ろくびー

山中清隆 作品日記
Kiyotaka Yamanaka

スロヴェニアmmmArt 5

2011-05-15 00:54:12 | 写真

結局ピランには8日間滞在しました。
春先の変わりやすい天候のせいでしょうか、
とても寒い日や、ぐずついた雨の日もありましたが、
春らしい暖かく穏やかな日もありました。

穏やかな日は港の海が鏡のように美しい風景を映してくれます。

実際の風景と水面に写り込んだ少しゆらめく風景とで、
町のサイズは2倍、美しさは2倍以上。
夕暮れのどこか物悲しい効果も手伝って、感動でしばらく足が止まりました。


たぶん

人も
波風のない穏やか心の水面をいつも守っていることが出来たなら
守っているその人の強く美しい姿が写り込み
その人以上の大きな大切な力となって
その人と共に
ゆらゆら存在してくれるような気がします。

何かをしたくても
自分独りの力ではどうしようもないとき

ピランの穏やかで美しかった港町を

思い出せたらいのにな~





ピランの岬から遠くベネチアの方向を眺めた同じ日の夕暮れ写真です。
ベネチアと同じアドリア海なんですけど
ほんと波が穏やか!
ベネチアだともっと波があるのに。

mmmArtの帰りにはイタリアに寄ってベネチアの友人に会いに行く予定で、
9年ぶりの大好きなベネチアですから少し複雑な気持ちでした。

で、100キロ先から様子見をしているしだいなんです。

ベネチアを




ピランの町は昔ベネチア共和国の支配を受けた名残が沢山のこっています。
その名残のある広場の合成写真。
夕方になると子供達の遊び場になり、とても賑やかでした。




Copyright2008-2011 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 塗る前の透明水彩画 510×375mm

で、その賑やかな広場の水彩用スケッチで、まだ塗っていませんが、
この広場のスケッチをmmmArtの大きな作品に合成することにしました。




つづく




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