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辞めない柳沢、辞めさせない安倍は驕りの現われ

2007年02月04日 11時14分29秒 | 政治
かれこれ1週間以上経っているが、
柳沢も辞めないし、安倍に辞めさせる気配もない。

今までだったら考えにくい状況。
このレベルの暴言の場合には、
自民党の中の良識(というか常識)が働いて、
表から裏から、閣僚を辞めさせにかかっていたと思う。
それが今回はその動きが全く見えない。

与党の一員である公明党は何を考えているのか。
太田は野党を非難するだけで、この発言の責任を取らせようとはしていない。
他の閣僚じゃない。「少子化対策担当相」の発言として認めて良いのか?
この職責を持つ大臣が「産む機械」と発言する、ということは、
その方向の政策が出てくるのではないのか。
それは正しいのか?
公明党の支持者には女性も多いと思うのだが、
彼女たちの票は要らないのか?

背景は、去年の衆議院選挙で与党側が圧勝したことだと思う。
野党側が審議拒否をしても議会運営は可能。
また、自民党内でも森派や安倍を支える勢力が圧倒的に多数なので
常識派は身動きをとれない状況なのかな、と思う。
(むろん、常識派といっても、それは選挙に勝つための常識であり、
 心底では「産む機械」と思っているかも知れないが)
その圧勝による驕りではないのか。
この驕りを正すためには、柳沢が辞めるまでの全ての選挙で
自民党・公明党の支持する候補を負けさせることが必要条件。
そうすれば、「選挙で負けるから」ではあるにせよ
(議会制民主主義での「正義」はそれしかないかも知れない)
まだマシな方向に行くのではないか?

「それは争点ではない」という声もあるかも知れないが、
野党には叫び続けて欲しい。

「自民党・公明党の候補者に投票することは、
  柳沢の発言、それを支える安倍の姿勢を支持することだ」

驕りを叩くべし。
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