ろくびー

山中清隆 作品日記
Kiyotaka Yamanaka

スロヴェニアmmmArt 9

2011-05-30 00:30:34 | 写真

KLINECワイナリィーの古いキッチンで焼いているのは、馬のお肉。
たくさん牧場を走らせてもらったのでしょうか
肉は硬目で、味はあっさりしていました。
美味しそうに盛り付けられた料理の写真は何枚かトライいたしましたが、
暗くてだめです。

KLINECのお兄さんがワイン作りを担当
弟さんがシェフで、美味しい料理や自家製生ハムとサラミを作っています。
生ハム・サラミを作っている工房は、
KLINECから少し離れたところにあって、
プールと広い庭のある気持ちのいい環境でした。




近代的な設備の中で美味しくなるのを待っているサラミ。
生ハムはちょっとリアルなので、撮影できません。

サラミは2種類。
豚とロバです。

豚は香りまろやかで、やさしい味付けの上品な印象です。
ロバは味も香りも大味で、塩かげんの裏にあるコクがなんとも美味しくて、
私にはロバが大ヒット♪
2次会だったのでお腹いっぱいでしたが、
何度もワインとパンとロバサラミをお代わりいたしましたね~


ぁぁ

ロバさん・・・・   でしたか。

てっきり
お爺さんと一緒にブドウを運んでるものかと思って、
ロバさんを見てはしゃいでおりましたが、
飼い主に愛されて、大事にされてはいるものの
彼らの現実はもっと厳しいっす。

道に生えてた草をあげればよかったのにな~





KLINECで深夜にスパークリングワインあけまくって、大はしゃぎの風景。
スパークリングワインをあけようとしてるのがKLINECワイナリーの弟のAleksさん
その後ろのベンチで喋っているベージュのズボンの男性が兄のUrosさんです。
氷の中に逆さまに突っ込んで冷やし
ナイフの一撃でスポッンとあけるんですね~
きれ~に瓶の頭だけが栓ごと吹っ飛んで、ブドウ畑に飛んでいってました。
(ピンボケですみません。)



この写真はmmmArtスポンサーワイナリィーのSCUREKでの試飲会風景

SCUREKのホームページ
http://www.scurek.com/

写真右側の男性がSCUREKの方です。
ストレートにブドウの味を追求してこられたのかして、
飾りっけのない親切な説明と、ブドウの味のイメージをしっかり持っておられる
彼の目線が印象にのこりました。


何種類かの白を飲まさせていただきましたが、
それぞれのワインの味がスパッと切り替わる、そのブドウの美味しさ重視のようです。
SCUREKワインのイメージのもたつきが全然無かったですね。
料理と合わせてじっくり付き合いたい魅力的なワインでした。




SCUREK地下室のワイン樽




この2樽だけスケルトンになっていました。
水はまったく入れなくて、ブドウから発酵して液体が出るそうです。






mmmArtのスポンサーワイナリィー3社
それぞれ試飲会をしてもらって思いましたことは、
ワインを造ってる人と、工房と、出来上がるワインの味の印象は一致いたしました。
個性ある日々の努力と、自然を知り、取り込み、育てる作り手のイメージの積み重ねが、
きっと
ワインの美味しさの正体なんですね~



はたして

絵を描いているのだろうか?



つづく


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スロヴェニアmmmArt 8

2011-05-26 23:30:56 | 写真

KLINECワイナリィの敷地内にあるこの建物がアトリエです。
ここで、17名がそれぞれの作品を5日間で制作しなければいけません。
(外で描いてる人もいました)
制作時間が短いだけに、いままでやってきたことを素直にする以外に方法が無いもので、
けっこう諦めといいますか、気持ちは落ち着いておりました。
(ピランでスケッチもしたしね♪)

あとは、
どれだけ楽しめるかでしょうか・・・・




アトリエ室内。
左の女性は宮塚春美さん
正面は中国系カナダ人のリュウさん
場所は早い者勝ち!




KLINECでの昼食風景
青いデニムシャツの男性が佐部利 典彦さん
壁に掛けてある絵はmmmArtの中心的アーチストのエツコ(Etko Tutta)さんの作品。



その反対側の写真
右奥の赤いシャツの男性がチーフマネージャーのクレメン(Klemen Brun)さん
クレメンさんもアーチストで参加しておりますが、
制作のあいまに必ず皆に気を配って声をかけてくれて、マネージャーとしても
いい仕事ぶりでした。

クレメンさんのホームページ
Klemen Brun
http://www.klemen.3-a.net/
(作品をクリックしにくいところがニクイ!)




入り口すぐにあるバール風カウンター




調理場とは別に古いキッチンもあって、とっても可愛らしいです。



2日目、3日目、4日目と夕方から深夜まで、
色々と催し物が用意されていました。
かなり充実しすぎていて、おなかいっぱいで
苦しい日々だったような気もいたしますが、
とてもいい思い出になっています。




mmmArtのスポンサーの
MOVIAワイナリィの地下ワイン倉庫で、ワインのテイスティング風景。
写真のボトルは全部1.5リットルの大瓶
写真右からMOVIAオーナーのAlesさん、アーチストのEtkoさんと春美さん。



MOVIAワインの樽




さらに地下深くにはMOVIAビンテージが・・・・50年物!




飲ましてもらったのは、MOVIA Veliko belo(白)2003 1.5リットルとPuro(スパークリングワイン)です。

2003年の白はとても出来がいいそうなのですが、0.75リットルは無し


気になるワインのお味は・・・・

Veliko beloは熟成タイプのとてもゴージャスなワインで、
一度飲んだら忘れられないぐらいのインパクトでした。
いつまでも残るその口の中の香りを楽しんでしまって、
次の一口がなかなか進みませんでした。
ワインだけでずっと楽しめる内容ですね。
値段もゴージャスですが、価格以上のパフォーマンスがあるように思いました。

Puroもとても美味しかったのですが、Veliko beloに気持ちを持っていかれた後だったので、
しっかりと味わうことが出来ずに飲むタイミング的には残念です。

mmmArtのスポンサー三社の中で唯一、日本にも入ってるみたいなので、
自然派熟成タイプ好きの方にはお勧めですよ♪


MOVIAのホームページ
http://www.movia.si/movia
ホームページにはビデオが二つ見れまして、
私達が現地で訪れたときと同じようにAlesオーナーが迎えてくれる作りです。

一つはMOVIAの自然派ワイン作りについて、長く熱く説明してくれます。
もう一つは、MOVIAのスパークリングワインPuroの栓抜きの仕方です。
逆さまに冷やして(冷やす温度も重要)水の中で栓を抜くのですが、
床を汚さずにすむし
余分な沈殿物が水の中に出てくれるので、
クリアーな美味しさだけが瓶に残る優れ技だそうです。
また炭酸が強烈なので普通に抜くと半分ぐらい飛び出て、大惨事になるかもです。
(注意:普通のスパークリングワインの栓とは別物)





飲み会は深夜まで・・・・

つづく



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スロヴェニアmmmArt 7

2011-05-21 18:05:33 | 写真
今回のmmmArtには、スロヴェニア、クロアチア、オーストリア、カナダ、
フランス、ギリシャ、スイス、日本からの17名のアーチストが招待されていまして、
すどう美術館からの推薦で、日本人アーチストは3名。
宮塚春美さんと佐部利 典彦さんと私です。
皆さん現地で初顔合わせと思っておりましたが、
クレメンさんと一緒に車に乗って迎えに来てくれた佐部利さんは以前、
神戸のグループ展でご一緒したことがある方だったのでビックリ!
安心いたしました。

会場のKLINECワイナリーに着きますとアーチスト皆、
KLINECワインをたらふく飲んでいまして、
すでに出来上がっておりました。

どうやら今日は
楽しく出来上がってもらって、
明日からいい作品描いてくれ!
という趣旨みたいです♪



KLINECのホームページ。
http://www.klinec.si/

気になるKLINECワインのお味は・・・・


どれも素朴にこだわった味で、料理を引き立てる控えめな演出がかっこよかったです。
飲みやすさよりも、しっかりとしたナチュラルさが特徴でしょうか
作り手のピュアな感じが、ワインの味にもよく出ているように思いました。
イタリアでよく飲んだベネトワインとはまた別物で、性格も違いました。
こんなことは生まれて初めてなのですが、たらふく毎日飲んだのに
悪良い、二日酔いが、まったくなかったです。

で、日本にKLINECが入っているのか検索しましたら、
KLINECの凄い現地レポートをされています方のブログを発見しましたのでご紹介。
http://italianwine.livedoor.biz/archives/1545607.html
よっさんの『心のワイン』
KLINEC前編・後編とあります。
私の舌では読み取れないワインの奥深い描写がお見事!


美味しい料理と美味しいKLINECワインを思う存分楽しませていただいた翌朝、
私の宿泊先は少し離れたSCUREKワイナリーで、KLINEC会場までは徒歩30分。
道が右に左に蛇行しているし、桜も咲いてて楽しい道のりです。



SCUREK宿泊施設内の樽の上のネコ。





SCUREKを出ると、こんなのどかな心楽しいブドウ畑風景が広がっていて、
きっと30分があっという間ですね。





道は右に左に重なり合う丘の上をなぞるように走っていました。
左の白い花は桜。右のうなだれている葉の見えない木はイチジク。





あっ
ロバがいました。
行ってみましょう!

ブドウを運んでいるのでしょうか?
とても人懐っこいですし、触らせてくれます♪
寒いのかして毛が長いですよ。

ウゥゥゥ ウヒィィ~ ウヒィィ~




遠くアルプスの白い山肌が見えるのが分かりますでしょうか。
左の丘の村の向こう側の開けた町は、もうイタリアです。
チャオ~





あぁ
ヤギがいました。
行ってみましょう!

・・・・・
逆に私が見られているような~
角が立派なヤギさん
後ろの子ヤギが可愛らしい。




丘の上に見えます集落がメダナで、
背の高い教会の塔の右手にKLINECがあります。
あともう少しかな~






あぁぁ
アヒルでしょうか?
ガンでしょうか?
行ってみましょう!

少し大きいですね~
つぶな目が可愛らしいです。
が、私が美味しそうな目で見ているのかして
こっちに来てくれません・・・・

そういえばピランで白鳥の飛んでる姿を生まれて初めて見ましたよ。
あいつはデカイですね!5羽がVの字になって頭の真上を飛んでいったのですが、
羽音も大きく、ふぁ ふぁ ふぁ ふぁ ふぁ ふぁ なんて
鳴っていました。



あぁぁぁ

KLINEC会場に着くのだろうか・・・・





つづく




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スロヴェニアmmmArt 6

2011-05-17 23:57:05 | 写真
ピラン(Piran)から今回のmmmArtの目的地メダナ(Medana)へは、
mmmArtチーフマネージャーのクレメンさんの説明によると、
長距離バスが沢山出ているということだったので、
このバスでノヴァ・ゴリツァ(Nova Gorica)まで行って、
着いたら電話して迎えに来てもらう手はずになっていました。

出発前日にツーリスト・インフォメーションに行って、
ノヴァ・ゴリツァ行きのバスの時間を尋ねましたところ、

「明日の日曜日は、夜の便しか無いよ♪」

・・・・

で、
ダイレクトには行けないみたいなので、
バスと電車を使って行くことにしました。
9時半のコーペル(Koper)行きバスに乗り
コーペル午後1時45分発の電車に乗れば、夕方5時にはノヴァ・ゴリツァに着くとのこと。

安心。


ピランからバスに乗ってコーペルの駅に着いたのは10時半ごろ
まずは電車のチケットを買いにいきました。

駅は改装工事中でして、ビル工事現場の中にある緑の窓口風。
中には女性の駅員さんが一人、笑顔で応対してくれたので嬉しかったです。

が、「電車は駅が改装工事中なもので、この駅には来ないのよ♪」と、駅員さん。

・・・・


でも
振り替えバスを用意してくれてまして、同じ時刻に駅から出発して、
電車の来る駅まで送ってくれるそうです。

安心。


出発まで時間があるので、荷物をローカーに入れてコーペルの旧市街を観光。




あっ
チビッ子がうなだれてフラフラと・・・・歩くのもままならない様子。

かなりのショックだったのでしょう。

たぶん今先ほどの事件ですね。
100メータ範囲内でしょうか?


あぁぁ
ゲートの奥左側上に美味しそうなジェラート屋さんの看板が!

これか・・・・



まぁ
希望が叶わんことだってあるよ
お母さんはきっと、君のことを思って、
この先も色々と希望が叶わなかったとしても
決して折れてしまわないための心の訓練を
嫌がらずに付き合ってくれてるんだから
安心しなよ!

で、後ろに何気に建っておりますのは、
ベネチア共和国時代に造られた執政官の宮殿だそうです。



旧市街で食事を取ろうと思っておりましたが、
一人で楽しめそうな気楽なお店が見当たらず
結局、駅まで戻ってしまい、
駅前売店にてハンバーガーとビール♪


出発時刻になりバスに乗り、30分ほどでローカルな駅に到着。
ローカルな電車に乗って、また一度乗り換えがあり、
またローカルな電車に乗って、窓から見えるブドウ畑風景です。

で、5時過ぎにノヴァ・ゴリツァ到着。


電話、電話と・・・・  ?


無い。


駅前唯一のバールで尋ねましたが・・・・


無いぃぃ


最近の携帯電話の普及で無くなったそうです。

が、親切で綺麗なバールのお姉さんが携帯を貸してくれました。

ありがとう♪



で、クレメンさんに駅前のバールまで迎えに来てもらって
メダナのmmmArt会場に無事到着。
写真はこのイベントのスポンサー・ワインナリーKLINECの敷地内合成写真。

写真中央、緑の鎧戸のある建物が、
これから始まる夢物語のアトリエ・・・・

です。



つづく



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スロヴェニアmmmArt 5

2011-05-15 00:54:12 | 写真

結局ピランには8日間滞在しました。
春先の変わりやすい天候のせいでしょうか、
とても寒い日や、ぐずついた雨の日もありましたが、
春らしい暖かく穏やかな日もありました。

穏やかな日は港の海が鏡のように美しい風景を映してくれます。

実際の風景と水面に写り込んだ少しゆらめく風景とで、
町のサイズは2倍、美しさは2倍以上。
夕暮れのどこか物悲しい効果も手伝って、感動でしばらく足が止まりました。


たぶん

人も
波風のない穏やか心の水面をいつも守っていることが出来たなら
守っているその人の強く美しい姿が写り込み
その人以上の大きな大切な力となって
その人と共に
ゆらゆら存在してくれるような気がします。

何かをしたくても
自分独りの力ではどうしようもないとき

ピランの穏やかで美しかった港町を

思い出せたらいのにな~





ピランの岬から遠くベネチアの方向を眺めた同じ日の夕暮れ写真です。
ベネチアと同じアドリア海なんですけど
ほんと波が穏やか!
ベネチアだともっと波があるのに。

mmmArtの帰りにはイタリアに寄ってベネチアの友人に会いに行く予定で、
9年ぶりの大好きなベネチアですから少し複雑な気持ちでした。

で、100キロ先から様子見をしているしだいなんです。

ベネチアを




ピランの町は昔ベネチア共和国の支配を受けた名残が沢山のこっています。
その名残のある広場の合成写真。
夕方になると子供達の遊び場になり、とても賑やかでした。




Copyright2008-2011 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 塗る前の透明水彩画 510×375mm

で、その賑やかな広場の水彩用スケッチで、まだ塗っていませんが、
この広場のスケッチをmmmArtの大きな作品に合成することにしました。




つづく




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スロヴェニアmmmArt 4

2011-05-11 20:33:00 | 写真

丘の上の教会は、ピランで一番好きな場所です。
気持ちが詰まってしまっても、ここにくれば海も見えるし
真下に広がる箱庭みたいな屋根の上には、ネコがそっと歩いているし
その屋根の隙間からは楽しそうなピランの日常も垣間見れるし
いいことだらけです。

ネコの屋根散歩はそっと歩いているので、見ている側もそっと見てしまいます。
落ちやしないかと、そっとすることに集中してしまって写真を撮れませんでしたが、
スケッチの中に一匹だけ描くことができました。

この写真の右下テラスの楽しそうな集いは、
スケッチに集中していても、もらい笑いするぐらい、
いい感じの大きな声で笑っておられましたね。

お酒がおいしそう♪

屋上テラスに植物をいっぱい置くのもいいな~



あっ
こちらでは恋人どうしでしょうか?
美味しいおつまみと美味しいお酒を間において
気持ちのいい風景と大切な人と二人っきりでゆっくり語り合って・・・・

うらやましゅうございますです。



おっ
洗濯物が乾きました!
緑でいっぱいの素敵な屋上のテラスは、おばあさんの庭でしたか~

赤い服がお似合いですね♪

「おばあさんの庭」シリーズで描きたいぐらいでした。




丘の上の教会の塔に登り
鐘楼から見たピランの町の合成写真です。
外を眺めれる最上部はとても狭く、
もちろん大きな鐘が耳元で15分置きに鳴るので、
スケッチはかなりの時限爆弾的ドキドキでした。
耳をふさがないと立ってられないぐらいのデカイ鐘の音に毎回驚いてしまい、
スケッチブックと鉛筆を下に落下させてしまいそうになります。



で、鐘にビクビクして描いたmmmArt用真四角スケッチ





つづく




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スロヴェニアmmmArt 3

2011-05-10 23:41:01 | 写真

ピランの町中は曲がりくねった細い路地が迷路みたいに走っているのですが、
すぐ海に出たり丘の縁にぶつかるので迷子にはなりません。
でも丘の縁側は坂と階段が多いものですから、丸い果物など落とすと下までころがっていくので、
注意が必要です。 コロコロ

この写真の坂道を反対に登って行くと、丘の上の教会に出ます。
町を見わたせるこの丘は、冬の名残の冷たい風が穏やかに流れていて、
生えてまもない草達が気持ち良さそうにそよいでいました。

小浜島を思い出すな~

春の知らせの花でしょうか?
崖側の緑一面には、背の少し高い真っ白な可愛らしい花が沢山咲いていて、
湖面に映った光のようにゆらゆらと優しく風にゆれて輝いていました。

ほれぼれ眺めていると、
騒がしかった頭の中が不思議と静かになって
そっと何かを教えてくれているような
そんな気がしてきます。

絵にしたい。

「眺めて幸せ」を、眺めっぱなしで描けるなんて素敵すぎる!


でも
出会ったばかりでどうしたものかと・・・・まだピンときません。

今日はもう疲れているしぃ
描ききれる時間も無いしぃ
おしっこもしたいしぃ
明日にしよっと。



翌日

イメージがなんとなく見えてきたので、午前中に丘の教会へ



が、ないぃぃぃぃぃ!

白い花も若々しい草達も
綺麗さっぱり刈られていますです。


トホホ・・・・


小浜島でもあったよなぁ
学習しろよなぁ
わかっちゃいるけど・・・・・なぁ

わかっちゃいないんだよなぁ


チャンスは一度♪



あっ
木の根元に少しだけ白い花が刈られずに残っていました。
込み合っているからでしょうか、少し背が低いですし、あまりゆらゆらしません。
野良にゃんこと一緒にパチリ



丘の上の教会の合成写真です。
風がほんと気持ちいいですよ~



この気持ちいい教会風景をmmmArt用に真四角スケッチ








つづく



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スロヴェニアmmmArt 2

2011-05-09 00:15:34 | 写真

ガイドブックによりますと、ピランの人口は4800人。
観光地なのでホテルは沢山あるのですが、
ツーリストインフォメーションで尋ねてみますと、
シーズン前だったので、ホテルは4軒しか営業していませんでした。
岬近くの感じのいいホテルに決めて、さっそくお散歩。



かっ 可愛い船が走っています。 乗ってみた~い



おっ こんな浅瀬に定置網。



あっ その定置網に漁師さんが・・・・
網から出れなくなった魚を! 

が、大漁ではなかった。

ちょっと海賊ごっこみたいですが、漁船の目印は黒の旗みたいです(ゴミ袋みたいな)。


港や岸壁からルアーで釣りを楽しんでいる地元の人がちらほらいまして、
何が釣れるのかと眺めてましたらイカちゃん(尖がり系)です。
釣れたての美味しそうなイカちゃんを写真に撮ろうかと思いましたが、
なぜか可愛そうな気持ちになり撮りませんでした。

沖縄であんなに魚を釣って喜んでいたのに・・・・イカは別なのか!




丘の城壁からピランを見るとこんな感じで、
教会と塔がいいシンボルになっております。

ちなみに写真の左側の水平線を遠く真っ直ぐ100キロほど行きますと、ベネチアです。



で、この風景をmmmArt用に真四角スケッチ♪


正方形だもんな・・・・





つづく


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スロヴェニアmmmART 1

2011-05-06 23:50:41 | 写真
東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また被災地の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。


今、私のすべきことは、しっかりと自分の仕事を行うことだと思っています。

少しでも、間接的でも、いつか、どこかで、きっと、

支える力となりますように

頑張っていきます。



震災の少し前の2月ごろに、小田原のすどう美術館(2003年に個展)
から4月にスロヴェニアでの絵のイベントのお誘いがありまして、
関東に引っ越す予定を少し伸ばすことにして応募。
そして主催者側から正式な招待を頂き、スロヴェニア行きが決まりました。

この絵のイベントはスロヴェニアのメダナという場所で、
3軒のワイナリーがスポンサーになって1997年から続けてやっているそうです。

名前は

mmmART

http://www.medana-art.com/

イベントは4月3日から9日の日程で、その内の5日間の間に
120×120cm と50×50cmとSMホールぐらいの小さな作品の3点を、
制作して寄贈することが決められています。
制作日程が5日間しかないのとキャンバスに描くため、
乾くのが早いアクリル絵の具を使うことにいたしました。(お初)

真四角の絵は描いたことが無くこれも・・・・(お初♪)

風景画家の私としましては、スロヴェニアの町を取材して、
イベントの作品制作の題材にしようと思いましたので、
出国は少し早めの3月24日。

スロヴェニアはイタリアの上右隣の国で、
ガイドブックによると四国ぐらいの大きさ
言語はスロヴェニア語
人口は約205万人(2010年)だそうです。


丘の上はリュブリャーナ城


関空出発の飛行機はイスタンブールで乗り換えて、
スロヴェニアの首都リュブリャーナに到着。

昼過ぎに着いたのでホテルを探して決め、半日観光。

久々のヨーロッパはやっぱり嬉しいです。
煙突やら窓やら屋根やら壁やらが可愛らしくて・・・・


ガイドブックで覚えたスロヴェニア語の「ありがとう」を
スーパーのレジで使ってみましたがまったく通じません。

次にお土産屋さんでも使いましたが通じないので、
店員さんに「ありがとう」を教えてくれとたのみましたら
これが以外に難しい・・・・
店の中で何度も練習を指示され、やっとこさで合格!
無事に開放されたときにはもうヘトヘトでした。

ちなみに「Hvala」なんですが、
日本語読みで書くと「フヴァーラ」で、
力の抜けた「フ」が「ヴァ」と素早く引っ付いて鼻に抜ける感じで・・・・

やっぱり難しい!


翌日の早朝バスで港町ピランに移動、3時間ほどバスに揺られて10時前に到着。

ピランは日本にいるときから絵の制作に決めていた小さな港町です。




かっ かわいらしい♪


つづく




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