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検察権力の相対化

2010年01月31日 13時41分33秒 | 政治
「小沢vs検察」はゴジラ級の権力闘争と英米メディア、「壊し屋」への勧告も(gooニュース・JAPANなニュース) - goo ニュース

「検察」は絶対的な正義ではなく、
一つの(敵対勢力も存在する)権力である、という見方。

国民の感覚は「リーク」問題もあり、
後者の感覚に近づきつつあるように思う。
だが新聞は、相変わらず「検察は絶対的正義である、誤謬はない」前提・信念で
記事を書いているように思う。

だがそれは正しいのか。
冤罪事件で、結果的に誤っていた検察発表をそのまま垂れ流しただろ?
損害賠償や正面からの非難を受けていないから、
誤った情報で無実の人を傷つけても、
それは仕方ない、で済ませているのではないのか。

このあたりの不信感、決して小さくないと思う。
今、小沢に対して「もっと説明せよ」との声が高まっている。
マスコミはその説明を「より疑惑は深まった」とさも中立であるが如く報道したり、
検察に「供述と異なっている」手がかりを与えようとしているように思う。
ただ、これを求めている国民の中には、
「歪められた報道の影響を排除し、直接知りたい」という意識もあるのではないか。
そこにあるのは、マスコミの報道内容が一方の立場からであることへの違和感。
ベースには「検察も絶対的なものではない」という
当然の感覚があるように思う。

私は、小沢は記者クラブに限定されない場で、
事実を説明した方が良いと思う。
国民は(亀井が言うほど)バカではないのでは?
マスコミの報道を全面的に信頼していないし、
何か黒い部分があったとしても、
「まあ、それくらいはやっているだろうな」と思ったり、
「どうせ自民党も同じことをやっていたんだろ」と思うのではないだろうか。
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