北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

国鉄千葉動力車労働組合の外注化阻止の闘いを全職場へ

2012年10月16日 | 日記
10/1を前後してJR東日本において検修・構内業務外注化をめぐって、国鉄千葉動力車労働組合・国鉄水戸動力車労働組合をはじめとする国鉄労働者によって闘われた外注化阻止決戦。偽装請負を弾劾する労働局への申し入れ、強制出向差し止めの仮処分提訴、出向事前通知の受け取り拒否、外注業務訓練に対する指名スト、外注先に乗り込んでの抗議追及行動…。ありとあらゆる戦術を駆使した闘いでした。この期間の闘いを見るだけでも、闘う労働組合の団結の強さと闘いの強靭さに驚嘆します。しかし、この外注化決戦をすべての産別・職場で闘うとするためには、ここに至る動労千葉の「12年間」をみずからの闘いに照らし合わせてとらえ直す必要があります。この「12年間」の闘いは、決して戦術的な対応で外注化をストップさせてきたわけではありません。外注化がねらいとする攻撃の全体性を見すえ、労働組合破壊と労働者の非正規化との闘いとして、日常の職場における権利侵害や合理化攻撃とひとつひとつ闘い、そのことによって労働組合としての団結を強化してきた、ここに焦点があります。その「12年間」に匹敵するみずからの職場における闘い、職場闘争と仲間づくり―階級的労働運動の実践をやりとげようということだと思うのです。それは特別にトリッキーな闘いであるはずもなく、ごくごく不断の日常的闘いです。

昨夜新宿で山手線を降りてホームを歩いていると、電車の中でケンカをしている若者に遭遇しました。30才前後のサラリーマン風の青年が車内からホームに突き飛ばされたとみるや、車内に飛び込んでドロップキック…しかし、学生風の青年に両足を取られてわき腹から床に激しく落下!その痛がりようからは、ひょっとしたら肋骨が折れたかも。駅員が数人かけつけて割って入って終了ゴング。本物のケンカで飛んじゃダメでしょう…ゲームのやり過ぎ。その後の構内放送が、「車両トラブル終了」だって。