石原慎太郎・東京都知事が辞任を発表しました。「国政への再挑戦・転換」などの評価はとんでもない誤りで、「都政から尻尾を巻いて逃げ出した」とするのが正解です。首都・東京の労働運動を解体することはできなかった、とりわけ足下の東京都職員として働く労働者の団結を壊滅させることはできなかったということです。そのことに追いつめられて逃げ出した人物が新党立ち上げなんて、チャンチャラおかしい!既にある石原新党「たちあがれ日本」の惨状、自民党幹事長でありながら総裁選で惨敗した長男・石原伸晃の人望のなさ…などを鑑みれば、橋下徹=日本維新の会もちょっと連携には二の足を踏むのではないでしょうか。しかしながら、石原慎太郎のような人物を自然に朽ちさせるようではいけない。労働者階級の怒りの石つぶてをもって撃ち倒さなければなりません。