四国カルストは愛媛と高知をまたがった山の上にあるのですが、
そのなだらかな山頂の高原を利用して、牛の放牧がなされている素敵なところです。
カルストとは石灰岩の大地のことを意味するらしく、
四国カルストの石灰岩は、昔々の南の島のさんご礁の名残なんですって!
昔といっても太古ですけど!
はるか昔のさんご礁の思い出かぁ
そう思うと
岩が愛らしく見えてきますね。
もぐもぐ・・・
あっ
お昼は
ぼたもち三つ
ご馳走様でした。
四万十川の上流近く
静かな場所に車を止めて
川を眺めてしばし休憩。
川の流れがとても穏やかなところで、鏡のように風景を写しています。
茹でたてのブロッコリーみたいに美味しそうに写る木々たち
僕のサラダは毎日ブロッコリー!
そこに1羽のシラサギが水面近くを
音もなく飛んできました。
水に写る白い姿が
妖精のように神秘的で
息を呑む美しさです。
あぁぁ
綺麗だな~
シラサギさんは
水に写る
その美しい自分の姿に惚れ込んでいるのか
これからデートなので身なりを気にしているのか
一人じゃ寂しいので寄り添っているのかは分かりませんが
事実
あなたは
本当に素敵で綺麗です。
心がこの川のように
静かで穏やかであったなら
きっと
素直で美しい
本当の自分の姿を写し出し
川面に写るシラサギのように
現実と重なって
作ることの出来ない
微笑みとなり
あたたかく
出会えるのかもしれませんね♪
ギーギー(アマツバメ)
愛媛と高知の県境の山の上
四国カルストの空にアマツバメを発見!
こんなところで再会できるなんて嬉しいです。
ベネチアに滞在していたころ
このツバメの親戚のヨーロッパアマツバメが
運河をギーギーと鳴きながら得意げに飛び回っていて、
体は大きく翼はブーメランのように長くてかっこいいので
いつも惚れ惚れと眺めておりました。
ベネチアで絵を描き、夕暮れになって道具を片付けていると
耳に聞こえるのは運河の優しい水の響きと、ギーギーの声。
思い出ってありがたいもので
この声を聞くと僕の心はベネチアの中の静かな夕暮れ時に舞い戻ってしまい
懐かしさに優しく包まれます。
大好きなんですけど、
近くに来てくれないので、
お顔を知りません。
どこかにとまり休んでいる姿も見たことがありませんし
巣も見たことがありません。
噂では
なんと飛びながら寝ることが出来るそうなので(どうやって調べたんだろう?)
手の届かないお方でございます。
僕のカメラではギーギーは写らないので、
せめてギーギー目線で牛さんをパチリ♪
ツバメの現実は厳しいらしく
子供が巣立って海を渡ることが出来るのは、わずか13%ぐらいで、
寿命も短くて平均1年半ですって!
僕の小学校の同学年が200人ぐらいだったと思うから
ツバメにあてはめると成人できたのは26人てことか~
僕は、はたして生き残っていただろうか・・・・
とりあえず感謝っす。
いつもあんなに仲良く追いかけっこして「ギーギー」って、お喋りしているのに
海を渡るときは一羽で渡るそうです。
広い海を渡ってる間
寂しいだろうに・・・・
きっとそうしなければならない厳しい現実があるんですね。
目的地で
また同じ恋人と出会えるのだろうか?
出会えたら
嬉しいね♪
ギーギー
カメノコテントウ
出会いました。
愛媛と高知の県境、
四国カルストの山の上の気持ちのいい牧場の道にて
図鑑でしか見たこと無かった憧れの
カメノコテントウさん
気づかず踏まなくてよかった~
思い続けて30数年
一度見てみたいと思っておりましたデッカイてんとう虫
ナナホシテントウの倍ぐらいはあるでしょうか?
大物ですね。
お話したくて
指をそっと前に置いてみましたら
どうやら驚かしたみたいで
あたふたして
ぶ~ぅぅぅん って飛んで
一回旋回して
プイ !
遠くへ飛んでいきました。
恋焦がれた時でなく
今、出会えて本当によかった。
若き日の僕であったなら
きっとあなたを捕まえて、
無神経にひどいめにあわしていたでしょう。
今度出会えたのなら・・・・
指に乗って ね♪