北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

「子ども子育て新システム」との対決始める

2010年10月19日 | 日記
「(保育園)待機児童ゼロ特命チーム」事務局長に、あの村木厚子内閣府政策統括官が就任するとの新聞報道がありました。この人事はすなわち、民主党政権が推進しようとしている「子ども子育て新システム」の責任者であるということを明らかにするものでもあります。彼女は障害者自立支援法立案の責任者であったとのことですが、とうとう保育制度まで介護保険制度と同じシステムに投げ込んで保育労働者30万人の首切りをしようというのですから、失敗の轍を再び踏んでいく許しがたい政策です。
杉並区においても保育園の指定管理者制度による民間委託は4園ありますが、安全崩壊で民間委託が遅々として進まない現状があります。その事態を一気に突破しようとするのが「子ども子育て新システム」で、ある意味で「道州制の実験場」とも言える攻撃です。しかし、民主党政権に成算があるわけではまったくありません。保育労働者が現場から民営化絶対反対で怒りの闘いに立ち上がったら、それは必ず同じ労働者である保護者の共闘を生み出し、この新システムは計画段階で破綻を来してしまうでしょう。その闘いを訴えるために、保育園前でのビラまきと署名の宣伝活動を始めました。まずは自宅近所の上荻保育園から。妻と2人で1時間門前に立ちましたが、用意していたビラはすべて受け取ってもらいました。帰宅する保育労働者数人にも手渡すことができました。他区で保育労働者をしている友人も息子のお迎えに来て、記念すべき第1号署名者になってくれました…感激!この闘い、粘り強く継続したら必ず何かが生み出されるだろうという確信をもちました。東京西部労組交流センターの仲間たち、東京西部ユニオンの仲間たち、一緒にやろう!