している姿を思い浮かべながら作業を進めることなんですよ。
時間もかかるし神経も使う。1+1=3.5 なんです。
曲目はDebussy En blanc et noir(黒と白で) 1. Satz
「オイオイ、たった5分足らずの曲のためにこの重労働か?」などとつい番頭的損得観念でほざいてしまうけど、それはおおきな考え違い。
この5分足らずの曲に彼らピアニストはどれだけの情熱を傾けてきたことか。
彼らは真剣に取り組んでこの一発勝負の本番に挑むんです。それを思うと、調律する側も自然に真剣さが増すもんです。
ほら見てみ、 な、 喜んでもらえた証拠ですわ。 わざわざ持ってきてくれはった。
このワイン、感謝の香りのする美味しいワインに決まってるやん!
自慢話やないけれど -まー
なんとコメントしたらええもんかとお悩みのあなた
とりあえずクリックしてから考えてみる?
⇒
ンな、大層で大袈裟なことを書きたいんと違うけど、そう簡単にできる仕事やないんですよ、2台のピアノを合わせる調律は…
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大きさの違うピアノを互いにきっちりと合わせることは物理的に不可能なこと。
どれだけ涙こらえて我慢して頑張ってもどうしてもうまくいかない人間関係と同じ。
(私たち周波数が合わないのよね、結局… みたいな)
かといって、同じメーカーで同じモデルの2台をピシッと合わせられたとしてもそれは平坦で音楽的に面白みのない仕上がりになるもんです。
それぞれのピアノが持っている個性をうまく利用して、塩と胡椒で味を調え、気付かれないくらいに柚子とんがらしを入れたりして2台のピアノを立体的に響かせるように合わせると「おっ なんか美味しいやん?」て独特の「ーまー風味」に仕上がるんですわ。
(だんだん偉そうになってきたなぁ)
感覚的なもんやから言葉にはでけへんし、計測して証明できるもんでもないんですけれど。
一番大切やと思っていることは、ピアニストたちがこの2台のピアノで心置きなくのびのびと嬉しそうに演奏している姿を思い浮かべながら作業を進めることなんですよ。
時間もかかるし神経も使う。1+1=3.5 なんです。
曲目はDebussy En blanc et noir(黒と白で) 1. Satz
「オイオイ、たった5分足らずの曲のためにこの重労働か?」などとつい番頭的損得観念でほざいてしまうけど、それはおおきな考え違い。
この5分足らずの曲に彼らピアニストはどれだけの情熱を傾けてきたことか。
彼らは真剣に取り組んでこの一発勝負の本番に挑むんです。それを思うと、調律する側も自然に真剣さが増すもんです。
ほら見てみ、 な、 喜んでもらえた証拠ですわ。 わざわざ持ってきてくれはった。
このワイン、感謝の香りのする美味しいワインに決まってるやん!
自慢話やないけれど -まー
なんとコメントしたらええもんかとお悩みのあなた
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北海道出身
現在ブラジル連邦国サンパウロ州サンパウロ市在住
平凡亭日常(へいぼんていにちじょう)と申します。
ブログを楽しく拝見させて頂きました。
これから毎回チェックしていきたいと思います
私はヨーロッパではありませんが、海外生活関係でブラジルのサイトを作成しているので
もしよろしければご覧ください
南方見聞録 ~日常的ブラジル生活~
http://blog.livedoor.jp/snowmanxtc/
まだ、ブログを始めたばかりで記事が少ないですが
これから充実させていきたいと思います。
もし、記事のリクエストかなにかあれば言ってください!
初めて知りました。
1+1=3.5!
音楽は面白いです
全く同じでも面白みがないし、かといって違いすぎてもうまくいかない。
それぞれの個性がうまく調和することが大事とは・・・。
機械では計測できない、センスが光るお仕事!
素敵ですね~
この調律の奥義を知った上であの演奏を聞いた人は、はたして何人いるだろうか。
なんとも興味をそそる話で、いつも楽しみです。
ピアノの魅力ってすごいですね。
どの分野をとって見ても、その道を極めた人の言葉って、これから極めようとする人にとって、大きな意味になります。
ピアノってそんなに奥が深いんですね。私も大好き
です(*^_^*)
ついこの間、某大学でピアノが4台とハープが4台と
かっていう大規模な曲を聞きに行きました。あまり
にも楽器を集めたりなんなりであまり世界でも演奏
されないそうです。私の記憶が正しければ・・・笑。
やっぱり4台となると大変なんでしょうね(;^_^A
そこまで思いが行ってませんでした~
こりゃ~ええこと聞きました!
大きさの違ったピアノの調律って、なんか子育てに似ていますね。子供も1+1=4なんて良く言ったりしてました(1+1+1=8なんて事も…)。ピアノって子供と一緒ですね~。それぞれを心から可愛がれば、いい音色を出してくれる。ーまーさんは、“ピアノの保育士さん”ってところでしょうか。
いらっしゃいまし。 ブログを始めたばかりとのこと、楽しいブログにしてくださいね。楽しみにしています。
セロ猫さん
お久しぶりです。ちょっと偉そうに書いてしまいましたが、ピアノ技術者はこんなこと考えながら仕事してるんですよ。
プラムさん
「センスが光る仕事」などとお褒めをいただけると嬉しいです。 地味な仕事で肩凝るし、いやになることもあるんですけれどね。何とか続いてます。
Unknownさん
ピアノを弾いた2人と調律した人だけがわかってただけだと思います。それで(が)いいのです。と思います。
Nmiさん
特殊な仕事なので、こんなことする人もいるんですよと、時には知ってほしいので書いています。
でもぼくは極めてませんよ。 極道者かもしれませんが…
よぅ☆さん
初めまして。ピアノ4台ハープ4台、そういう曲ありましたね。 他の楽器が絡むと今回のようなことは できないかもしれませんねぇ。
440さん
奥が深いというよりは、技術者も音楽に参加したいというでしゃばりな気持ちがあるからかも知れないです。 でしゃばりすぎで失敗することもあるし…
阿頼王さん
ピアノの保育士ですか? 面白い命名です。気に入りました。