北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

区議会第3回定例会を終えて

2010年10月09日 | 日記
約1ヶ月にわたる区議会第3回定例会―田中区長体制による初めての本格的区議会が終わりました。今回は09年度歳入歳出決算審議―山田前区長時代の決算なので、田中区長には直接の“責任”はないということになります。したがって「田中区政とは何か?」については、きわめてイメージ的なものとしてつかむしかないのですが…。一言で言って、議会に“緊張”がなくなっています。民主党区長の誕生と「新しい杉並」という民主党&自民党の野合会派が登場したことにも規定されているのですが、行政当局と議会との関係が体制側から見ても緩みきっています。そこが山田区政との大きな違いでしょうか。山田前区長の時代には、あのファシストが何を言い出すかわからないという“緊張”が、区長と幹部職員との間にも行政当局と議会の間にもありました。それがなくなっています。ますます革命的議員の存在が重要になっているのではないでしょうか!?年末に第4回定例会、来年2月から予算議会があり、いよいよ田中区政の姿が鮮明になってきます。統一地方選挙直前の予算審議は、これまでは区長選挙もあったのでいわゆる「骨格予算」が区議会に提出されて、ほとんど審議なしに暫定的なものとして決定され、新区長が誕生してから補正予算で本格的にプラン化されてきました。しかし今回は山田前区長の辞職による区長選挙があり、新区長による初めての予算案となることから、「本格予算」としてビッチリ審議されることになります。選挙直前に大変ですね。