磁気物理学研究室の研究活動記

鹿児島大学理学部物理科学科磁性研究と教育活動、周辺での出来事を中心に紹介しています。

がんばる卒論生と大学院生

2011年12月24日 11時12分57秒 | 研究
今、単結晶試料作成に向け、
4年生と大学院生とブリッジマン炉を製作している。
大学院生がリードしてくれている。
木曜日に材料が届き、夜中に組み上げたようだ。
つぎに、電気炉の温度分布を測るとのこと。
OKです。
電気炉を横に置いての温度分布は一度測定し、
見せてもらったが、
今度は電気炉を立てに置き、炉心間の
上と下の間隔も少し異なったので
もう一度確かめると、学生が行ってきた。

学生が自ら考えて設計し、実験し、
よく考えて次のスッテップに移る。
節目、節目で教授に報告し自分の考えを述べ、
意見を求めている。
すばらしい。
これぞ、「進取の精神を育てる」鹿児島大学の教育目標である。

(教授は何をしているの?)
研究に関する助言と学生が研究に欲しい物品の発注、
最後の責任をとる、ぐらいかな?
今回の学生のテーマは私が春に与えたテーマと異なっているが、
学生の自主性を考えれば、これもまたOKである。
大学院生の助言も大きい。
いい研究室になってきました。

大学院生は、就職活動で合同説明会参加で忙しいそうであるが、
みな、よく研究室をまとめている。
本当は、博士課程まで進んでほしいのだが。。。。

昨日は鹿児島大学理学部は授業がある日で、その夜はサイエンスクラブで
1年生が交流透磁率測定装置の製作と原理などについて
ティーチングアシスタントの大学院生から教わっていた。


K-Labは鹿児島大学理学部物理科学科で磁気物理学を研究する大学院生を募集しています。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿