ろくびー

山中清隆 作品日記
Kiyotaka Yamanaka

「2010 大阪 山中清隆展 」本日開催いたします。

2010-10-25 00:24:28 | 作品展案内
■「2010 大阪 山中清隆展 」2010年10月25日(月)~10月31日(日)のお知らせはこちら

「2010 大阪 山中清隆展 」本日開催いたします。

皆様のお越しを、心よりお待ちしております。


今回の大阪制作は、
水の都をテーマにいたしましたので、
取材は中ノ島界隈です。

で、
中ノ島を取材スケッチしていた時
足もとに小さなカニを発見!
写真がそのカニカニ。
いるんですね~
ちょっと描くには小さいので観察だけでしたけど
小浜島のオカガニを懐かしく思い出しました。



中ノ島の東洋陶器美術館の横の橋の上から、何気なく川を眺めていましたら
鵜が水中からボッコリ現れ、
ニュルリュルと暴れているウナギを咥えているではありませんか!

面白いので観察♪

おっ

ニュルっと逃げられ、また潜り追いかけます。

あっ

また潜って捕まえてニュルニュル

おっ
ニュルっとまた逃げました。

あっ
またまた潜って捕まえました。

おっ
またまたニュルっと逃げました。

あっ
またまたまた潜って捕まえました。

おっ
またまたまたニュルっと逃げました。



あぁぁぁぁぁ

戦いは流れに乗って
橋の下に移り、見えなくなりました・・・・。


どうか

ウナギが逃げてくれて

いつか

私達の食卓に上りますように。


ニュル♪


追伸:

個展初日の月曜日、午後6時より個展会場にて、
ギャラリーもずさん企画
美人二胡奏者お二人によるショート演奏会がございます。

どうぞお楽しみに♪







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イタリア・ベネチア3 「回る空」

2010-10-11 23:58:31 | 油彩画ベネチア3
Copyright2008-2010 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 「回る空」油彩画  30号F  2002年(個人蔵) イタリア・ベネチア


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思い出の絵
イタリア・ベネチア3

「回る空」

この絵の舞台はベネチアの端っこの端っこにある
白くて可愛らしい傾いた塔のあるサン・ピエトロ・カステッロ教会のこれまた端っこです。
当時住んでいたアパートの近くでしたので、よくここに来て眺めていました。
教会の前が少し開けた芝生の庭になっていまして、緑の少ないベネチアでは
かなり、ほっといたします。

はじめ
芝生の緑を中心に描き始めましたが、
なぜだか、だんだん空が大きくなってきて
主役の座まで奪われてしまいました。

緑の上に腰をおろして
じっくり空を眺めたくなったのかもしれません。

空はいつでも見たい

出来れば雲の切れ間からでも青空が見てみたい

見つめてみれば、
悩み事とか目指す方向とか
果てしなく澄み切った深さと遠さで
なんとなく教えてくれる優しさがあるし

青空に浮かぶ雲に心を乗せてみれば
山とか海とか思い出の場所とか思い出の大好きなシーンとかを
胸一面に大きく映してドキドキさせてくれる不思議がありますから

で、
たまには
主役になっていただいても
よいものかと・・・・







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イタリア・ベネチア3 「イワシ舟40才」

2010-10-10 20:46:22 | 油彩画ベネチア3
Copyright2008-2010 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 「イワシ舟40才」油彩画  4号F  2002年 イタリア・ベネチア





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思い出の絵
イタリア・ベネチア3

「イワシ舟40才」


この絵の舟は、お世話になった大家さん夫妻の舟で、
もともとは漁師さんの使っていた漁船だそうです。

その名残で名前はイワシ舟
色とか形とかが可愛らしく
大きさもちょうどいいサイズの人気者。
絵はいつもの停泊場所で、夢見心地で休んでいる時のイワシ舟くんです。

漁から引退して持ち主が変わっても活躍の場があって、
もっぱら人を乗せてのお楽しみドライブばかりですが、
生まれてから40年のイワシ舟くんにはちょうどいいお仕事。

私もこの人気者の舟によく乗せてもらって
ベネチアの運河散歩に連れてってもらいました。

舟から見るいつもの風景は、
歩いている時とだいぶ違って、
少しずれて
低く見上げる視線で
滑るように流れて行き
映画の中に入り込んだときのように気持ちよく愉快です。

最近残念ながらエンジンが壊れてしまって廃船になったそうですが、

絵として
思い出として
いつまでも私の宝物ですし
今でも心の中でトコトコ言いながら
みんなの思い出と、
大家さん夫妻と共に
ベネチアの運河を元気に走っています。



トコトコトコトコ・・・・♪













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イタリア・ベネチア3 「鳩のテラス」

2010-10-09 21:19:35 | 油彩画ベネチア3
Copyright2008-2010 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 「鳩のテラス」油彩画  2号F  2002年(個人蔵) イタリア・ベネチア


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思い出の絵
イタリア・ベネチア3

「鳩のテラス」




水上バスのサンマルコーラを降りたところのピンク色の建物を見上げると
この絵に描かれている鍛冶屋さん手作り花壇テラスがあります。

水はじょぼじょぼ下に落ちますが
見た目はとても可愛らしいです。

ベネチアの町にはあまり土や花がありませんので
せめて窓からお花ぐらいは眺めたい気持ちの形ですね。

このテラスには花は置かれていませんでしたが
かわりに鳩が休憩しておりました。

なんとなく
出入り自由な鳥かごのようで
すぐに気に入って描きました。

ここだけの話ですが、
ベネチアの花屋さんの前を通るとき
ポーチュラカの葉っぱとか折れた茎とか
落ちてないか良く見て探し
落ちているとこっそり拾って持って帰り
植木鉢の土に挿して水をやって楽しんだものです。

はじめはぐったりしていますが、
何日かすると葉っぱ一枚でも
根付いて立っているときがありますし
花か咲くまで何色だか分からないところが
またいい感じです。



買いもしますが、
楽しいので

止められません。









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イタリア・ベネチア3 「待つ犬」

2010-10-08 20:22:08 | 油彩画ベネチア3
Copyright2008-2010 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 「待つ犬」油彩画  6号F  2002年(個人蔵) イタリア・ベネチア


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思い出の絵
イタリア・ベネチア3


「待つ犬」



運河を背にした小さな教会の絵です。


この教会を囲むように家が建っていて、
絵には描いていませんが
その一軒が小さなスーパーになっています。

犬とお散歩中に買い物によったのでしょう
ダックスフンド2匹が向かいの教会につながれて
スパーの出口をじっと見つめていました。


一途ですね~
よそ見いたしませんし
相棒と世間話や小競り合いもありません。

ひたすら
大好きなご主人様を心待ちにして
出てくると、飛んで大喜び!

心の喜びって
一瞬で大きくなって
あたり一面が幸せ色に変わってしまうんだから
不思議です。

パッと咲いて
パッと過ぎ去っていくけど
希望が叶ったこの一瞬に
生きる喜びの秘密があるのかもしれませんね。



愛情いっぱいに飼われたワンちゃん

飼い主さんが全てなんだな~



追伸:


水の都大阪の油絵をひたすら描いています。

油絵が久しぶりで懐かしく
連動してベネチアが懐かしいです。
























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2010年 大阪 山中清隆展 2010年10月25日(月)~10月31日(日)のお知らせ

2010-10-01 00:10:38 | 作品展案内
Copyright2008-2010 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 「朝の天神橋」 透明水彩画 4F(352×243) 2010年作(個人蔵) 大阪


山中清隆展のご案内です。
今回の舞台は生まれ故郷の大阪。
水の都をテーマに油彩画と水彩画で描いてみました。

「2010 大阪 山中清隆展 」

■会期
2010年10月25日(月)~10月31日(日)
AM11:00~PM7:00(最終日PM5:00)

■会場
〒541-0044
大阪市中央区伏見町2-2-3 伏見ビル3F
ギャラリーもず
TEL:06-6231-2035
FAX:06-6231-2034

■アクセス
地下鉄堺筋線「北浜駅」6番出口徒歩1分
地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」11番出口東へ徒歩6分
京阪「北浜駅」徒歩7分
※駐車場はありませんが、近くにコインパーキングあり。

■地図


大阪での個展のときは、必ずお世話になっているギャラリーもずさんの3階会場が、
残念ながら今年度でお閉めになることになりました。
愛着ある伏見ビルですが、もずさんでの個展は今回が最後となります。

伏見ビルと歩ませていただいた10年
色々ありました。
出会いは、イタリアの油絵
そしてモロッコ・インド・ネパール・小浜島の水彩
締めくくりの今回は、大阪の油絵と水彩です。

大阪生まれの水の都好きの初めての大阪の絵展
この機会にぜひ、ご高覧ください。



追伸:

油絵を描くのはイタリアを最後に8年ぶりの久々くんなもので、



あぁぁぁぁ・・・・